ネットで見つけた弘前の話題2つ。
●スキー場廃止?!
弘前大学文京町キャンパスの裏、西ケ丘町・寒沢町にある坂は、冬は積雪と凍結で滑りやすいことから、大学生には「寒沢スキー場」と通称されている。
あまり厳しくない今冬といえども、2月上旬時点で弘前は45センチほど積もり、朝はマイナス5度くらいまで冷え込んでいる。
きっと今年もまた、スリップしたり転倒したりする光景が見られている(危険です。気をつけて!)と思いつつ、何気なくツイッターを検索した。
すると、寒沢スキー場は今冬をもって“廃止”されていた!!
すなわち、路面に融雪装置(ロードヒーティング)が設置された。お役所らしく1月まで工事をしていたようだが、1月中旬頃には稼働開始した模様。
停電するかメインスイッチを切るか、(某秋田市のように老朽化したりして)故障しない限り、ここをスキー場と呼ぶことはできなくなった。
2015年12月15日付「広報ひろさき」によれば、今年度は市道15か所、県道4か所の坂にロードヒーティングを整備したとのこと。(県道も市が工事したってこと?)
坂が多い弘前でも、坂の凍結解消は進んでいるようだ。
●異色の組み合わせ
複数のハウスメーカー(住宅建設会社)のモデル住宅を1か所にまとめて展示する「住宅展示場」。
秋田では、秋田市保戸野の新国道沿いの「AKTハウジングセンター」、岩手では「IBCハウジングメッセ北上」など、なぜか放送局がからむものが多い。
地方だけでなく、キー局のTBSでさえ関東地方各地に「TBSハウジング」を展開している。
不思議だったが、Wikipediaによれば、かつて設置が義務付けられていた非常用送信所が、規制緩和で不要となり、その土地の有効活用として、住宅展示場にした所が多いのだそう。(上記AKTなど各社の展示場がそうだったのかは不明)
今年4月、弘前市神田2丁目に、津軽地域初の住宅展示場がオープンすることになり、14日にプレオープンしたとのニュースが東奥日報のニュースサイトに出ていた。
ここでいう「津軽」とは青森市を含まない、狭義の津軽なんでしょう。青森には住宅展示場が既にあるので。
その展示場は5棟を常設展示する「ハウジングメッセ弘前」。
経営者は「東奥日報社、ABA青森朝日放送共催」。
経営者に新聞社が関わる展示場も、わりとあるかもしれない。
秋田市横森には「さきがけハウジングパーク」がある。(AKTハウジングよりは後発でややマイナーかもしれないが、「♪きっと見つかる、理想の住まい。さきがけハウジングパーク」のCMのジングルは耳慣れている【2018年2月4日追記】1997年8月28日オープン)盛岡市には、岩手日報社による「日報ハウジングパーク」がある。
地方新聞社とその土地の放送局は資本関係にあることが多いから、もしかしたら土地を譲ってもらったのかもしれないし、宣伝を協力して行えるメリットはありそう。
一方で、AKTと魁、IBCと岩手日報と、グループ内で住宅展示場が競合することにもなる。岩手の場合は盛岡と北上で場所を棲み分けているのか。
青森でも「東奥日報ハウジングパーク」というのが青森市浜田にあるそうだ。
ハウジングメッセ弘前で異色なのは、東奥日報+ABAという組み合わせ。
秋田に置き換えれば、秋田魁新報社と秋田朝日放送(AAB)の関係と同じである。この両者が手を結ぶことはまずない。
東奥日報社と資本関係がある、青森放送でも青森テレビでもエフエム青森でもなく、(おそらく)無関係の青森朝日放送と手を結んだのは、どういう経緯だろう?
それに、後発局で、“副業”はあまりせずにテレビ放送事業にほぼ専念している印象がある、青森朝日放送が、こういうことに手を出すのも珍しい。
※秋田のAKTハウジングセンターとさきがけハウジングパークについての関連記事。
●スキー場廃止?!
