ラーメン桃李路(とうりみち)@唐橋:海老味噌つけ麺プロトタイプ&限定海老油そば

この日、近場への買い物ついでに立ち寄る。入店すると、扉の横にある食券販売機の画面は紙製のフタで覆われていて、何事か?と思っていると、店員さんにより強制アルコール手指消毒の洗礼を浴びる(笑)。コロナ禍のいま、このようにして確実に感染拡大防止対策を施す姿勢があった方が、食べに訪れた側・お店側の両方で安心出来て良い。
手指消毒が行われた後、店員さんにより券売機画面の紙のフタが外され、ここでようやくタッチパネル式券売機の画面に対面することになる。
ところで、テーブルのところに置いてある「お品書き」には「ご注文が決まりましたら、商品の番号を入力してください。」とあり、各商品には2ケタの番号が割り当てられている。
この2ケタ番号は、先代の食券販売機の名残りで、今のタッチパネル式券売機には必要ないものだが、お品書き上には依然残っている、というわけだ。ちなみに先代の2ケタ番号入力式券売機は今、同じ滋賀県の愛荘町で朝早くから活躍していることは、関西・東海・北陸方面のラヲタのみならず、全国区的に知れ渡るほど有名なハナシだそうだ(呈蒟蒻調べによる)。
で、この日の狙いだった限定麺海老油そばの食券を買って店員さんに渡そうとした。すると店員さんが「もうすぐ発売予定の新作海老味噌つけ麺もできますがいかがですか?と、店長がお客様にお伝えしてくださいって言われました。」とおっしゃる。そうとあらば、せっかくのオファーをお断りする理由はないので、受けて立つことにし、追加分の150円を硬貨でお渡しし、新作プロトタイプをいただくことにした。ちなみに同行者はこの食券の海老油そばを注文。

暫し待つ間、テーブル席から真正面に見えたこの臨書、開店当初から飾っってあったかしら?「桃李不言 下自成蹊」と書いてあるらしい。桃李(とうり)ものいはざれども、下おのづから蹊(こみち)を成す=桃や李(すもも)は何も言わないが、美しい花や良い香りの果実を求めて人が集い、
その樹木の下には自然と蹊(こみち・小道)ができるという意味だそうな(調べました)。つまり、これが「桃李路」たる屋号の由来であることは間違いないであろう。
やがて出来上がって運ばれてきた新作つけ麺のプロトタイプ。それでは、心して、いただきます。
麺の器はストレート太麺に半熟味玉に豚バラと鶏のチャーシュー。麺と肉については、昨年六月にいただいた「二種の味くらべつけ麺」のときとほぼ同様と思われる。
そしてコチラがつけ汁の器。タイトルは「海老味噌」つけ麺…。目の前に現れた途端に、いただく前から香り立つ海老。
麺に絡めて啜り込んで味わってみると、単に海老だけでない、味噌が前面に押し出てくるでない、肉味噌と、海老の香りと味わいと、ほんのりと辛味の中に、なんとも複雑な野菜由来の味わい、食感。茄子が入っているのは分かった。あと、カボチャっぽい食味と色合いは何、さっくりとした歯ごたえのコレは???結局、茄子の他にセロリ・レンコンにカボチャっぽい食感はズッキーニだそうな。もはやコレは、つけ麺のつけ汁というより濃厚な海老肉味噌シチューといった感じ。まさに桃李路ならではの独自性。次の日、9月6日から発売されている。
一方、同行者注文の限定海老油そばがコチラ。豚バラと鶏のダブルチャーシューの下には、大量のモヤシ、ワシワシの太麺に海老のカホリと味わいにけっこう強烈なニンニクパンチ。どちらかというと二郎系をモチーフとしたガッツリ系でしたねコレ。


桃李路ラーメン / 唐橋前駅京阪石山駅石山駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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