自家製麺と定食 弦乃月@愛知郡愛荘町東円堂:醤油そば弦乃月ブレンド

前日の店主ツイートに、これまた唆られる画像がぁぁぁっ!!
ってことで、コレを逃してはなるまいと早朝のWeb予約受付開始を狙うも、この日は14番手。まあ、いい。朝ラーメンとしてはちょっと遅い時間になるが、とにかく行けば食べられる権利はゲットした。
この日の営業開始は朝8時から。14番目がやってくる時間を予測し、琵琶湖大橋に差し掛かったのは7:54頃。
して、8:44に来店案内がキタ。うん。ジャスト・イン・タイム。
ははーん。コレが現在内装工事中のトナリのテナントかぁ。昨日からペンキ・シンナーのニオイが充満してたまらんかったそうな。で、ともすれば、この日の営業は止めるかもとも言っていたが、後から聞いたところによれば、午前2時頃から店内の換気を徹底しまくって、この日は営業することにしたそうな。
さて、それでは、入店しますか。
この日の店内メニュー表。しばらく立ち尽くして眺めていた。
「ない。」
いつもの限定メニューボードには、何度見ても「お持ち帰りメニュー」しか書かれていない…。
嗚呼、オレが喰うべき鯛は、この日ではなかった。
しかし、店主に責任はない。
彼はこの日に鯛の限定をやると告知してはいなかった。むちゃくちゃ思わせぶりな画像をTwitterにアゲはしたけど。
で、ココはひとつ、コトを前向きに捉えて、この日は逆にキホンのメニューを味わうことにした。昨年夏の新規開店以来、一年ちょっとの短い間にさえ様々な紆余曲折がすでにあるお店だが、そんな中で貫き通しているのは「醤油そば(弦乃月ブレンド)」を、商品の柱に置いていること。それは一見、なんの変哲もない、全くフツウの醤油ラーメンといえば、そうだ。
食べてみたときに、また、食べたあとで その官能をどう感じ取るか。
その麺、そのスープ、その具材に籠められている一つ一つの手仕事に、ならではの味わいを楽しみつつ感じ取ることができるか。
それとも、「何やふつうのしょうゆラーメンやん」で終わってしまうか。これはもう、食べ手側の感性次第だと思う。
さあ、コレがこの日の「醤油そば弦乃月ブレンド」。
それは、匿名の壁の向こうの便所の落書きに「ただのふつうの中華そば」と称されるもの。
けれど、麺・スープ・メンマ・チャーシュー、それら全てを自ら仕込んで、巧みにバランス取りされた一杯のラーメンに仕立てることすら出来ない者が、壁の向こうから無責任に書く「あんなの、ただのふつうの中華そば」という無神経な言の葉に、いちいち気を揉む値打ちは、ない。
具材について、この日のメンマは穂先メンマだった。青梗菜に、吊焼きの焼豚、柚子香る鶏チャーシュー、白ネギの上に彩りの紅蓼、そのデザインは前に味わった醤油そば弦乃月ブレンドとはかなり異なるものだった。
が、麺の特質といい、スープの深みといい、そこらへんにブレは一切、ない。
あいかわらず、食えばとことん満足させてくれるだけの味わいをキチンと保っている。キホンの柱が、キチンとブレずにウマい。コレ、大事だよなぁ。




(ところで、あの鯛は???)


自家製麺と定食 弦乃月ラーメン / 五箇荘駅愛知川駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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