すんません日記すっかりサボってます。
今日は同僚につきあってもらって、午後からの出張先に向かう途中で、徳福、麺幸にかわって2月にオープンした新店が気になっていた拉麺小路へ。午後のスケジュールを思えば行列に並ぶほどの時間はない。
そのため10人程の行列だった「月見軒」はパスしてすぐに入れた「大安」へ。
どれを食おうかしばし迷うのはいつものことで、塩にしようか正油にしようか、今日も迷うところだったが、正油を食べることにした。
啜るとツルツル、噛めばもちっとした食感の平打麺は麺を味わう楽しみがあってなかなかイイ。
そして、ある程度弾力のある食べ口に仕上げられたチャーシューと併せ、独特の地域性を感じさせる旨さが楽しめるラーメンだと思った。スープには豚骨と煮干からとったダシを使っているらしいが、そのダシの旨味よりも正油の味がかなり前面に出ているスープに、地方地方の食文化によって旨さの捉え方は違うものなのかなとふと思った。自分としては、正油の味が勝ちすぎているスープに思う。また、化調の後味も結構後を引く。決してまずいラーメンではないと思うが、関西的味付けになじんだ舌にはちょっとキビシいかもしれない気がした。といっても、これはあくまで個人的感想。どんな味か、また、旨いか不味いかは実際に行って食べてみないとわからないのがラーメンだ。
午後の出張を終え、帰り道に寄ったローソンで、十勝新津製麺の「がむしゃらラーメン」を購入。まだ食べていないが、2002年の夏に訪れた北海道のあの工場が、無鉄砲の味をどう再現しているのかは非常に興味深い。「きちんとコピーされている」ことはどだいムリなことだろう。それより、どのように近づけようとしているかという観点で味わってみると面白いと思う。すでに食べたという何人かのラーメンサイト管理人の感想によるとあんまり期待しない方が良さそうだけど、無鉄砲をカップ麺化しようというそれこそ無鉄砲な企画を実現できるのも十勝新津製麺ならではだろう。旨いかどうか、似てるかどうかともかくとして、「天天有」や「めん馬鹿一代」をカップ麺化してきた十勝新津製麺には敬意を表する次第である。そのことで、私を含む京都のラーメン好きはとても楽しい時間を享受できていることは事実だから。
全く別の話だけど、今日の帰り道に寄ったJR奈良線桃山駅のホームでは、もう桜が咲き始めていた。一瞬我が目を疑ったが、あれはどう見ても梅ではなく、桜だ。梅の花はちらほら咲き始めているが、桜が咲いてるとは、なんと、まあ...