広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

桜の次は

2015-04-26 23:04:12 | 秋田の季節・風景
先週中頃から雨は降らず、この先もしばらくは晴天が続きそう。
秋田市はソメイヨシノが散って、次の花々の季節へ。
以前紹介した、千秋公園裏側にある大きなカスミザクラもしくはオオシマザクラが、今、満開。
 真っ白
近くで見るには位置が高すぎる。遠くから見たほうがいい。



秋田市中央部の北側・泉地区の遊歩道「ハミングロード」では、花盛りを迎えつつある。(以前の記事
枝垂れ桜は終盤

ハミングロードの目玉は、地元の人たちと泉小学校の児童が育てる果樹。
リンゴの花は、
ジョナゴールドが1輪だけ咲いていた
リンゴは品種によって開花時期が少し違い、収穫時期が遅い晩生品種ほど、花も遅く咲く傾向がある。
数品種が植えられているハミングロードでは、ふじなどはまだつぼみ。唯一、ジョナゴールドだけが、まさに今咲き始め。
リンゴは花の色も品種で微妙に異なり、ピンクっぽいものと白いものがあるが、ジョナゴールドはいかにもリンゴの花という雰囲気でかわいらしい。

リンゴの向こうには真っ白い花
隣の梨が満開。

品種は全部「幸水」かな。


ナシってリンゴより遅く開花するものだと思い込んでいたけれど、リンゴより先なのか!
昔、1度だけナシの摘花作業(リンゴとはやり方が微妙に異なる)をほんの少しだけやった経験があるのだけど、すっかり忘れていた。
純白の花
桜やリンゴと同じく、ナシもバラ科植物だから花弁は5枚かと思っていたが、これは7~8枚はある。ナシはこういうものなんだそう。「二重咲き」なのかな?(これも忘れてた)
おしべがピンクだったり黒だったり黄色だったりいろいろだが、これは生長の度合いの違いだろうか。
ナシの花は純白できれいだけど、花弁が角張っていたり、おしべの特に黒い色がアクセントになって、ちょっとキツイ印象を受ける。ニオイもあまり「良い」とは言えない(リンゴはいい香りがする)。
花としてはリンゴのほうが好き。


秋田市の他の植物の状況。
見頃:ハナモモ、ユキヤナギ(大野は今年はあまり咲いてなさそう)、ヤマブキ
咲き始め~これから:ハナカイドウ(リンゴの仲間)、ハナズオウ、カンザン(関山・濃い花色の八重桜)

芽吹きはケヤキはだいぶ進んで、イチョウは出始め、エノキはまだ。

【5月2日追記】4月末になると、ハミングロードのリンゴは全品種が咲きそろった。「千秋」がいちばん遅い(ふじや王林よりも)ようだ。ナシもまだ咲いている。



午後の秋田駅西口大屋根下
ぞろぞろと行列が移動していた。
お神輿!
千秋公園にある彌高(いやたか)神社のお神輿。
「神輿渡御祭」で、神社で祀っている平田篤胤の生誕の地(秋田予備校の横)を出発し、アゴラ広場、エリアなかいちを経て神社へ至るルート。
秋田ではお神輿が出るお祭りは多くはない。彌高神社のもわりと最近始まったものかもしれない。
5月1日・2日には神社でお祭りが開かれる。
コメント (5)
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