広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

フレンドビル竹谷/農林ビル

2015-04-13 23:45:11 | 秋田の季節・風景
秋田市の伝統工芸・銀線細工などを扱う「竹谷(たけや)」という宝飾店が存在する。「たけや製パン」とは無関係(のはず)。
秋田駅近くの広小路と駅ビルに店がある「竹谷本店」は著名だが、他にも竹谷がある(あった)。分家とかのれん分けとかだろうか。

1つは、通町から大町通りに入ってすぐの大町一丁目の「竹谷金正堂」。これはいつの間にか閉店し、建物が東日本大震災直後に解体(この記事後半)され、秋田市初のセブン-イレブン(通町店)になってしまった。
【5月16日追記】以下で紹介する場所の1本東側の道には「竹谷ビル」があり、かつては宝石店「JEWELRY TAKEYA」が入っていた。後に美容室になり、美容室も出て行って、現在は空いている。この記事後半参照。

もう1つが、同じ通りを南へ1ブロック進んだ大町二丁目。
2012年撮影Googleストリートビューより南方向。左手前がイーホテル、右がニューシティ跡
秋田ニューシティ跡地と日本銀行秋田支店の向かい、イーホテルショッピングモール(旧・AD)の隣の隣の隣(間に飲食店と神社)、かつホテルパールシティ秋田竿燈大通りの隣の隣(間に駐車場)。
ニューシティがあった2010年の北方向
キツネ色のタイル張りのしゃれたデザインの間口のわりに奥行きがある建物。
ストリートビューより
北側壁面には「メガネの竹谷」、南側には「竹谷宝石」と表示があり、1階が宝飾店、2階がメガネ店だった。
「フレンドビルタケヤ」という名前の建物だそうで、1984年にADとともに秋田市の第3回都市景観賞を受賞している。(同賞は10年以内に建てられたものが対象)
こちらの竹谷(竹谷宝石店)も、いつの間にか閉店してしまっていた。結局は竹谷本店が唯一残ることになるのだろうか。

その後、フレンドビルタケヤは、外観はほぼそのまま飲食店に変わった。
昨年9月24日付のABS秋田放送「ラジPAL日記」(http://www.akita-abs.co.jp/radipals/?fn=./data/2/201409.dat&no=1411548674)によれば、1階が「ていしょくかふぇ こんにち和」、2階が「おばんざいとうまいおさけ naago(なぁご)」で、昨年9月1日にオープンした。

最近、看板はついたまま、建物に囲いが設置されたので、外観の改装でもするのかと思っていたら、解体されてしまった!
右の白い囲いがフレンドビルタケヤ跡。左の神社の前はバス停
ちなみに、バス停の所にあった古い街路灯(道路管理者管轄ではなく、商店会管理だと思われる)が、2月だったか3月の強風で折れた。

ストリートビューより
手前の空き地↑は、昨年辺りに舗装されてコインパーキング↓になった。
現在
開店して半年で移転ということはないから、飲食店はやめてしまったのだろうか。跡地はどうなるのだろう。

※飲食店当時はビルの名前も別だった模様。続きはこちら



中通一丁目の中央通りの西端にあった「秋田農林ビル」が、2012年秋頃から2013年初めにかけて解体されて更地になった。※最後の記事はこの記事中ほど。
土地は売却され、何らかの建物を2013年夏頃までに着工とかいう話があったが、2015年になっても空き地のままだった。
3月頃に整地作業がされて、今は、
駐車場に?
区画が示され、けっこうな台数の車が停まっている。
小さな看板が立っていて、
「トーカンジェネラス中通契約者専用駐車場」となっている
「トーカンジェネラス中通」とは、中通小学校の裏側にある高層マンション。ここから遠くはないが近くもない。
たしか、このマンションでは今、外壁か何かの工事が行われていたかと思う。おそらく、その工事中に本来の駐車場が使えないため、代替として農林ビル跡地を臨時駐車場にしているのではないだろうか。

シートで覆われて隅に倒して置かれていた「奉行所跡地」の棒状の表示は、今もそのまま。車が踏んづけないような対策はされているけれど、いつまでこのままなのか。
※2015年8月頃までにマンション駐車場としての使用は終わり、整地作業が行われ、9月上旬に再び以前の空き地に戻った。そしてその後
コメント (4)
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