麺将 重厚軍団@一乗寺:2018大晦日限定 鶏×鶏のWスープ 鶏ラーメン

2017年2016年2015年2014年2013年2012年・2011年は行けなかったけど・2010年から始まった麺将重厚軍団の大晦日限定。今年も外すわけにはいかない。この日は無鉄砲NO-NAME大晦日突発臨時営業のあと、木津から一乗寺まで北上。途中、東大路を通ったが、きよみずさんの前もぎおんさんの前も、まあものすんごい人で溢れかえっていた。ああ、やはり観光都市キョートだ。

さて、2018大晦日はどんなラーメンを出してくるか?について情報があったのは12月27日が28日に変わる数分前のこと。鹿とか羊とか魚白湯とか、年によってはかなりゲテモノ方向に振った回もあったが、今回「鶏」とはまた地味な...しかし、鶏と鶏のダブルスープとは?軍団長のことだから、きっと何かしらのギミックを込めているだろうなと思うが。

とりあえずは、本日の食券を買って、ちう悶www

で、チコちゃんに叱られそうなくらいにボォ〜っと待っていたら、石田軍団長が小さめの器に二種の液体を注いで持ってきてくれた。
「蒟蒻さん!こういうの大好きでしょ!どっちも鶏です。中身についてはナイショです。濃いやつの方は写真付きでネットにアップしようかとも思いましたがヤメました!写真見てお客さん来なくなったら困ると思って!」と、軍団長。
わざと私を試すように謎を出してきた。面白い。受けて立とうと二種の出汁の香りを確かめ、味わってみる。
左側の濃厚動物系出汁...鶏だそうだがその味わいはまるで豚骨のようにさえ感じる。右側の透明な出汁は、香りも味もおおよそ鰹出汁のように思えてならない。しかし石田軍団長はこれを「鶏」だと言う。鶏×鶏のWスープというのに、それぞれの液体パーツの味は、まるで豚骨と鰹なのだ。この時点で、まだ私は答えを見出せず、キツネにつままれたような思いでいた。 

そして、完成形のラーメンを出してくれる。スープの色は、やはり鶏というより豚骨っぽい。具材に味玉・豚バラ・鶏ムネ肉・鶏団子、そしてヲココロヅカイのネギヲヲメ。麺の姿を撮っておくのを忘れてしまったが、少し柔らかめの中細麺だった。もうハライッパイで、細麺の替麺までは行けなかった。で、結局あのWスープはなんだったのか?帰り道に透明な鰹出汁みたいな風味は、かつてラーメンあおやまの店主が教えてくれた鶏節だったと閃いた。しかし、豚骨みたいなのは、とうとう自分の引き出しから解明することはできなかった。しかし今の世の中SNSによって多くの情報が入手出来る。ラーメンつながりの人伝てにその答えを追い求めてみると、あの豚骨スープっぽいのはトサカの部分を含む鶏の頭のしかも1500羽分だったそうな。軍団長が写真をアゲなかったのはなるほど正解だったかもしれない。それにしても、今回の大晦日限定も大いに楽しませてくれた。どうもありがとう。

麺将 重厚軍団ラーメン / 一乗寺駅修学院駅松ケ崎駅
昼総合点★★★★ 4.5

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