山崎麺二郎@円町:つけめん

2月17日にオープンしたという新店。
店主は大阪の「麺乃屋」で修行なさった方だと聞く。

自家製麺のお店で、製麺室は厨房とカウンター席のさらに奥にあり、製麺器などの姿は見えないが、会社・ブランドがそれぞれ違う小麦粉の25kg袋が積んであった。

らーめんは細麺
塩らーめんは平打ち太麺
つけめんは太麺

それぞれに違う麺(!)
迷うところだが、麺が主役というなら...と、つけめんを注文。
お昼どき、少し待ち客もいる満員のカウンター席では、3種ともにまんべんなく注文が入っている様子だった。

やがて届いたつけめん。
麺に酢橘を添えた他には飾り気のないシンプルな姿が美しい。

ツルンとしながらやや縮れ感もある、ちょっと硬めで噛みごたえのある麺。途中で麺の上から酢橘を絞って味わってみるとなんとも爽やか。

しょうゆ仕立てのつけ汁は、アッサリとした中に上品なダシの味わい。甘味・酸味の調節に関するレシピは簡単なものではないと思うが、そんな詮索は棚に上げて味わうと、もりそばのつけつゆ的シンプルさを感じる。そしてネギの香りが生き生きと引き立つ。
汁の中にはメンマとほぼ同じサイズで短冊状に刻んだチャーシューと、一見普通に見えるが、実は繊維に垂直に包丁を入れたメンマの独特な食感が面白い。

麺を食べ終わると、特にコチラからリクエストしなくても、頃合いを見計らって、スープ割り用のダシ汁を徳利に入れて出してくれる。
品のいい魚出汁に合わせて飲み干し、アッサリと締める。

この爽やかなアッサリさがどう受け止められるかによって、「また食べたい」と思われるか否かの評価がはっきり分かれるダイプだと思った。

私自身はここの店主が修行したという「麺乃屋」で食べたことがないのだが、「山崎麺二郎」のつけめんが「麺乃屋」の流れを汲むものであるならば、大阪ではこの味は広く受け入れられてきたということにならないか。だとすると、この手の醤油仕立てのアッサリタイプは、大阪にあって、京都にはなかったもののような気がする。
しかし京都では「あっさりはんなり京料理」なイメージとは裏腹に、ラーメンには濃厚コッテリを持ってヨシとする傾向が強い。
今後、そんな傾向におもねるような濃厚コッテリに傾倒していくという方向に向かっていってほしくはない(いやそもそもそんなことはあり得んだろう)。
さて、こういうシンプルで爽やかなアッサリした味わいが、今後、京都でどう受け入れられるか?
ともあれ、私にはまた食べに行きたいと思えるものだった。


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コメント
 
 
 
京都のラーメン屋さん最高! (ramen151e)
2009-03-22 11:10:34
はじめまして!
ramen151eといいます。

京都のラーメン屋さんは昔と大違い!
いろんなタイプのラーメンが食べられるんですね。

また、京都に行きたいですね。

ところで、「麺乃屋」ですけど…
つけダレは似たような味と思いました。
ただ、麺はまったくの別物です!

それと、余計なことかもしれませんけど…
「山」の「崎」は「」ではないかと…
 
 
 
Unknown (月 旧一)
2009-05-12 16:49:22
> 「山」の「崎」は「」ではないかと…

それは機種依存文字なんですね。
私のMacでは「山□」に見へてしまひます。
 
 
 
Unknown (月 旧一)
2009-05-12 16:53:39
> 「山」の「崎」は「」ではないかと…

それは機種依存文字なんですね。
私のMacでは「山□」に見へてしまひます。

あ、關係ありませんが、しゆげう先は「麺乃屋」さんぢやあなくつて「麺乃家」さんです。
 
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