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らーめん伊の屋@草津市野村3丁目:つけそば醤油並&鶏そば醤油
この日近くに用事があり、ちょうどいい機会なので訪れる。4月29日のレセプション以来なので、実質は今回がハツホー。
お店の外に、ちゃんとお品書きを明示しているのはとてもいいことだと思う。そういえば「らーめん与七」もそうだよなぁ。
店内に入っても写真付きでフルラインナップが紹介されている。鶏そば塩・鶏そば醤油・つけそば・トッピング・ごはんものそれぞれが整然とレイアウトされているので、見やすく、分かりやすい。
レセプションの時はラーメン無鉄砲赤迫CEOとのツーショットだけが飾ってあったが、サイン色紙にらーめん与七代表川村氏とのツーショットも加わっていた。
今回、ワタシはつけそば醤油、同行者は鶏そば醤油を注文。
使用食材についての解説一覧。小麦は北海道、鶏と米は滋賀、豚肉は愛知、そして醤油は香川。滋賀や京都にもラーメンに向く醤油はあると思うが、そこをあえて香川県産にこだわるところが特徴的に感じる。
テーブルに置いてある鶏そば用のタレ、醤油と塩とで異なるものを用意してある。これも他のお店ではまず見ることのないもの。次回ここを訪れるときには、鶏そばを完全タレヌキで頼んでコレらを試してみる、というのも一興かも。
つけそばは、まずつけ汁と別皿の刻み柚子が出されてくる。レセプションの時にお伝えした意見がちゃんと反映されていて、口径が小さく、少し分厚くて熱を蓄積する器に替えていた。
やがて麺の器もやってきて、つけそばの完成。
北海道産小麦の自家製麺、小麦のカホリ味わい弾力ツルツルもちもちしっとり具合、低温調理の鶏豚チャーシューコレまたしっとり肉の味わいジューシー、極太メンマの鰹出汁仕立て素晴らしく、黄身が紅の半熟味玉...それぞれに、非の打ちどころがない。また、つけ汁の方も先に述べた器の問題を解決しているばかりでなく、鶏の旨味がぎっしりの清湯に青ネギの青いところは斜めに細かく刻み、また白いところは細かく小口切りし、薬味としての味わいはつけ汁の中に生かしながら、麺を浸して啜った時には邪魔にならないように工夫がなされている。新規開店後しばらく、つけそばは封印していたが、その間に研究を重ねた結果、満を持してレギュラーメニュー化したことがよく伺える素晴らしい出来栄えには心を動かされるものがあった。
かつ、最初は設定されていなかった「スープ割り」も、提供されるようになった。割りスープは香り高いカツオだし。このスー方割りが、また美ん味い。
同行者注文の鶏そば醤油、ちょっと味見させてもらうと、やはり奥行きの深い出汁感のあるスープに、ちゃんとラーメンラーメンしたカホリと味わいが堪能できるものだった。また、醤油の味わいに独特なものがあるとは同行者の見解。香川県産の醤油がゆえだろうか。
チャーシューだけは別皿で提供されるのも、作り手の考え方、こだわりゆえであろう。ならばいっそ、メンマ・味玉・青菜・ネギもこちらの器に盛ることにして、麺とスープだけの姿で提供するというのはどうか?しかし、そこまでやるのは、極端か。(今度行った時には「なぁなぁ」言うて、完全タレヌキ・具材全部別皿で注文してみようかしらん???)
お店を出てからクルマの中で同行者と話していたことに、「ラーメンなんか、安くて腹を満たすことができたらそれでいい」という嗜好の人はともかくとして、美味いラーメンを求めて積極的にお店を探そうとする人には打ってつけのお店だと、今回改めて実感した次第。お店の前の駐車場は8台。JR草津駅の付近でもあるため、お店から300m程度のところにコインパーキングは複数ある。滋賀県民のみならず、全国を食べ歩くフリーク諸氏にもぜひ訪れていただきたいお店だ。
らーめん 伊の屋 (ラーメン / 草津駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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