スーパーラーメン

宇治市内某所。少し離れて駅があり、ちょうどそこが電車の乗り替え地点になるために朝な夕なに多く通勤通学客が通るある細い路地に、かなり前から「ラーメン」書いた赤提灯を掲げた居酒屋がある。

本日、出張の帰りにそこを通ったおりに寄ってみた。
扉をくぐった瞬間、自分の店のカウンター席に腰掛けて、テレビの野球中継を見ながらタバコを吸いつつ、常連客とダベるのはこの店の大将のようだ。店内には「こりゃ外したな」と思うムードが漂っていた。
しかし、実際に食べてみないことには、ウマいかマズいかは判断できない。この店のラーメンを食わずに帰るわけにはいかない。
丼物、うどん・そばの類い、カウンター上の焼き魚等、いろんなものが種々雑多に取り揃えてあり、壁のメニューには「○○○○(←店名)自慢のラーメン」と書かれ、味噌600円、とんこつ600円、しょうゆ550円、塩550円と、しっかり4種類のラインナップ。そして、その横には「コーヒー 250円」と掲げられてもいた。
ここはひとつ、この店のスープそのものの味を伺おうと思い、塩ラーメンを注文。
退屈そうに注文に応じる大将。心はしかし、阪神vs日ハム戦と、常連客との話にあるようだ。
そして冷蔵庫から麺を取り出してきた。その麺はビニール袋にはいっていて、その袋には「グリコ麺好亭」と書いてあった。

きっと、すぐ近くのスーパーに置いてあるのを使っているのだろう。

そして、目の前に置かれた塩ラーメンには結構大きめなチャーシューが入っているのだが、それはやはりスーパーの冷蔵棚によくある出来合いのヤキブタの味。おまけに、部分的になんだか饐えたようなニオイがするところもある。

これもすぐ近くのスーパーで買っているんだろう。

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