インターネットが一般に登場・普及して、もう15年ほど。
インターネットの使い方としては、携帯サイト、ブログ、SNSなどと流行りが移ってきたが、その根本は、HTMLによるホームページだろう。
今でも、企業など組織の情報発信は、独自のサイトにアップしたホームページがメインあり、情報の正確さと鮮度では優位に立つと思う。
秋田では、いまだにホームページを開設していない某製パンさんや、だいぶ日数が経ってから過ぎた日付で情報をアップする某旅客鉄道秋田支社さん、利用者からすればとても使いづらい時刻表検索を提供している某バス会社さんなどもあるものの、ホームページは企業と顧客のつながり方を変えた。
スーパーマーケットでも、ホームページを開設して、折り込みチラシを公開しているところがある。
従来、チラシは限られた地域の新聞購読者しか見られなかったのに、今は世界中から誰でも見ることができるとは、考えてみればすごい世の中だ。
イオン系列で、秋田市土崎港に本社があって、青森、秋田、山形各県などで食品スーパーを展開する「マックスバリュ東北」。
ここは、同じエリアの店舗であってもチラシが違う(価格設定が異なる)ことが多い上、我が家からは各店舗とも微妙な距離があってチラシが折り込まれない。そのため、サイトに掲載されるチラシは重宝していた。(さほど店に行く機会はないのだけど)
ただし、手作業でチラシをアップしているらしく、掲載が遅れたり、誤った店舗のチラシを掲載してしまうこと(特に茨島店)がたまに? よく? ある。
1月20日・日曜日は5%引きの日だし、目玉商品でもないかと、マックスバリュ東北のホームページにアクセスしたら、
http://www.mv-tohoku.co.jp/index.html
「サーバのメンテナンス中のため、サービスを停止しております。」「閲覧を含むすべての機能がご利用いただけません。」だそうで、チラシは見られず。
※港北店のネットスーパーやイオン株式会社による店舗紹介は、サーバーが別のため稼働しており、メンテナンス告知画面からリンクされている。【24日追記】隅っこに「お問い合わせ」というリンクもあり、イオン株式会社の問い合わせ先紹介ページにリンクしている。
サーバーの保守は必要だし、チラシのネット公開はオマケ程度だから、見られなくても仕方ないと感じた。この時は。
大手企業や自治体のホームページも、同じような理由で止まることがあるが、その場合、半日から1日で復旧するから、マックスバリュ東北も週明けには当然のごとく再開すると思っていた。この時は。
ところが、マックスバリュ東北のサイトは、週が明けて3日経った水曜日になっても、サービス停止中。【25日追記】25日・金曜日の夜になっても変わらず。このまま週を越すのか?!
さらに、同様の地域子会社である、マックスバリュ北東北(盛岡市)、マックスバリュ南東北(仙台市)、マックスバリュ関東(千葉市)、マックスバリュ長野(松本市)、マックスバリュ北陸(金沢市)などの各公式サイトも、東北と同じメンテナンス中の画面が出る。※北海道や東海など、正常に表示されるマックスバリュ各地域会社もある。
【26日追記】ただし、マックスバリュ北東北、マックスバリュ南東北などでは、各店舗情報のページはイオン株式会社のサイトにアップされていて(www.aeon.jp/maxvalu/の中)、チラシもそこ閲覧できるので、メンテナンスが長期に及ぶことによる問題は少なそう。
これら各社では、同じサーバーを使うとか、保守管理を一元化しているとかで、同時にメンテナンスしているんだろう。
それにしても、天下のイオン(の系列)ともあろうものが、何日間にも渡って公式ページが見られないとは、何たることか。
せめて、「○月○日○時頃までメンテナンスを行います」と予定を示してほしい。(他の企業や役所ならやっているけど)
ネット上では、話題になっていないようだが、僕のように情報が見られなくて困っている顧客だっているだろう。
サイバー攻撃を受けたの? とか、潰れたの? とか、あらぬ心配や誤解を招きますよ。
先日のJR東日本の予約サイト「えきねっと」のアクセス集中と同じことだけど、自分の商売に関わるホームページはしっかり管理してほしい。
【26日追記】改めて、国内のマックスバリュ運営全社(たぶん)の公式サイトの26日現在の状況をまとめておく。「MV」はマックスバリュの略。
正常に公開中(6社):MV北海道、MV東海(静岡県長泉町)、光洋(大阪市)、MV西日本(広島市)、MV九州(福岡市)、イオン琉球
