秋田駅や周辺の話題。
●加賀谷書店から和民へ
加賀谷書店本店が閉店し、居酒屋の和民ができることになり、改装工事が行われていた。※前回の記事は12月5日
12月中は、内部を中心に工事が行われていた。
12月15日
外観は書店当時のままで、「加賀谷書店本店」の文字が残るのが切ない。
ガラスには「和民 2月初旬OPEN!!」という紙が張られていた。スタッフ募集はいいとして、もう「宴会予約受付中」とその連絡先(フリーダイヤルと東京の市外局番の2つ)まで書いてある。
宴会シーズンでもない2か月も先の宴会(しかも居酒屋の)を、まだ店ができてない、開店日すら未定のうちに予約するような気の早い人はいたのだろうか…(新しもの好きの秋田なら、いるかも?!)
写真の通り、外観のうち広小路側の出入口だけは先に工事され、
12月28日
ガラスと並びの位置にドアが新設され、二重ドアになったようだ。
ちょっと中を覗かせてもらう
書店当時に異様な存在感を放りながら林立していた、細くて黄色い柱はなくなったようだ。
外観は書店当時のまま年を越し、1月の第2週(6~12日)は一度も現地を見なかった。
今週、久しぶりに通ると、
外観が黒くなって、居酒屋仕様に!
2階の窓は埋められたようだ。
一時撤去されていた、張り紙が復活し「2月6日OPEN」となった。(2月6日は水曜日・先勝)
ビューホテル通用口のある東側
東面は1階が黒くて2階がベージュ系。こちらの2階の窓は残った。
1階のガラスには、書店閉店時の「閉店のお知らせ」(こちら面は小さい紙)がそのまま残っていた。
※続きはこの記事後半
以下はちょっと古い話も含めて秋田駅関連。
●スーパーこまち
3月16日に、秋田新幹線の新型車両E6系が「スーパーこまち」としてデビューする。
量産車は既に3編成(3本)が落成した模様(=量産先行車を含めて4編成が存在することになる)で、公募による試乗会も開かれている。
JR東日本秋田支社では、スーパーこまち登場を控え、テレビCMを流すなど、宣伝に力を入れている。
秋田駅周辺では、以前紹介した(上のリンク先)ポスターのほか、みどりの窓口前や秋田支社の壁面上部に横断幕を出していた。
(再掲)
この横断幕は、「スーパーこまち」の愛称決定以前からのもので、「2013年春デビュー 明日へ、希望を乗せて」としかない。
抜け目のないJR東日本さんのことだから、決定するやいなや「スーパーこまち」の愛称が表示されるだろうと思っていた。
しかし、11月6日に愛称が発表されたのに、12月になってもそのままだった。
年末になってやっと、
「スーパーこまち」の文字とロゴマーク、3月16日の日付のある別デザインの横断幕に換わった
※この横断幕撤去後はこうなった
秋田支社壁面は、年末辺りはすべての宣伝が撤去されていた(強風対策?)が、最近復活し、「スーパーこまち」も設置された。
みどりの窓口より横幅があるので、レイアウトが異なる
ポスターも、
新デザインに
上の写真は正月の撮影なので、みどりの窓口の自動ドアに「謹賀新年」のあいさつが出ていて、その下にもE6系のロゴが入っている。
※スーパーこまち関連の次の記事
●しめ飾り
みどりの窓口向かいのJR東日本の旅行代理店「びゅうプラザ秋田」。例年、みどりの窓口と同じような新年の装飾がされるのだが、今年は、
あいさつ文、門松、そしてしめ飾り
しめ飾りに付いてる御札(?)が「家内安全」って…
一般家庭のしめ飾りじゃないんだから、「商売繁盛」じゃないのでしょうか…
※2017年の秋田駅の正月風景はこちら。
●上野行きの夜行列車
この記事末尾のように、この年末年始、583系電車による臨時寝台特急「あけぼの81・82号」が1往復だけ、弘前-上野間で運転された。運転日は悪天候ではあったものの運休は免れ、帰省客の輸送に貢献できた模様。
ネット上の情報や写真によれば、車両前後のヘッドマーク(トレインマーク)は、絵入りのものが出された。パソコンで作成したシールを貼ったらしい。
定期列車の「あけぼの」の機関車や客車後尾のマーク、そして昔583系で運転された時と、おおむね同じデザインではあるものの、「あけぼの」文字が今時の角ゴシック体であったり、下に「AKEBONO」とローマ字が入り、若干雰囲気が異なった。
※国鉄時代は、絵入りマークにローマ字が入るのは、機関車の前につく円形のヘッドマークだけで、客車後尾や電車の四角いマークには入らないのが慣例。
それ以前に、雪が付いてあまり見えなかったそうだけど。
さて、弘前1月3日17時55分発の上り82号。秋田駅には2番線に20時23分から32分まで停車するダイヤ。
秋田駅の羽越本線上りの時刻表を見ると、20時26分普通酒田行き、20時32分あけぼの82号、21時23分(定期)あけぼの の順。
つまり、臨時と定期で、「あけぼの号 上野行き」が2本続いて運行されることになる。
数十年前までは、秋田駅から上野行きの列車が昼夜多数運行されていた。
「あけぼの」という名の列車だけでも、3往復も運行されていた時期(1982~1988年、1往復は秋田発着)があった。改札口の発車標には「あけぼの○号 上野」の文字が並んでいたことだろう。
【23日追記】1988年以降は定期あけぼのは2往復になり、1990年以降は1往復。ただし、1996年までは今回と同じような臨時あけぼのがあったとのこと。
一夜だけとはいえ、そんな昔を彷彿させる光景が繰り広げられそうなので、見に行ってみた。
ただ、何かとユニークな表示が見られる秋田駅の発車標のことだから、どうなるかは気になるけれど。
20時過ぎに行ってみると、
あれ?
酒田行きの次に定期あけぼのが表示されており、臨時あけぼのが抜けている。
もしかして運休?! いや、今日は運転日じゃなかったか? などと考えていると、
臨時あけぼのも表示された!
ギリギリになって(20時20分頃?)、あけぼの82号が表示された。
手動で表示させているのだろうか。表示させたからといって誤乗の恐れや紛らわしいことはなく、なぜ遅れて表示させたのかは理解できないが。
ローマ字も表示
ローマ字では「AKEBONO82号」…
「あけぼの82号」はほぼ定時(若干遅れたか)で到着。
しかし、東京からの「こまち」が遅れており、その乗り継ぎ客のため、先発の20時26分発酒田行きの発車を遅らせていた。
あけぼの82号はそれに続いて発車することになり、秋田駅でしばらく待たされていた。ホームで写真を撮っていた皆さんには、いい撮影タイムになったようだ。(マークは雪で見えなかったようだ)
こまちが到着し、酒田行きは20分ほど遅れて発車した。発車標はどう変わるか。
間の行が空白! ※この時点で20時32分は過ぎている
本来なら、中の行に82号の途中停車駅とか編成の案内などが表示されるはずだが、何も出ていない。以前にも臨時列車でこういうことがあった。相変わらずですな。
考えてみれば、2往復以上運行されていた頃の「あけぼの」は奥羽本線経由だったし、発車標はLEDではなかった。
LED発車標の羽越本線の欄に「あけぼの 上野」が並んで表示されるのは、これが初めてだったかもしれない。
今後再び、こんな光景は見られるだろうか
●加賀谷書店から和民へ
加賀谷書店本店が閉店し、居酒屋の和民ができることになり、改装工事が行われていた。※前回の記事は12月5日
12月中は、内部を中心に工事が行われていた。

