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金沢なごみ亭 北都@金沢市西都:鴨治部定食
富山県の東の方に向かう途中、金沢でランチ。ワタシとしてはいつだって麺類が食べたいところではあるが、今回、同行者のリクエストは「治部煮」。
昔々、夜の近江町市場で初めて「鴨の治部煮」に出会った。金沢には、こんな美味いものがあるのか!と感銘を受けたものだった。けれど当時はまだケータイもデジカメもPCも持っておらず、もちろんインターネットなどもなく、結局どこのお店だったか思い出せないままである。ただ、夜にフラッと入った居酒屋さんだったということだけしか覚えていない。
今回、その「治部煮」を昼にいただこうという事で、事前にかなり入念に下調べをした。すると、意外にスンナリとはいかないことが見えてきた。
・治部煮を食べさせてくるお店って、昼はやっていない所がけっこう多いこと。
・単品としてメニュー化しているお店は少なく、コース料理の中に「治部煮」が設定されているケースが多いこと。
・単品として設定してあるお店の場合、そのほとんどが兼六園界隈のお店であるということ。(つまりターゲットは観光客であり価格も観光地相場。かつ駐車場事情が厳しい。)
・兼六園周辺を外して、それなりのお店を探すとなると、事前予約が必須条件となるお店が多い。(=当方、予約してまで行こうとは考えていない。)
そんな中、同行者が「ここ、行こ。」と言ったのが今回のお店。実際に訪れると、交通量の多い複数車線道路に面しており駐車場へのアクセスも良く「クルマでふらっと」寄りやすいのは、まさにファミリーレストラン級だ。
また、お食い初めをはじめとする冠婚葬祭の場面での食事にもよく利用されるお店のようで、完全にジモティをメインターゲットとしているお店であることがよくうかがえる。
お店入り口のところには平日ランチメニューと「本日のランチ&日替り定食」が。コレはジモティ客の競争率、高そう!
また、お店玄関先にはこんなふうに、食品サンプルで彩られたショーウインドウ。
訪れた時間は正午過ぎたあたり。満席につき、しばし中待ち。それにしても地元のお客さんで賑わっているお店だこと(店内、金沢弁が飛び交ってるしw)。
5分ほど待って、席に案内していただく。
メニュー構成は茶碗蒸しと茶そばが付く「御膳」が推しのようだ。
メニュー表冊子上では地味な位置付けのところに「金沢美味の膳」。そこに、(金沢名物)治部煮御膳。さらに地味に(定食)1,500円。今回のターゲットは、コレ。
で、タブレットにて、ちう悶www
約10分後、出来上がってくる。早いっ!
それぞれ、フタを外した図。
メインの治部煮。小麦粉をまぶした鴨肉、飾り切りした椎茸、生麩、すだれ麩、青菜、桜麩。和風出汁の旨味は、さほど前に出てくるものではないけれど、ほんのり甘い味付けの中で鴨肉の旨味が汁全体からも感じられて美味い。
「麩」のたぐいは具材に複数用いられるが、とりわけ特徴的なのがこの「すだれ麩」。石川県加賀地方の特産品で、治部煮には欠かすことの出来ない存在だとか。汁がいい具合に絡んでなんともヨロシ。
この治部煮定食、白ご飯、お漬物、味噌汁とも申し分なく、気軽に食べられる割には満足度が高かった。
金沢なごみ亭 北都 (郷土料理 / 上諸江駅、磯部駅、割出駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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