「道路情報表示装置(あるいは~表示板)」と呼べばいいのか、通行する車に対して文字で情報を提供する装置がある。
今は3色LED式が主流で、国道などにはゲート型の横長のものがあったりするが、国道や県道の幹線道路の秋田市街地の入口に「F」型のものが設置されている。例えば、国道13号線の卸団地入口や城東十字路から秋田駅東口へ向かう途中など。
山王の秋田県庁第二庁舎の向かい側、山王十字路手前にも設置されている。秋田中央道路地下トンネルの入口の手前でもあり、反対側入口(上記、秋田駅東口手前)のと同じ内容が表示されている気がする。(ちなみに、山王十字路→トンネル入口を過ぎてすぐの地点=當福寺脇付近にも似たような少し古いタイプの表示板があるが、最近は消灯しているようだ【2014年2月15日追記】當福寺脇の表示板は、撤去する工事が発注されている模様。2014年2月時点では、電力のメーターが取り外されているようだ)
第二庁舎向かいの表示板は、表示される内容としては中央道路通行時の注意を促す基本パターンのほか、交通安全のキャンペーン、交通規制の予告などがあり、ある程度の期間ごとに入れ替わっているようだ。いずれも3画面を繰り返して1セットの構成。
基本パターンの画面の1つが「秋田県警察本部」なので、県警管轄の表示板なのだろう。
まず、基本パターンの画面。
「秋田県/警察本部」「中央道路/故障車多し/燃料、タイヤ/要点検」レッカー移動される車のイラスト
新しい装置だからか、文字はきれいで読みやすいし、イラストも表示できる。
ところが、
これは“準レギュラー”的な時々見られるパターンなのだけど。
「高齢者や/軽トラ」「国道での/事故多発」「慎重な/運転を」
余白(余黒?)が多いし、全部左寄せだし、なんといっても文字がヘン!
漢字は全体的に偏や旁のバランス、それにカーブの形が不自然だし、ひらがなでは「や」が転びそうなくらい傾いているし、「の」の書き始めが上の線と離れているし、活字体で「で」の点が外側にあるのも珍しいと思う。
もう1パターン。これは先週土曜の駅伝開催に伴う交通規制の予告。(交通規制は午前中で終わったが、午後に見たら既に基本パターンに変わっており、内容の更新は迅速なようだ)
「7月20日/与次郎駅伝」「秋田駅周辺/交通規制/実施」「8:40/~/正午まで」
これもヘンな配置や文字。
余白については文章を簡潔にした結果かもしれないし、上や左に寄った表示位置は作成者の技術によるものかもしれない。
でも、文字が基本パターンとぜんぜん違うのはなんでだろう?
基本パターンではあんなにきれいな文字なのに、ヘタクソな文字になってしまったこの差は?
「秋」ののぎへん、「制」の1画目の点は存在感がなく、「田」は与えられた枠を目一杯占領している感じ。
以前の高速道路の案内標識では、細かい点などを省略して走行中でも読みやすくした独特の書体を使っていたが、この表示板の文字は、そういうのとも違う。
2タイプの文字を並べて比較してみる。
上がヘンな文字、下が基本パターンの文字、
おそらく、文字を手作業で“作っている”というか、線や点で構成された文字に見せかけた画像を表示しているのではないだろうか。作成はけっこうな手間になりそうだけど。
文字を作るのは、秋田駅の発車標でも見られるやり方だが、あちらは表示スペースが狭いためという理由がある。
だけど、こちらはスペースは充分にあるのに、なんでわざわざ面倒なことをするのか。
余白が多い画面に、ヘンな形の文字を配置することによって、ドライバーの注目を集めようという意図がある。のかもしれない?!
