らーめん玄屋＠三重県四日市市新正：らーめん

三重県まで足を伸ばしたからには、ラーメン一杯だけで帰るのは勿体ない気がして、いなべ市から四日市市に南下。「林家」というお店を狙ってみたがなぜか営業してなかった。仕方がないので近くでどこか候補となるお店を探してみると、「林家」からそう遠くないところにこのお店があるようだったので、寄って見ることにした...というのが訪れた経緯。「玄屋」といっても、京都市伏見区のあの酒粕ラーメンのお店とはまったく関係性はないようである。

ラーメンの種類は三種だが、いずれもスープと麺は同じだろう。ということで、「らーめん」を並サイズで注文。

青ネギ・色濃いメンマ・２枚のナルト・ロールチャーシューが鮮やかに白濁したスープに浮かぶ姿は結構華やか。

 味わってみる。見た目に白濁の度合い鮮やかなスープは、よく云えば意外にスッキリ。正直に云えば「え？こんなにシャバイの？」と思わしめるほどに軽い。なんというか...カツオ出汁を抜いたスガキヤより更にシャバくて、軽い。が、コレが十数年続いて来たこのお店のスープのスタイルなのだろう。チャーシューはどっしりしっとり。なるほど美味い。メンマはかつて「喜楽」のスープで感じた独特の漢方薬のような薬草のような何ともいえない風味がほんのりと乗っかっている感じ。この地域独特の味わい？そして、すっきり軽いスープに多加水気味縮れ中太麺が合わさる意外さ。

食べている途中でテーブルにあった小さな器を開けてみたらナカミは刻みニンニクだった。試しにちょこっとスープに乗せてみると、ちょっとのことで味わいに幅が出る。
まあ、そういうことで、ほとんど偶然に訪れたお店で、なかなか面白い体験をして来た。

帰りはR１からR２５の旧道へ。R２５の「非名阪」区間の酷道ぶりをたっぷり味わい、関宿で琺瑯看板に癒された。

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【らーめん玄屋】
11:00～14:00
18:00～21:00
月曜日定休
059-352-2420
三重県四日市市新正4-13-18
P：あり

玄屋 （ラーメン / 新正駅、赤堀駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0