やりたくないけど

中古住宅な我が家では、このところ、洗濯機の水を落とすと、外にある排水溝へ雑排水を通すコンクリートの汚水ますがあふれるらしい。「なんとかして」と妻に言われて、気が進まないけど、放っておくといよいよヤバいことになるので、重い腰を上げて様子を見てみた。
「ほな、いくで」と、ウチの中で妻が洗濯機の水を落とす。すると、汚水ますのなかの排水は、じわじわとふえてきて、地面ににじみ始めた。いっぽうで、排水溝への出口のほうは、ちょろちょろとしか排水が出て来ない。あじゃぱー、完全に、管の途中で何かが詰まっている状態だった。
仕方がないので、しばらく出番がなかった排水管用ワイヤーブラシを出して来て、排水管に通してブラシの先が当たるところでしばらくコツコツとやってみる。しばらくやってもとくに変化がない。そこで一度、方法を変えて、ホースでもって、上水道の水を勢いつけて通してみたが、状況は変わらない。で、もう一度、ワイヤーブラシで先っぽのところが当たるところを粘り強くコツコツやっていると、詰まっていた排水管はだんだんと流れる水に勢いがつき始め、ついには握りこぶし大ぐらいはある洗剤カスと脂が一緒くたになったような白い塊がゴロッと出て来て、そのあと、排水管の目詰まりは解決した。なかなかキタナイし、おまけにクサい作業だが、詰まっていた排水が流れ出した時、スキッとした気持ちになった。
かつて住んでいた社宅は、昭和４０年代前半に建てられた鉄筋コンクリートのアパートだったので、台所やら風呂やらの排水が目詰まりを起こずたびにワイヤーブラシでごしごしやったいた経験が役に立った。コレを業者に頼んでやってもらったら、結構な出費になっていたことだろう（←自己満足）。