弘前大学文京町キャンパスの裏、西ケ丘町・寒沢町にある坂は、冬は積雪と凍結で滑りやすいことから、大学生には「寒沢スキー場」と通称されている。
あまり厳しくない今冬といえども、2月上旬時点で弘前は45センチほど積もり、朝はマイナス5度くらいまで冷え込んでいる。
きっと今年もまた、スリップしたり転倒したりする光景が見られている(危険です。気をつけて!)と思いつつ、何気なくツイッターを検索した。
すると、寒沢スキー場は今冬をもって“廃止”されていた!!
すなわち、路面に融雪装置(ロードヒーティング)が設置された。お役所らしく1月まで工事をしていたようだが、1月中旬頃には稼働開始した模様。
停電するかメインスイッチを切るか、(某秋田市のように老朽化したりして)故障しない限り、ここをスキー場と呼ぶことはできなくなった。
2015年12月15日付「広報ひろさき」によれば、今年度は市道15か所、県道4か所の坂にロードヒーティングを整備したとのこと。(県道も市が工事したってこと?)
坂が多い弘前でも、坂の凍結解消は進んでいるようだ。
●異色の組み合わせ
複数のハウスメーカー(住宅建設会社)のモデル住宅を1か所にまとめて展示する「住宅展示場」。
秋田では、秋田市保戸野の新国道沿いの「AKTハウジングセンター」、岩手では「IBCハウジングメッセ北上」など、なぜか放送局がからむものが多い。
地方だけでなく、キー局のTBSでさえ関東地方各地に「TBSハウジング」を展開している。
不思議だったが、Wikipediaによれば、かつて設置が義務付けられていた非常用送信所が、規制緩和で不要となり、その土地の有効活用として、住宅展示場にした所が多いのだそう。(上記AKTなど各社の展示場がそうだったのかは不明)
今年4月、弘前市神田2丁目に、津軽地域初の住宅展示場がオープンすることになり、14日にプレオープンしたとのニュースが東奥日報のニュースサイトに出ていた。
ここでいう「津軽」とは青森市を含まない、狭義の津軽なんでしょう。青森には住宅展示場が既にあるので。
その展示場は5棟を常設展示する「ハウジングメッセ弘前」。
経営者は「東奥日報社、ABA青森朝日放送共催」。
経営者に新聞社が関わる展示場も、わりとあるかもしれない。
秋田市横森には「さきがけハウジングパーク」がある。(AKTハウジングよりは後発でややマイナーかもしれないが、「♪きっと見つかる、理想の住まい。さきがけハウジングパーク」のCMのジングルは耳慣れている【2018年2月4日追記】1997年8月28日オープン)盛岡市には、岩手日報社による「日報ハウジングパーク」がある。
地方新聞社とその土地の放送局は資本関係にあることが多いから、もしかしたら土地を譲ってもらったのかもしれないし、宣伝を協力して行えるメリットはありそう。
一方で、AKTと魁、IBCと岩手日報と、グループ内で住宅展示場が競合することにもなる。岩手の場合は盛岡と北上で場所を棲み分けているのか。
青森でも「東奥日報ハウジングパーク」というのが青森市浜田にあるそうだ。
ハウジングメッセ弘前で異色なのは、東奥日報+ABAという組み合わせ。
秋田に置き換えれば、秋田魁新報社と秋田朝日放送(AAB)の関係と同じである。この両者が手を結ぶことはまずない。
東奥日報社と資本関係がある、青森放送でも青森テレビでもエフエム青森でもなく、(おそらく)無関係の青森朝日放送と手を結んだのは、どういう経緯だろう?
それに、後発局で、“副業”はあまりせずにテレビ放送事業にほぼ専念している印象がある、青森朝日放送が、こういうことに手を出すのも珍しい。
※秋田のAKTハウジングセンターとさきがけハウジングパークについての関連記事。