近江牛ホルモンラーメン結@JR守山駅前:近江牛ホルモンラーメン

この日、珍しく滋賀県守山市で午後少し過ぎた時間に業務完了。腹を空かせてコチラに初訪。L字カウンター席右半分側は丸椅子が歩道に面しており、店先は透明ビニールのカーテンで覆われている。「ほぼ屋台」みたいな構造の店舗。
食券製で、レギュラーメニューの麺類は「近江牛ホルモンラーメン」と
限定10食の「ホルモン坦々麺」のみ。そしてやたらと多い「限定」ボタン。不規則な位置に「限定1」から「限定9」まである。なんじゃこりゃ。
ふと券売機上部には、「坦々つけ麺」や「結の塩ラーメン」等の限定メニューPO Pがあった。しかし今回は初訪ゆえ、このお店のタイトルロールである「近江牛ホルモンラーメン」を単品で注文することにした。
券売機上部の限定POPのさらに上部に麺屋棣鄂の短冊型ミニポスター。
カウンター席の目の前には替え玉、ホルモン雑炊、夜のおつまみメニュー。
ふと見上げると「自慢のスープ」の口上が。
店内をあちこち観察しているうちに、出来上がって来ました近江牛ホルモンラーメン。出たっ!!湖東名物、赤蒟蒻!!(食べるワタシは、呈蒟蒻....失礼しました。)
味わってみると、いわゆる牛骨ラーメン的な牛独特の強いカホリは感じることなく、まろやかでほどほどにコッテリした感じ。豚や鶏や魚介でとるスープなら自分にもソレなりの経験値はあるが、牛のホルモンを原型がなくなるまで煮込むと…ほぉー、こんな感じになるのかぁ…。意外といってはなんだが、「ホルモン」がスープ材だという先入観で恐れていたクセのようなものは全く感じられず、飲み切ってしまえるスープであることに若干驚いた。ストレートの細麺は、ありとあらゆるバリエーションを持つ麺屋棣鄂の製品からホルモンスープに最も相性の良いものを選択したらコレだった、ということなのだろう。今回は試さなかったけど、太麺で味わうとどんな感触になるのかも興味深い。面積の広い豚バラロールチャーシューはラーメン鉢の柄が透けて見えるほどに薄くスライスされている。裏側では原価率のことが意識されているのかしらん?と意地悪なことを考えたりもするが、この薄さゆえに食べやすい、とも云える。トータルバランス的に、もうちょっと味わいにインパクトは欲しい気もするが、このスープを柱とした「坦々」系メニューは、ソレはソレでアリだよなぁ。と思える味だった。
ところで、守山のこの界隈で「結(むすび)」といえば、このお店のすぐ近くにある「焼肉結」だ。さらにこの近くにある「鶏そば」が主力の「麺屋結」も、ココ「近江牛ホルモンラーメン結」の近江牛ホルモンラーメンも、元々は「焼肉結」(かつては「近江牛ホルモン 焼肉 結~むすび」という屋号だった)が二毛作として始めたラーメン店がその発端であることは、やがて「守山検定」が実施されるようになる暁には、必ず出題されることと私は考える。


近江牛ホルモンラーメン 結ラーメン / 守山駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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