外観は書店当時のままで、「加賀谷書店本店」の文字が残るのが切ない。
ガラスには「和民 2月初旬OPEN!!」という紙が張られていた。スタッフ募集はいいとして、もう「宴会予約受付中」とその連絡先(フリーダイヤルと東京の市外局番の2つ)まで書いてある。
宴会シーズンでもない2か月も先の宴会(しかも居酒屋の)を、まだ店ができてない、開店日すら未定のうちに予約するような気の早い人はいたのだろうか…(新しもの好きの秋田なら、いるかも?!)
写真の通り、外観のうち広小路側の出入口だけは先に工事され、

ガラスと並びの位置にドアが新設され、二重ドアになったようだ。

書店当時に異様な存在感を放りながら林立していた、細くて黄色い柱はなくなったようだ。
外観は書店当時のまま年を越し、1月の第2週(6~12日)は一度も現地を見なかった。
今週、久しぶりに通ると、

2階の窓は埋められたようだ。
一時撤去されていた、張り紙が復活し「2月6日OPEN」となった。(2月6日は水曜日・先勝)

東面は1階が黒くて2階がベージュ系。こちらの2階の窓は残った。
1階のガラスには、書店閉店時の「閉店のお知らせ」(こちら面は小さい紙)がそのまま残っていた。
※続きはこの記事後半
以下はちょっと古い話も含めて秋田駅関連。
●スーパーこまち
3月16日に、秋田新幹線の新型車両E6系が「スーパーこまち」としてデビューする。
量産車は既に3編成(3本)が落成した模様(=量産先行車を含めて4編成が存在することになる)で、公募による試乗会も開かれている。
JR東日本秋田支社では、スーパーこまち登場を控え、テレビCMを流すなど、宣伝に力を入れている。
秋田駅周辺では、以前紹介した(上のリンク先)ポスターのほか、みどりの窓口前や秋田支社の壁面上部に横断幕を出していた。

