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こうのしま お多津＠笠岡市神島：中華そば
朝5時に出発し、高速を使わず下道だけで笠岡へ。亀岡からデカンショ街道経由なら、午前11時前に目的地に到着できるってもんだ。今回、運転は完全に同行者にオマカセだけど。
そんなわけで、開店前の「こうのしまお多津」にシャッター＆ポール。
そんなわけで、開店前の「こうのしまお多津」にシャッター＆ポール。
もとは笠岡駅前の「三洋旅館」にあった割烹だったが、常連のお客さんからかつて近くにあった笠岡ラーメンの元祖「斉藤」の味を再現してほしいとの声がに応えて作ったという、いわば裏メニューだった...というのがお多津の中華そばの始まりだそうな。して、その「三洋旅館」が耐震構造の点で営業が続けられなくなった、とかで閉館を余儀なくされたようだがどうやら真相はこの辺
にあるようだ。そんな経緯から、神島にあるこの物件に移転し、あらたに営業を始めたお店がココとなる。店舗の看板には、美大出身ならではの独特のデザインセンスを感じる。
にあるようだ。そんな経緯から、神島にあるこの物件に移転し、あらたに営業を始めたお店がココとなる。店舗の看板には、美大出身ならではの独特のデザインセンスを感じる。
そば」の三本。
別のところにもメニュー掲示がある。やはりここにも「見せ方のセンス」を感じる。
そして、コロナ禍の中、こころばかりのお見舞いということで、50円値下げされていた。
この物件、どこかしらバブルの頃のいわゆる「カフェバー」みたいな雰囲気で、カウンター席の背の高い椅子もさり気なくフレンチトリコロールだったり、なにげにおシャレ。
「三洋旅館」時代の「お多津」店内にあった強烈なインパクトを放つホトケサマ（？）の肖像画も健在。三洋旅館時代は、このホトケサマは口元に麺とぴろっと咥えていたら、その日は「中華そば」がある、というサインだった。（初訪当時の記事から）
メニューには麺類の他、お酒のアテっぽい一品もある。（但しコレは夜のメニューのようだ。）
店内はカウンター席とテーブル席の離れに、畳敷きの小上がり席もあり。お子様連れファミリーにもうってつけ。
コチラ、同行者注文の鶏塩ラーメン。
そしてコチラ、ワタシが注文した中華そば。すっきりとした鶏と魚介の醤油スープ、豚肉チャーシューの代わりにヒネ鶏の煮鶏スライス。細長いサクポキのメンマ。
ストレート細麺は少しカタメの茹で揚げで、シコシコと。α波、出る出る。
お店を出るとき、出入り口傍らの靴箱みたいなスペースに、いくつのもラーメン鉢が飾ってあるのをみた。「お多津」の中華そばの祖「斉藤」の器もしっかり置いてあった。
こうのしま お多津 （ラーメン / 笠岡駅）
昼総合点★★★★☆ 4.5
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