総本家 ラーメン醍醐@伏見区醍醐:鶏白湯ラーメン並&ごはん小

「総本家ラーメン名門」から「総本家ラーメン醍醐」への店名変更は1月29日更新の記事 でお知らせしたところだったが、この日ようやく実際に行くことが出来た。店名変更と共に始まった「朝ラーメン」は、魅力的といえば魅力的だが、朝9時からというのは、ワタシ個人としてはなんとも中途半端な時間に思う。「朝ラーメン」というからには、やはり朝7時ごろには始まっていてほしいものだ。
そして営業時間は9時から18時の通し営業。18時以降の「夕食」にも対応しない営業時間だが、これもいろんな事を勘案してのこのなのだろう。入り口のノレンには「醤油ラーメン」の字が。従前の「名門」の名を継ぐ鶏白湯は捨て去ってしまったかのよう。
ところが、お店に入ってメニューを見てみると「黒」の醤油ラーメン、「赤」の味噌ラーメン、そして「白」として鶏白湯ラーメンの3種となっている。唐揚げに「辛口」があるのも、かつての名門の名残っぽい。「黒」の醤炒飯は580円。ラーメンとセットで気軽に注文しようとは思わない価格だ。
今回は「名門」から「醍醐」に変わるにあたり、鶏白湯ラーメンがどうなったのかを知りたく、「白」の鶏白湯ラーメンを注文。炒飯も合わせて食べたい気持ちを抑えてご飯(小)を併せて注文。(しみったれ)
しかし、よく見てみれば、炒飯とのセットである「黒醤炒飯定食」は1100円で食べられることに、今改めて気付く。(その場合ラーメンが780円なので1100円-780円で、炒飯は320円ということになるのだろうか、また、味噌や鶏白湯、はたまたラーメン大でも)「黒醤炒飯定食」は対応してくれるのだろうか?そのあたり、未確認である。
そして、朝9時~11時までの「朝ラー定食」は黒醤油ラーメン限定での提供だそうな。
あれこれ詮索しているうち、注文の品が出来上がってきた。
コレが「総本家ラーメン醍醐」の鶏白湯ラーメン。
なるほど明らかに「総本家ラーメン名門」だった頃 や、名門守山店のアレとも、明確に違う。1月29日時点で店舗入口に貼ってあったチラシには、元祖「総本家ラーメン名門」の味 と書いてはあったけれど。(もう、こうなってくるとガンソとかホンケとか、どうでもええわってキモチになってくる)
まあ、そういう個人的な思いはアッチに置いておいて、とにかく食べてみる。
結論:「やはり、ベツモノ。そして、コレはコレでけっこうイケる。」肝心の鶏白湯スープは、鶏を煮出した出汁感自体、かなり薄まった感だが、その分醤油ダレ成分がいい塩梅に加わり、従前とはかなり違った別の味わい。細かいところだが、青ネギの刻み方も、リング状にならないように、刻み始める前にネギに沿って縦にすっと包丁を入れてから刻んでいる様子。醤油ダレがよく沁みて柔らかいチャーシューもけっこうたっぷりめ。メンマに至ってはこだわりの無さがうかがえるけど。
そして、「名門」から「醍醐」に変わって、より味変アイテム推しになったこと。卓上の「だし酢」を加えると、まろやかになる。
辛にらも、どぎつい辛さではなく、ほどほどの所で味わいの変化を楽しませてくれる。薬味を入れる順番は全く無視してしまったが、コレは一つの楽しめる要素。ただし、テーブルには「香味生姜」の存在は無かった。
カウンター席に座ると、会計時の伝票はイスの背もたれの後ろに引っかけて置かれる。そのため、着ていた上着は背もたれに掛けない配慮が求められる(?)
こんな風にして、「名門」から「醍醐」に名実ともに大きくモデルチェンジしたにもかかわらず、「味の名門」のさらにその前身である山科西野にあった「東洋」から連綿と受け継がれてきた「当店の中華そばには!『自慢のスープ』が入っております。栄養価も高くスタミナ満点です勝手乍ら『冷水』は、セルフサービスでお願い致します。」が、未だに、店名を替えてでも残されている姿に、複雑な思いを抱くのは....まぁ、ワタシだけかも知れない。


総本家 ラーメン 醍醐ラーメン / 醍醐駅石田駅(京都市営)
昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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