麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

長期休診

2025年02月14日 | 身辺雑記

平成30年といえば2018年だから

7年前になる。

 

平昌冬期五輪があって、

スピードスケート女子1000mで

小平奈緒が銀、髙木美帆が銅と

日本女子史上初めて

オリンピックでダブル表彰台

初といえば、高梨沙羅がジャンプで

初のメダル! まぁ五輪種目になり

まだ2大会目だったけれど

 

つい先日のスーパーボウルで

フィラデルフィア・イーグルスが

2度目の王者に輝いたが、

初優勝したのも2018年。

第52回スーパーボウルは

ミネソタ州USバンク・スタジアム。

AFCを制したペイトリオッツを

41対33で下した。

連覇の掛かるニューイングランドが

有利との戦前予想を覆した。

 

 

高層マンションに目が行くだろうが、

手前の一軒家が主人公だ。

池袋のとある裏通り。

 

昔ながらの、頭が禿げ上がった

丸眼鏡の温厚なおじいちゃん先生が

夏でも濃紺のカーディガンを羽織った

ベテラン看護婦(あえてそう呼びたい)

と二人でやっていそうな

小さな病院があって。

 

 

それが平成30年4月から

長期休診なのである。

家から近いけれど、

お世話になったことはない。

たまさか通りすがって、

そういえば長らく閉まってるな〜と

近寄って貼紙を見てみたら、平成云々。

 

「受かったのか?」

鋭機が確認すると諄機は黙って頷いた。

鋭機は胸を撫で下ろし携帯に手を伸ばす。

「尾形です。医院売るのは辞めます。

……えぇ、おかげさまで何とか入りました」

 

孫が三浪の末にようやく医大に。

長男を幼くして亡くし、

次男は留学先のドイツで唐突に

医道を捨て人形劇の、

しかも人形の作り手に転じて

今はチェコに暮らしている。

その一姫二太郎の諄機は

電話の間に食卓を離れていた。

 

姉の知鋭子もチェコにいる。

彼女は日本の土を余り踏んでおらず

日本語もそれほど得意ではない。

諄機は小学校から単身島国に来て

祖父母に育てられた。

彼の部屋の窓辺には父の作った木製の、

ムフロン(チェコ山岳の羊の一種)と

汎スラブ色の服を着た少年

(恐らく愛する長男に似せた)が

揺れている。

 

そうして古びた開業医の玄関には

「休診」の紙が貼られた。

 

月日は流れて

諄機は無事に研修医となった。

安心したのか鋭機は旅立ち、

傷心の祖母実知子は施設に入った。

 

居間のビジネスフォンから

「もしもし父さん? おはよう」

「おはよう。……って日本は夕方か?」

「そう。今日もいい天気だよ」

高層マンションに囲まれた戸建てにも

陽の光は届いている。

「近々そっちに行こうと思うんだ」

 

あいかわらず諄機の窓辺には

ムフロンと少年……

その隣にウサギだろうか

明らかに拙い人形が加わった。

机の上にはパソコンと医学書と、

真新しい彫刻刀。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラタノプロスト

2025年02月13日 | 身辺雑記

そーゆ〜わけで

目の薬の話は4日連続に。

 

ラタノプロストは、

緑内障、高眼圧症の治療薬。

眼球のぶどう膜強膜流出経路から

房水の排出を促し眼内圧を下げる

・・・らしい。

 

詳しい理解はしていないが、

2月10日から12日にblogに書いた

ジクロフェナク、ベタメタゾン、

レボフロキサシンは白内障の、

本日のラタノ〜は緑内障の、

ってことだ。

 

レボフロ〜の回に製薬会社が

いくつか登場したけれど、

ジク・ベタ・レボ・ラタの本体を

改めて見てみたら……

 

ジクロフェナクとベタメタゾンは

ロートニッテンの製品で、

レボフロキサシン、ラタノプロストは

日東メディック製だった。

 

前者は7cmくらいの大きさで

後者はややずんぐりした4.5cm。

 

 

ロートといえば、

♪ロート、ロート、ロート……♫

と社名を連呼するCMソング!

