高安@一乗寺

2月18日のこと。
一乗寺の「表通り」に移転し、新しくなってから初めて訪れる高安。お昼過ぎに約20分待ち。席に通された時に、窓の外に見える行列はさらにのびている感じだった。相変わらずの人気のようだ。家族で訪れたこともあって、みんなでつまもうと唐揚げ定食で注文。
高安の魅力は、豚骨と鶏を強めの火でようく煮込んだスープ。九州系の白濁豚骨とはまた違う、独特の甘みは好き嫌いの分かれるところのようだが、一口目に動物系の味わいがぐっと押し寄せる。そして雑味のないこの手の味が私は好きだ。また、この手のスープの味わいは京都独特のものではないかとも思えるがどうだろう?

途中で少し加えて味の変化を楽しむ「ニラごま」(高安ではそう読んでいるニラの唐辛子(またはヤンニンジャン)漬け)ももしかしたら京都独特のものではないだろうか?

以前に比べ、ネギの切り方が滋賀に移転した「山さん」よろしくザク切り気味になっている気がしたが、そのネギとの相性もいい。いっぽう、麺は食べはじめのうちはいいんだけど、少し時間が経つにつれ伸び気味に感じられる。麺は硬めにしてと頼んだ方がいいようだ。

店内はどちらかというと女性的センスのとってもおしゃれなカフェのよう。以前の狭いながらもアットホームで厨房の様子と大将の仕事ぶりを間近に見る事ができた以前のお店とはうってかわって、ラーメンを作っている現場と食べる場所が遠くなってしまったのが私としては残念なところだが、より多くの客席で、しかも多客時でもゆったりとラーメンを食べる事ができるようになった。

そして、高安の魅力は、唐揚げ。カレー粉が振りかけられ、表面はカリッとしながら中の肉はやわらかく、そして、十分なボリューム。食べ残してしまってもお持ち帰りオッケーの安心感。でも結局残す事なく平らげちまった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 先週の自作ラ... 味見鶏まるめ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。