メンテナンス中(7社):MV東北、MV北東北、MV南東北、MV関東、MV長野、MV北陸、MV中京(松阪市)
【29日追記】29日火曜日になって、MV北東北、MV南東北、MV関東などはホームページが見られるようになった。
一方、マックスバリュ東北などは、依然としてメンテナンス中のまま。
日曜日頃から、Googleで「マックスバリュ東北」と検索すると、yahooファイナンスの企業情報、Wikipedia、マックスバリュ“北”東北の公式サイトの店舗一覧の順に結果が表示され、マックスバリュ東北の公式サイトはかなり下(しかもなぜか株主優待のページ=もちろんメンテナンス中だが)になってしまっている。
明日はまた5%引きの日。10日間もメンテナンスが続いている…
【30日追記】マックスバリュ東北のサイトは、30日22時過ぎにやっと、10日間に及ぶメンテナンスが終了。何事も(お詫び等も)なく、従来のページが表示された。
30日の昼間はメンテナンス中で、夜になってトップページ以外が先に復旧し、22時過ぎにトップページが復旧した。「ザ・ビッグ」各店は29日~31日のチラシも掲載。「マックスバリュ」ブランドの店舗では、30日なのでチラシがあるはずだが、掲載されていない。
最後に、企業のネット上での情報公開つながりで。
最近のSNSの流行に乗って、企業や自治体などの組織が「公式Facebook」を開設することがある。
個人的には、Facebookには興味も知識もないし、実名を晒してまでネット上で交流する気にはなれないという考えなので、Facebookの何たるかがよく理解できていないかもしれないが、以下、それについて一言。
個人でなく組織がFacebookを開設する場合、基本的には、不特定多数の人に見てもらうことが、その目的の1つだと思う。
したがって、Facebookのアカウントを持たない人にも内容を見てもらえるよう、ログインしなくても見られるように設定するべきだと思うし、そうしている組織もある。
ところが、中にはログインしないと見せてくれないところもある。(年齢制限が必要な内容のサイトなどではない)
それなのに、インターネットにアクセスできる人なら誰でも表示・閲覧できる普通のホームページに、堂々と「詳しい内容は公式Facebookで!」などとリンクしているのを見ると、腹が立つ。
とあるイベントを知らせるホームページから、Facebookへのリンクがあるが、要アカウント
「そこに情報が存在する」ことは知らせておきながら、その中身が見られないなんて。
気持ちとしては「ある番組をTBS(またはフジテレビ)で放送していることは知っているのに、系列局がないためにそれを視聴できない秋田県民(または青森県民)※越境受信できる地域は除く」とか「スポーツ中継で「試合の途中ですが、一部地域の皆さんとはここでお別れです」と言われた時の「一部地域」に該当する視聴者」の心境に似ているかもしれない。
なんで、わざわざFacebookという特定の企業のサービスを使い、かつ個人情報を晒してログインした人にしか内容を見せてくれないのだろうか。自前のホームページに掲載すればいいのに。
企業にとっては、客層の分析など情報収集できるというメリットはあるだろうが、客側には特にメリットもない。
そこまで出し惜しみするほどの情報でもあるまいに(←そう思うんだったら見たがるなと言われそうですが)。
【24日追記】Facebookなど自前のサーバー以外に情報を置いて公開する利点としては、停電や災害時に自前サーバーがダウンしても(携帯端末等から情報をアップして)情報を公開し続けられ、見てもらえるということもあるだろう。
【3月28日追記】その後、3月26日付でマックスバリュ東北のサイトに「サイトメンテナンスのお知らせ」が掲載された。

3月29日の未明・早朝の4時間ほどのメンテナンス。(マックスバリュ南東北など他社でも行うようだ)
1月の10日間以上のメンテナンスでこそ、こういう告知をしてほしかった。
【4月2日追記】4月1日から、マックスバリュ東北サイトでのチラシの掲載方法が変わった。
自社サイトにPDF形式でアップしていたものが、凸版印刷の「Shufoo!(シュフー)」というサイト上に掲載されたものにリンクするように変わった。

イオンリテールやイトーヨーカドー、他のマックスバリュ運営会社では、以前からこの方式を採用している。(ドン・キホーテなどは逆に自社サイトに戻したようだが)