【8月6日追記】以前、竿燈まつりの期間中は、交通規制が実施される旨が表示されていた。「竿“灯”」表記ではあるものの、読みやすいほうの文字だった。
しかし、2013年の竿燈期間中は、「中央道路故障車多し」のいつものパターンのままだった。
※続きはこの記事末尾
※秋田中央道路が事故で通行止めになった時は、その旨を表示する機能を持つ
※警察と関係ない内容が表示されることも。
今は3色LED式が主流で、国道などにはゲート型の横長のものがあったりするが、国道や県道の幹線道路の秋田市街地の入口に「F」型のものが設置されている。例えば、国道13号線の卸団地入口や城東十字路から秋田駅東口へ向かう途中など。
山王の秋田県庁第二庁舎の向かい側、山王十字路手前にも設置されている。秋田中央道路地下トンネルの入口の手前でもあり、反対側入口(上記、秋田駅東口手前)のと同じ内容が表示されている気がする。(ちなみに、山王十字路→トンネル入口を過ぎてすぐの地点=當福寺脇付近にも似たような少し古いタイプの表示板があるが、最近は消灯しているようだ【2014年2月15日追記】當福寺脇の表示板は、撤去する工事が発注されている模様。2014年2月時点では、電力のメーターが取り外されているようだ)
第二庁舎向かいの表示板は、表示される内容としては中央道路通行時の注意を促す基本パターンのほか、交通安全のキャンペーン、交通規制の予告などがあり、ある程度の期間ごとに入れ替わっているようだ。いずれも3画面を繰り返して1セットの構成。
基本パターンの画面の1つが「秋田県警察本部」なので、県警管轄の表示板なのだろう。
まず、基本パターンの画面。
「秋田県/警察本部」「中央道路/故障車多し/燃料、タイヤ/要点検」レッカー移動される車のイラスト
新しい装置だからか、文字はきれいで読みやすいし、イラストも表示できる。
ところが、
これは“準レギュラー”的な時々見られるパターンなのだけど。
「高齢者や/軽トラ」「国道での/事故多発」「慎重な/運転を」
余白(余黒?)が多いし、全部左寄せだし、なんといっても文字がヘン!
漢字は全体的に偏や旁のバランス、それにカーブの形が不自然だし、ひらがなでは「や」が転びそうなくらい傾いているし、「の」の書き始めが上の線と離れているし、活字体で「で」の点が外側にあるのも珍しいと思う。
もう1パターン。これは先週土曜の駅伝開催に伴う交通規制の予告。(交通規制は午前中で終わったが、午後に見たら既に基本パターンに変わっており、内容の更新は迅速なようだ)
「7月20日/与次郎駅伝」「秋田駅周辺/交通規制/実施」「8:40/~/正午まで」
これもヘンな配置や文字。
余白については文章を簡潔にした結果かもしれないし、上や左に寄った表示位置は作成者の技術によるものかもしれない。
でも、文字が基本パターンとぜんぜん違うのはなんでだろう?
基本パターンではあんなにきれいな文字なのに、ヘタクソな文字になってしまったこの差は?
「秋」ののぎへん、「制」の1画目の点は存在感がなく、「田」は与えられた枠を目一杯占領している感じ。
以前の高速道路の案内標識では、細かい点などを省略して走行中でも読みやすくした独特の書体を使っていたが、この表示板の文字は、そういうのとも違う。
2タイプの文字を並べて比較してみる。
上がヘンな文字、下が基本パターンの文字、
おそらく、文字を手作業で“作っている”というか、線や点で構成された文字に見せかけた画像を表示しているのではないだろうか。作成はけっこうな手間になりそうだけど。
文字を作るのは、秋田駅の発車標でも見られるやり方だが、あちらは表示スペースが狭いためという理由がある。
だけど、こちらはスペースは充分にあるのに、なんでわざわざ面倒なことをするのか。
余白が多い画面に、ヘンな形の文字を配置することによって、ドライバーの注目を集めようという意図がある。のかもしれない?!
【8月6日追記】以前、竿燈まつりの期間中は、交通規制が実施される旨が表示されていた。「竿“灯”」表記ではあるものの、読みやすいほうの文字だった。
しかし、2013年の竿燈期間中は、「中央道路故障車多し」のいつものパターンのままだった。
※続きはこの記事末尾
※秋田中央道路が事故で通行止めになった時は、その旨を表示する機能を持つ
※警察と関係ない内容が表示されることも。