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『悲しき熱帯』27(世の中の仕組みを俯瞰する)

2021年01月04日 | 文学
🌸『悲しき熱帯』27(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆民族学と構造主義の輝かしい出発点
 ☆人間の考えや行動は「構造」に支配されている
 ☆先住民族の研究からたどり着いた画期的視点

 ☆著者、クロード・レヴイ=ストロトス

⛳『悲しき熱帯』著者のプロフィール
 ☆フランス国籍のユダヤ教徒
 ☆筆者が、ポルトガルの支配下のブラジルを旅していて気付いた
 *サンバの源流は17世紀頃から始まっていた
 *ボサノヴァの音楽、1950年代に生まれた音楽の類似性
 *筆者は、先住民族と出会い、その事実を本書に刻む
 (南アジアも旅し、ヒンドウーやイスラムの世界にも触れてる)
 ☆西洋文明が破壊してきた″未開″とされる地
 *各地で先住民族が「野性的な知」で、豊かな生活を営んでいる
 *それらが西洋中心主義で、蹂躙されているという現実
 *島のルールの「構造」を乱した点を分析した
 ☆筆者は、旅を終えた後は、ナテスを恐れアメリカヘ亡命する
 *ネイティブ・アメリカンのフイールドワークを続けた
 ☆筆者は、マルクス主義を経て、社会主義運動に加わる
 ☆『悲しき熱帯』日本での初版本は77年「新世界」への旅
 *先住民族の顔・子どもたちが描いた動物の絵、景色が広がる
 ☆ブラジルの先住民族は100万人~300万人いたとされる
 *現在では、民族が消滅したケースもあり人口は20万人ほど
 *筆者が、出会った民族に子孫はどうなつているのだろう

⛳『悲しき熱帯』の筆者のその後の評価
 ☆『悲しき熱帯』
 *民族学・人類学・言語学や宗教学・神話学など網羅する
 *「構造主義」という20世紀の要となる思想へと繋がる
 ☆私たちの社会や文化には
 *目に見えない「構造」というものがあるのでは
 *自由にふるまう思想は、60年代後半以降「ポスト構造主義」へ
 ☆日本では、ポストモダンから80年代のニューアカデミズムヘ結実する
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』


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