これなら、自社サイトがメンテナンス中でもチラシは見ることができる。
インターネットの使い方としては、携帯サイト、ブログ、SNSなどと流行りが移ってきたが、その根本は、HTMLによるホームページだろう。
今でも、企業など組織の情報発信は、独自のサイトにアップしたホームページがメインあり、情報の正確さと鮮度では優位に立つと思う。
秋田では、いまだにホームページを開設していない某製パンさんや、だいぶ日数が経ってから過ぎた日付で情報をアップする某旅客鉄道秋田支社さん、利用者からすればとても使いづらい時刻表検索を提供している某バス会社さんなどもあるものの、ホームページは企業と顧客のつながり方を変えた。
スーパーマーケットでも、ホームページを開設して、折り込みチラシを公開しているところがある。
従来、チラシは限られた地域の新聞購読者しか見られなかったのに、今は世界中から誰でも見ることができるとは、考えてみればすごい世の中だ。
イオン系列で、秋田市土崎港に本社があって、青森、秋田、山形各県などで食品スーパーを展開する「マックスバリュ東北」。
ここは、同じエリアの店舗であってもチラシが違う(価格設定が異なる)ことが多い上、我が家からは各店舗とも微妙な距離があってチラシが折り込まれない。そのため、サイトに掲載されるチラシは重宝していた。(さほど店に行く機会はないのだけど)
ただし、手作業でチラシをアップしているらしく、掲載が遅れたり、誤った店舗のチラシを掲載してしまうこと(特に茨島店)がたまに? よく? ある。
1月20日・日曜日は5%引きの日だし、目玉商品でもないかと、マックスバリュ東北のホームページにアクセスしたら、

「サーバのメンテナンス中のため、サービスを停止しております。」「閲覧を含むすべての機能がご利用いただけません。」だそうで、チラシは見られず。
※港北店のネットスーパーやイオン株式会社による店舗紹介は、サーバーが別のため稼働しており、メンテナンス告知画面からリンクされている。【24日追記】隅っこに「お問い合わせ」というリンクもあり、イオン株式会社の問い合わせ先紹介ページにリンクしている。
サーバーの保守は必要だし、チラシのネット公開はオマケ程度だから、見られなくても仕方ないと感じた。この時は。
大手企業や自治体のホームページも、同じような理由で止まることがあるが、その場合、半日から1日で復旧するから、マックスバリュ東北も週明けには当然のごとく再開すると思っていた。この時は。
ところが、マックスバリュ東北のサイトは、週が明けて3日経った水曜日になっても、サービス停止中。【25日追記】25日・金曜日の夜になっても変わらず。このまま週を越すのか?!
さらに、同様の地域子会社である、マックスバリュ北東北(盛岡市)、マックスバリュ南東北(仙台市)、マックスバリュ関東(千葉市)、マックスバリュ長野(松本市)、マックスバリュ北陸(金沢市)などの各公式サイトも、東北と同じメンテナンス中の画面が出る。※北海道や東海など、正常に表示されるマックスバリュ各地域会社もある。
【26日追記】ただし、マックスバリュ北東北、マックスバリュ南東北などでは、各店舗情報のページはイオン株式会社のサイトにアップされていて(www.aeon.jp/maxvalu/の中)、チラシもそこ閲覧できるので、メンテナンスが長期に及ぶことによる問題は少なそう。
これら各社では、同じサーバーを使うとか、保守管理を一元化しているとかで、同時にメンテナンスしているんだろう。
それにしても、天下のイオン(の系列)ともあろうものが、何日間にも渡って公式ページが見られないとは、何たることか。
せめて、「○月○日○時頃までメンテナンスを行います」と予定を示してほしい。(他の企業や役所ならやっているけど)
ネット上では、話題になっていないようだが、僕のように情報が見られなくて困っている顧客だっているだろう。
サイバー攻撃を受けたの? とか、潰れたの? とか、あらぬ心配や誤解を招きますよ。
先日のJR東日本の予約サイト「えきねっと」のアクセス集中と同じことだけど、自分の商売に関わるホームページはしっかり管理してほしい。
【26日追記】改めて、国内のマックスバリュ運営全社(たぶん)の公式サイトの26日現在の状況をまとめておく。「MV」はマックスバリュの略。
正常に公開中(6社):MV北海道、MV東海(静岡県長泉町)、光洋(大阪市)、MV西日本(広島市)、MV九州(福岡市)、イオン琉球
