広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ハス咲く

2013-07-29 20:35:54 | 秋田の季節・風景
今年も、千秋公園の広小路沿いの外堀「大手門の堀」のハスが咲いている。
例年並みの7月中旬頃には咲きはじめたようで、今は見頃といっていい状態。

ところで、昨年まで僕は「公園内二の丸の胡月池の鉢植えのハスだけが大賀ハス」であり、「大手門の堀のハスはすべて漁山紅蓮という品種のハス」だと思っていた。
ところが、大手門の堀のうち、昔からハスがあった場所の反対側である秋田駅寄り(アトリオンの向かい付近)にここ何年かで増えているハスは、大賀ハスなのだという。
譲り受けた大賀ハスが1鉢足りないと思っていたら、おそらくそれをお堀に植えたのだろう。漁山紅蓮と離して植えることで、以前のようなごちゃごちゃになるのを防いでいるのだと思われるが、そのことはおそらくまったく市民に告知していない。
そればかりか、相変わらず「スイレン」と「ハス」を混同している人が多い。秋田市に「説明の看板でも立てたらどうか」と提案したことがあったのだけど、そういう動きはまったく見られない。
折しも、ここのハスが重要な役目を担い、秋田市でロケーションされた映画「遠くでずっとそばにいる」が現在公開中。民間では細々と動きがあるようだが、今こそ、ハスの管理者である秋田市が千秋公園のハスについてもっと宣伝するべきではないだろうか。いつやるの? 今でしょ!
※ちなみに、弘前が舞台の「奇跡のリンゴ」も現在公開中。映画の規模自体が「遠くで~」より大掛かりのようだが、弘前市は官民挙げて宣伝し、多くの人が訪れている模様。


以下、紹介するハスは、大手門の堀の中土橋通り寄り(お堀の西側)にある「漁山紅蓮」です。(大手門の堀の大賀ハス、胡月池の大賀ハスは見ていないので状況は不明)
広小路から。後ろは間もなく役目を終える県立美術館
上の写真で低い位置(ここが水面)に茂る、やや濃い色の葉っぱがスイレン。
通りかかった方々が「下のほうの葉っぱもハスなのか?」と話題にしていた。「違います。それはスイレン」と言いたくてしょうがなかった。こういう会話・誤解がここで幾度となく繰り返されているのだろう。
中土橋から

 

 

今年まだ梅雨明けしていないのは、東北地方だけ。【8月3日訂正】北陸もまだ梅雨明けしていませんでした。この後、8月3日に北陸と東北が揃って梅雨明けした。
今年の秋田の梅雨は、6月はまったく雨が降らず、7月に入ってからはほぼ毎日、多かれ少なかれ雨が降っている。日照不足が心配になってくる。
ここ数日、いよいよアブラゼミの鳴き声が聞こえるようになってきた(秋田地方気象台では23日に観測。平年+4日、昨年同)。
週間予報では、8月に入る今週後半には天気が良くなりそうだから、そろそろ梅雨明けだろうか。
コメント
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