2010年末、秋田駅前のイトーヨーカドー秋田店が撤退した後の商業ビル「フォンテAKITA」の地階に入った食品スーパー「ザ・ガーデン自由が丘西武秋田店」。
セブン&アイ・ホールディングスの一員である「シェルガーデン」が運営するスーパー「ザ・ガーデン自由が丘」の店舗の1つ。
開店から2年以上経ち、今は秋田市内外から秋田駅周辺に来る人たちにはすっかり定着している。中心部に住む人、駅周辺に来るお年寄りや勤め人、旅行客など、けっこうお客はいるように感じている。(ただし、それはイトーヨーカドー当時も同じ程度だったはずで、それなのにヨーカドーが撤退したことになるが… 客単価はあまり高くないかもしれない)
ザ・ガーデン自由が丘が秋田に来ると知った時、とても唐突な感じがした。
ザ・ガーデンの他の店舗は、首都圏に集中(一時期滋賀県にもあった)しており、秋田だけ飛び地での出店。
さらに、いくら隣のビルに仲間である西武秋田店があるからといって、店名が「ザ・ガーデン自由が丘西武秋田店」と「西武」がくっついているのには、不思議な感じがしていた。(他に「ザ・ガーデン自由が丘西武」という名称の店舗はない)
それに、ザ・ガーデンは高級志向のスーパーであり、イトーヨーカドーの中に、ヨーカドーの食品売り場とは別にテナントとして入っているケースもある。それが、秋田ではイトーヨーカドーの代わりのスーパーとしてやって来るわけで、秋田の人に受け入れられるか(客の立場としてはヨーカドーの代わりとして使えるか)心配だった。
開店してみれば、セブンプレミアムの扱いが多かったりしてさほど高級でもなく、場所に合わせて売り場や商品構成を変えているようだ。
7月24日付秋田魁新報経済面に「西武がザ・ガーデン運営/効率化へ9月にも 子会社から移管検討」という記事が出た。※「子会社」とはシェルガーデンのこと。
ザ・ガーデン自由が丘西武秋田店を、西武秋田店を経営する企業「そごう・西武」が引き継ぐことになるという。
「ザ・ガーデン自由が丘西武、西武秋田店とも経営は順調で黒字を計上している。」
「(移管によって)効率化と顧客の利便性を一層高め、買い回りを促す」
「品ぞろえの方向性は今後精査するが、営業時間は変更しない方針。」「8月末には店内レイアウトを一部変更する計画もある」
「現在、ザ・ガーデン自由が丘西武に勤務するシェルガーデンの正社員は店長1人。運営移管後は店長が異動し、パート従業員約80人は引き続き雇用される。新店長は、西武秋田店の店長が兼務するか、そごう・西武から新たに派遣される見込み。」
といったことで、お客側には特に不利になることはなさそうだ。
チラシやポイントカード(クラブオンがガーデンでも使えるようになるのか)を共通化するとのことなので、メリットになりそう。
nanacoのポイントはガーデンでは、今は税込み100円に付き1ポイントが翌月10日に付与されるが、税抜き100円に付き1ポイントが即時付与に変わるのかもしれない。
このように、西武と同じ経営による“西武秋田店別館”的になることを見越して、「ザ・ガーデン自由が丘西武」という不思議な店名にしていたのかもしれない。
「ザ・ガーデン」をシェルガーデン以外の会社が運営するのって初めてのケースなのだろうし、上記の通り唯一の地方にあるザ・ガーデンでもある。首都圏の店舗と足並みを揃えていくのか、我が道を行くことになるのか。
とりあえずは、ガーデンも西武も赤字ではないようなので、その点も安心した。
【8月29日追記】8月30日・31日は休業して改装を行い、9月1日(日)にリニューアルオープンすることになった。
続きはこちら。
セブン&アイ・ホールディングスの一員である「シェルガーデン」が運営するスーパー「ザ・ガーデン自由が丘」の店舗の1つ。
開店から2年以上経ち、今は秋田市内外から秋田駅周辺に来る人たちにはすっかり定着している。中心部に住む人、駅周辺に来るお年寄りや勤め人、旅行客など、けっこうお客はいるように感じている。(ただし、それはイトーヨーカドー当時も同じ程度だったはずで、それなのにヨーカドーが撤退したことになるが… 客単価はあまり高くないかもしれない)
ザ・ガーデン自由が丘が秋田に来ると知った時、とても唐突な感じがした。
ザ・ガーデンの他の店舗は、首都圏に集中(一時期滋賀県にもあった)しており、秋田だけ飛び地での出店。
さらに、いくら隣のビルに仲間である西武秋田店があるからといって、店名が「ザ・ガーデン自由が丘西武秋田店」と「西武」がくっついているのには、不思議な感じがしていた。(他に「ザ・ガーデン自由が丘西武」という名称の店舗はない)
それに、ザ・ガーデンは高級志向のスーパーであり、イトーヨーカドーの中に、ヨーカドーの食品売り場とは別にテナントとして入っているケースもある。それが、秋田ではイトーヨーカドーの代わりのスーパーとしてやって来るわけで、秋田の人に受け入れられるか(客の立場としてはヨーカドーの代わりとして使えるか)心配だった。
開店してみれば、セブンプレミアムの扱いが多かったりしてさほど高級でもなく、場所に合わせて売り場や商品構成を変えているようだ。
7月24日付秋田魁新報経済面に「西武がザ・ガーデン運営/効率化へ9月にも 子会社から移管検討」という記事が出た。※「子会社」とはシェルガーデンのこと。
ザ・ガーデン自由が丘西武秋田店を、西武秋田店を経営する企業「そごう・西武」が引き継ぐことになるという。
「ザ・ガーデン自由が丘西武、西武秋田店とも経営は順調で黒字を計上している。」
「(移管によって)効率化と顧客の利便性を一層高め、買い回りを促す」
「品ぞろえの方向性は今後精査するが、営業時間は変更しない方針。」「8月末には店内レイアウトを一部変更する計画もある」
「現在、ザ・ガーデン自由が丘西武に勤務するシェルガーデンの正社員は店長1人。運営移管後は店長が異動し、パート従業員約80人は引き続き雇用される。新店長は、西武秋田店の店長が兼務するか、そごう・西武から新たに派遣される見込み。」
といったことで、お客側には特に不利になることはなさそうだ。
チラシやポイントカード(クラブオンがガーデンでも使えるようになるのか)を共通化するとのことなので、メリットになりそう。
nanacoのポイントはガーデンでは、今は税込み100円に付き1ポイントが翌月10日に付与されるが、税抜き100円に付き1ポイントが即時付与に変わるのかもしれない。
このように、西武と同じ経営による“西武秋田店別館”的になることを見越して、「ザ・ガーデン自由が丘西武」という不思議な店名にしていたのかもしれない。
「ザ・ガーデン」をシェルガーデン以外の会社が運営するのって初めてのケースなのだろうし、上記の通り唯一の地方にあるザ・ガーデンでもある。首都圏の店舗と足並みを揃えていくのか、我が道を行くことになるのか。
とりあえずは、ガーデンも西武も赤字ではないようなので、その点も安心した。
【8月29日追記】8月30日・31日は休業して改装を行い、9月1日(日)にリニューアルオープンすることになった。
続きはこちら。