メンテナンス中(7社):MV東北、MV北東北、MV南東北、MV関東、MV長野、MV北陸、MV中京(松阪市)
【29日追記】29日火曜日になって、MV北東北、MV南東北、MV関東などはホームページが見られるようになった。
一方、マックスバリュ東北などは、依然としてメンテナンス中のまま。
日曜日頃から、Googleで「マックスバリュ東北」と検索すると、yahooファイナンスの企業情報、Wikipedia、マックスバリュ“北”東北の公式サイトの店舗一覧の順に結果が表示され、マックスバリュ東北の公式サイトはかなり下(しかもなぜか株主優待のページ=もちろんメンテナンス中だが)になってしまっている。
明日はまた5%引きの日。10日間もメンテナンスが続いている…
【30日追記】マックスバリュ東北のサイトは、30日22時過ぎにやっと、10日間に及ぶメンテナンスが終了。何事も(お詫び等も)なく、従来のページが表示された。
30日の昼間はメンテナンス中で、夜になってトップページ以外が先に復旧し、22時過ぎにトップページが復旧した。「ザ・ビッグ」各店は29日~31日のチラシも掲載。「マックスバリュ」ブランドの店舗では、30日なのでチラシがあるはずだが、掲載されていない。
最後に、企業のネット上での情報公開つながりで。
最近のSNSの流行に乗って、企業や自治体などの組織が「公式Facebook」を開設することがある。
個人的には、Facebookには興味も知識もないし、実名を晒してまでネット上で交流する気にはなれないという考えなので、Facebookの何たるかがよく理解できていないかもしれないが、以下、それについて一言。
個人でなく組織がFacebookを開設する場合、基本的には、不特定多数の人に見てもらうことが、その目的の1つだと思う。
したがって、Facebookのアカウントを持たない人にも内容を見てもらえるよう、ログインしなくても見られるように設定するべきだと思うし、そうしている組織もある。
ところが、中にはログインしないと見せてくれないところもある。(年齢制限が必要な内容のサイトなどではない)
それなのに、インターネットにアクセスできる人なら誰でも表示・閲覧できる普通のホームページに、堂々と「詳しい内容は公式Facebookで!」などとリンクしているのを見ると、腹が立つ。

「そこに情報が存在する」ことは知らせておきながら、その中身が見られないなんて。
気持ちとしては「ある番組をTBS(またはフジテレビ)で放送していることは知っているのに、系列局がないためにそれを視聴できない秋田県民(または青森県民)※越境受信できる地域は除く」とか「スポーツ中継で「試合の途中ですが、一部地域の皆さんとはここでお別れです」と言われた時の「一部地域」に該当する視聴者」の心境に似ているかもしれない。
なんで、わざわざFacebookという特定の企業のサービスを使い、かつ個人情報を晒してログインした人にしか内容を見せてくれないのだろうか。自前のホームページに掲載すればいいのに。
企業にとっては、客層の分析など情報収集できるというメリットはあるだろうが、客側には特にメリットもない。
そこまで出し惜しみするほどの情報でもあるまいに(←そう思うんだったら見たがるなと言われそうですが)。
【24日追記】Facebookなど自前のサーバー以外に情報を置いて公開する利点としては、停電や災害時に自前サーバーがダウンしても(携帯端末等から情報をアップして)情報を公開し続けられ、見てもらえるということもあるだろう。
【3月28日追記】その後、3月26日付でマックスバリュ東北のサイトに「サイトメンテナンスのお知らせ」が掲載された。

3月29日の未明・早朝の4時間ほどのメンテナンス。(マックスバリュ南東北など他社でも行うようだ)
1月の10日間以上のメンテナンスでこそ、こういう告知をしてほしかった。
【4月2日追記】4月1日から、マックスバリュ東北サイトでのチラシの掲載方法が変わった。
自社サイトにPDF形式でアップしていたものが、凸版印刷の「Shufoo!(シュフー)」というサイト上に掲載されたものにリンクするように変わった。

イオンリテールやイトーヨーカドー、他のマックスバリュ運営会社では、以前からこの方式を採用している。(ドン・キホーテなどは逆に自社サイトに戻したようだが)
これなら、自社サイトがメンテナンス中でもチラシは見ることができる。