この横断幕は、「スーパーこまち」の愛称決定以前からのもので、「2013年春デビュー 明日へ、希望を乗せて」としかない。
抜け目のないJR東日本さんのことだから、決定するやいなや「スーパーこまち」の愛称が表示されるだろうと思っていた。
しかし、11月6日に愛称が発表されたのに、12月になってもそのままだった。
年末になってやっと、

※この横断幕撤去後はこうなった
秋田支社壁面は、年末辺りはすべての宣伝が撤去されていた(強風対策?)が、最近復活し、「スーパーこまち」も設置された。

ポスターも、

上の写真は正月の撮影なので、みどりの窓口の自動ドアに「謹賀新年」のあいさつが出ていて、その下にもE6系のロゴが入っている。
※スーパーこまち関連の次の記事
●しめ飾り
みどりの窓口向かいのJR東日本の旅行代理店「びゅうプラザ秋田」。例年、みどりの窓口と同じような新年の装飾がされるのだが、今年は、

しめ飾りに付いてる御札(?)が「家内安全」って…
一般家庭のしめ飾りじゃないんだから、「商売繁盛」じゃないのでしょうか…
※2017年の秋田駅の正月風景はこちら。
●上野行きの夜行列車
この記事末尾のように、この年末年始、583系電車による臨時寝台特急「あけぼの81・82号」が1往復だけ、弘前-上野間で運転された。運転日は悪天候ではあったものの運休は免れ、帰省客の輸送に貢献できた模様。
ネット上の情報や写真によれば、車両前後のヘッドマーク(トレインマーク)は、絵入りのものが出された。パソコンで作成したシールを貼ったらしい。
定期列車の「あけぼの」の機関車や客車後尾のマーク、そして昔583系で運転された時と、おおむね同じデザインではあるものの、「あけぼの」文字が今時の角ゴシック体であったり、下に「AKEBONO」とローマ字が入り、若干雰囲気が異なった。
※国鉄時代は、絵入りマークにローマ字が入るのは、機関車の前につく円形のヘッドマークだけで、客車後尾や電車の四角いマークには入らないのが慣例。
それ以前に、雪が付いてあまり見えなかったそうだけど。
さて、弘前1月3日17時55分発の上り82号。秋田駅には2番線に20時23分から32分まで停車するダイヤ。
秋田駅の羽越本線上りの時刻表を見ると、20時26分普通酒田行き、20時32分あけぼの82号、21時23分(定期)あけぼの の順。
つまり、臨時と定期で、「あけぼの号 上野行き」が2本続いて運行されることになる。
数十年前までは、秋田駅から上野行きの列車が昼夜多数運行されていた。
「あけぼの」という名の列車だけでも、3往復も運行されていた時期(1982~1988年、1往復は秋田発着)があった。改札口の発車標には「あけぼの○号 上野」の文字が並んでいたことだろう。
【23日追記】1988年以降は定期あけぼのは2往復になり、1990年以降は1往復。ただし、1996年までは今回と同じような臨時あけぼのがあったとのこと。
一夜だけとはいえ、そんな昔を彷彿させる光景が繰り広げられそうなので、見に行ってみた。
ただ、何かとユニークな表示が見られる秋田駅の発車標のことだから、どうなるかは気になるけれど。
20時過ぎに行ってみると、

酒田行きの次に定期あけぼのが表示されており、臨時あけぼのが抜けている。
もしかして運休?! いや、今日は運転日じゃなかったか? などと考えていると、

ギリギリになって(20時20分頃?)、あけぼの82号が表示された。
手動で表示させているのだろうか。表示させたからといって誤乗の恐れや紛らわしいことはなく、なぜ遅れて表示させたのかは理解できないが。

ローマ字では「AKEBONO82号」…
「あけぼの82号」はほぼ定時(若干遅れたか)で到着。
しかし、東京からの「こまち」が遅れており、その乗り継ぎ客のため、先発の20時26分発酒田行きの発車を遅らせていた。
あけぼの82号はそれに続いて発車することになり、秋田駅でしばらく待たされていた。ホームで写真を撮っていた皆さんには、いい撮影タイムになったようだ。(マークは雪で見えなかったようだ)
こまちが到着し、酒田行きは20分ほど遅れて発車した。発車標はどう変わるか。

本来なら、中の行に82号の途中停車駅とか編成の案内などが表示されるはずだが、何も出ていない。以前にも臨時列車でこういうことがあった。相変わらずですな。
考えてみれば、2往復以上運行されていた頃の「あけぼの」は奥羽本線経由だったし、発車標はLEDではなかった。
LED発車標の羽越本線の欄に「あけぼの 上野」が並んで表示されるのは、これが初めてだったかもしれない。