歌のバックには社屋が写り、鳩が飛び、

『クイズダービー』が始まるのだ。

 

ロート製薬の一社提供

司会は大橋巨泉(のちに徳光和夫)。

解答者は、篠沢教授(1枠)、

長山藍子や宮崎美子(以上2枠)、

本命で倍率の低い3枠には

黒鉄ヒロシからはらたいらへ。

で4枠竹下景子などがレギュラー。

ゲストが5枠。

 

で、そのグループ企業のひとつが

ロートニッテン(愛知県名古屋市)。

1961年創業の日本点眼薬研究所が

2020年からロート傘下に。

日東メディックは富山市に本社。

 

ここで。

今更になるが白と緑について

 

水晶体が「白く」濁って視界不鮮明に。

それが文字通り「白内障」で、

「緑内障」は眼圧による視神経の損傷。

なので眼圧を下げ進行を抑制するのみ。

残念ながら回復はない

かたや水晶体を人工にかえる手術で

白内障は良くなる可能性あり。

 

以上、White&Greenのこと。

ここで矢張り、じゃ他の色は?

となるのが人情です。

 

古〜い医学書には

黄、青、赤、白、黒、血、石

と「◯内障」が7つあると。

・・・なんか、八犬伝みたい

仁、義、礼、智(以下略)

 

ただ

青や石は現在の緑内障に含まれ、

他も今は使われていない。

黒内障が「健康そうな黒い瞳

なのに目が見えていない症状」

として稀に使われることがある程度。

 

さぁ、そんなこんなで

今日も一日4回、左目に3つ差す。

就寝前にはラタノプロストも加わる。

それは右目にも落とす。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レボフロキサシン

2025年02月12日 | 身辺雑記

レボフロキサシン、ベタメタゾン、

ジクロフェナクの3薬品を

一日4回点眼しているって話の

3日目になる。

 

昨日、薬局店頭のキャラクターから

愛知県額田郡幸田町に飛んだので、

少し話を戻して……。

 

カエルはコーワの「ケロちゃん」。

ゾウはサトウの「サトちゃん」と

まずは補足しておきましょう。

 

コーワは正式には「興和株式会社」で

本社は愛知県名古屋市。

繊維業から成った会社で薬以外の商いも。

 

「佐藤製薬株式会社」は東京都港区。

おくすり専業で風邪薬「ストナ」、

イチローでおなじみの「ユンケル」等の

主力商品がある。

 

企業のあれこれはさておき。

今はひとつも残っていないけれど、

ケロちゃんもサトちゃんも

沢山持っていたな〜。

小3まで体が弱く、病院も薬局も

ちょいちょい通っていたからな。

 

渡辺医院の不要になった空缶を貰い

(ハリなしの注射器も貰ってたな)、

その缶にソフトビニールの指人形やら

宝物みたいに仕舞っていたのだ。

カエルやゾウもその中にいた。

 

 

小4からいきなり医者いらずになり、

以来、歯科医以外は無縁の45 年超。

それが2024〜25年は突然に

お世話になっちゃいました。

入院やら手術やら。

あぁ、寄る年波には勝てず

 

末筆になったけれど。

合成抗菌薬のレボフロキサシン。

発明したのは第一製薬だそう。

……発見ではなく発明

 

〈24時間、戦えますか?〉の

キャッチコピーでドリンク剤自体

バカ売れしたのもさることながら

CMインパクトから流行語になった

「リゲイン」や、感冒薬「ルル」を

世に出した三共と2005年に経営統合し

今は「第一三共株式会社」。

日経の売上ランキングでは4位に

なっている(昨年9月データ)。

 

蛇足ながら、トップ3は武田薬品工業、

ついで大塚HD、アステラス製薬。

で、第一三共(1兆6,016億8,800万円)。

5位には中外製薬。

 

ちなみに三共の初代社長は

タカジアスターゼ、アドレナリンを

発見した高峰譲吉。

 

白内障の術後に差すレボフロキサシン、

ベタメタゾン、ジクロフェナクの話は

いよいよ終わるけれど……てか、

薬のことにはほぼ触れていないが。

その3薬は左目。

実は寝る前に右にはラタノプロストを

一滴たらしているのだが、

赤青白のキャップにまつわり

駄文を綴っている間に

ラタノプロストも就寝前に左目にも。

 

・・・は〜ぁ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベタメタゾン

2025年02月11日 | 身辺雑記

昨日、薬のキャップの話から

春日三球・照代に至ったけれど。

例えばベタメタゾンが「白」

というのはたまさかで、

たぶん製薬会社によって異なる。

そう勝手に思っているが、さて?

