本日、大阪出張。始発列車で城陽から奈良方面に向かい、木津から乗った「やまとじライナー」で、かつて特急しなのに使われていた381系列車に(この年になって)初めて乗った。子供の頃、あこがれていながら乗ったことがなかった旧国鉄初の振り子式車両だ。しかも塗色は旧国鉄のまま。意外なところで意外なものに出会えて、何だかうれしかった。また、出張先で、偶然に大学時代の友人に会う。久しぶりで、これもうれしいことだった。
午後は京橋から帰るついでに、せっかくだから「中華そば花京」へ。ラーメンには、こってり背脂とあっさり鶏がらの二つがある。ちょっと迷って、こってり背脂を注文。
なかなか濃厚な味わいながら、こってりというにはまとわりつくようなしつこい重さやクドさのようなネガのない、わりとさらっとした感じ。醤油ベースだが、動物系ダシの旨さで食わせるタイプ。ストレートの細麺は近藤製麺工場や中金製麺といった京都でよく見る麺にくらべ幾分黄色みが強い。白濁豚骨+背脂醤油という点で、京都拉麺小路の宝屋にも共通する気がするが、バラ肉のテロンテロンチャーシューといい、スープの旨さといい、値段、味とも花京の方が上だと思う。同じ並びには力雅や天スタがあることも、行ってはじめて分かったこと。帰りは中書島まで京阪特急、そっから京阪宇治線で黄檗まで行き、JRに乗り換えてウチに帰る。このルートだと、以外に京橋は時間的に近いことを思った。