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大森屋本店@三重県津市大門:中華そば
伊賀上野で「自家製麺 若葉」を楽しんだあと、まっすぐ帰るのももったいない気がして、これまた久しぶりに津方面に足を伸ばした。トップの画像は帰り道のR1鈴鹿峠でのもの。花に若葉にとまさに「山笑う」光景に思わず止まってカメラを向けた。
四年前に麺屋aurumに訪れた時、セットで喜楽に向かった。五年前、中華そばらんまんに訪れた時、セットで長崎屋に向かった。そんな風に今回も新しい店に訪れたあとには昔ながらの店に行ってみようかと思い立ち、ネット検索したら、ここが浮上してきたので行ってみた。あとから調べてみて知るに、西暦1928年=昭和3年創業の、およそ90年の歴史をもつ老舗らしい。
お店出入口のさゆうにあるショーケースには食品サンプルが多彩に飾ってあるが、
ノレンはしっかり中華そば。
メインのメニュー表。きつねうどんや衣笠丼とかの、京都文化圏的メニューがここにはない。そして、みそカツ丼がデフォルトであったりするあたりに東海地方の地域性を感じる。
飲み処としての機能も備える構成。
さらに、ミニのご飯ものとミニ麺類の組み合わせというメニューも、中華そばを注文したあとに発見。
それにしても、もし建て替えでもしたら、もはやきっと再現することは出来ないであろう、昭和レトロなムードの店内。
やがてやってきた中華そば。訪れる前から情報として知ってはいたが、三重県津市に昭和初期に開店したこのお店の中華そばは茶濁のスープにチャーシュー、メンマ、青ネギ、カマボコ、と、一見、和歌山的なのだ。
麺はやわっとしたストレート細麺。ルックス的には和歌山中華だが、豚骨出汁は薄く、食べ終わったあとにはケミカルな後味がしばらく伴う。この内容で700円は高いかなぁ?とはいえ、喜楽や長崎屋と同様に、文化遺産的な価値を感じるお店であることに間違いはない。
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