ますたに伏見桃山店@伏見大手筋商店街ちょっと南:中華そば+ライス小

新規開店の情報ソースはここ
昨日、お店の前を通りかかったときはまだ「準備中」だった。

この日、もしかしたら....と思って通りかかったら、本日11時開店とある。
コレはもう狙うしかない(何を?)と思い、シャッター(←月刊誌Leaf2010年2月号p41参照)決行。
開店の時間までに、私の後ろにもう一人並ぶお客がついた。
店前で開店を待っていると、通りがかる人はみな一様に、好奇の目で本日開店の様子を確かめて行く。次々と花屋さんの商用車が到着し、胡蝶蘭が運び込まれる。ドア越しに、刻々開店前の緊張感を漂わせている様子が見える。
定刻を少し過ぎて、開店。
小上がり席もあったりして、左京区の本店に比して席数はかなり多い。
カウンターから厨房が見えない造りになっているのも本店同様なのは偶然か、それとも意図的にそうなのか?(厨房はお店の一番奥になる。)

また、コートハンガーや荷物を入れるためのカゴが用意してあったりで、気が利いている。
オープンしたばかりの緊張感の中、スタッフから案内してもらうことはなかったが、せっかく用意してあるのだから、使わせていただくことにした。

メニューには、担担麺・チャーハン・唐揚げ・温泉玉子・スイーツなど、本店にはないものがある。
(ますたに本店の目と鼻の先にある2号店・白川店も多彩なメニューらしいが、行ったことないのでわからん) 

でも、まあ、ここは兎も角、中華そば(並)+ライス小 と、ますたにの定番メニューで注文することにした。

これが、ますたに伏見桃山店の営業用ラーメン第1号。
記念すべき一杯(?)を心していただく。
まず、ますたに特有の、いかにも中華そば的な動物系食材を煮詰めた独特の匂いが強い。
背脂醤油系京都ラーメンの源流が「ますたに」であるという歴史的な流れは、ラーメンが好きな人の間では有名なことであり、ココを起源に弟子格である「ほそかわ」、はたまた同様のタイプを提供する「来来亭」や「珍遊」などなど、枚挙にいとまがないが、いずれも匂いにコレほどインパクトがあるものは滅多に無い。
新規開店第1号作品にしてこの匂いを醸し出しているあたり、サスガ「ますたに」の看板を背負ってデビューするだけのことはある。
ただし、匂いに比して、出汁の味わいに今ひとつ深みが無いこと、開店第1号で慌てていたのか、麺がダマになったままだったこと、カチカチなチャーシューも改善できる余地は十分にあること等、色々感じることもあった。
老舗のカンバンの味を守りながらも進化させていくか、守りのままでやっていくのか、は、まさにこれからというところ。
いずれにしても、京都府の南の方に住まう者としては、より近くに「ますたに」がやってきたことを喜ぶものである。
営業時間_11:00~21:00
定休日_毎週金曜&第4木曜日。

及び、地図。




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