 

そのベタメタゾンはステロイド系の

抗炎症薬・免疫抑制薬だそうだ。

そして、他のステロイドより

鉱質コルチコイド作用が少ないのだが、

わたしには「鉱質ナンチャラ」が不明。

とにかく白内障の手術をした左目が

炎症しないよーに点眼している

(しかも日に4回も)毎日なのである。

 

 

薬といえば薬屋さんは、

昔は町に一軒くらいで、その店先には

こどもくらい大きさのある

カエルかゾウが立っていた。

 

最近はドラッグストアという

薬屋さんよりコンビニに近い店が

コンビニ同様まちのあちこちに

「ウゴタケ状態」だ。

 

売上ランキングでは

ウエルシアHDをトップに、

ツルハやマツキヨなどなど

巨大チェーンを展開しちゃってます。

(店舗数ではマツキヨココカラが1位、

2位がウエルシア)

 

便利で良いのだが

なんてぇか、薬屋が長い歴史のなか

培ってきた良い意味での敷居の高さが

なくて寂しくもある。

ま、むしろ意識的に取っ払ったからの

業態なんだろうけれど。

 

それを言い出せば、

八百屋さんも魚屋さんも同じで

時代とともに変わってゆく。

一心太助はもういない。

 

そういえば。

『一心太助』を暫く見ていない。

個人的には山田太郎のTBS版だ。

フジの杉良太郎は覚えがない。

前者は69年、後者は71年だから

66年生まれの筆者がTBSの

『彦左と一心太助』は見ていないはず。

……再放送を見たのね、きっと。

 

映画では、片岡千恵蔵、大友柳太朗、

長谷川一夫、中村錦之助など

スターが歴代演じた架空の人物。

大久保彦左衛門のもとで活躍した

義理人情に厚い、江戸の魚屋だ!

 

 

今年『サイボーグ一心太助』が公開されたから

若い世代にも知られたかしら?

 

製作は愛知県幸田町ほか。

大久保彦左翁ゆかりの地の

町村合併70周年に創られたのだが、

幸田映画の、なんと第3弾だという

 

隣に家康が生まれた岡崎市があり、

合併の話もなくはなかったが、

自動車関連産業などが盛んで

自立できるので今尚、町として在る。

 

演劇鑑賞の会員組織も有する町で

特に新劇関係者はよく知っている。

けれど念には念を入れ書いておくと、

幸田は「こうた」と読む。

愛知県南部、西三河地域唯一の町。

 

しばらく訪れていない

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジクロフェナク

2025年02月10日 | 身辺雑記

「ジクロフェナク」は薬である。

非ステロイド性抗炎症薬の1種で、

主に解熱、鎮痛に用いられる。

 

そのジクロフェナクと

ベタメタゾンとレボフロキサシンを

一日4回、左目に差している。

 

2月某日、白内障の手術をして、

術後に渡された。

ジクロ〜は青、ベタ〜は白、

レボ〜は赤いキャップで

間違えずに点眼できる配慮あり。

 

差す順番はどうでも良いらしい。

ただインターバルを5分取るように

との説明があった。

 

薬の話がしたいのではなく、

言われた通りランダムに使う人

(私はそのタイプ)もいれば、

きっちり赤青白と順番を決める

几帳面なタイプもいるだろうと。

一日4回、赤青白、赤青白……。

 

あるいは一日4回なので

朝は赤青白だが昼は青白赤、

夜に白赤青、就寝前に赤青白

(朝と同じ)となれば、

翌朝は青白赤から始まり……

みたいに、ちょいと手の込んだ

点眼をチョイスする人!

 

いや、それだとRed-Blue-Whiteが

ズレてるだけだから物足りないぜと、

赤青白、の次は赤白青、続いて青赤白

とさらに複雑なパターンを組む

・・・奇特な御人はいないよなぁ。

 

これはあくまでも一例だ。

洗濯物を干すときの洗濯バサミや

風呂で体を洗う手順など

様々な場面でそれは訪れる。

 

何もかも一貫してこだわらない人、

風呂はアバウトだが洗濯には一家言、

とケースでその選択がかわる人、

或いはAとBはずぼらでCには

だったのが、別の日はBに

 

そんなことを考えると

眠れなくなっちゃう。

「あ、それならメラトニンを」

と応えるのは、若い。

筆者世代は春日三球の丸い顔を

即座に思い浮かべるはず。

 

70年代に一世を風靡した

夫婦漫才「春日三球・照代」の

〈地下鉄はどこから入れた〉などの

謎を考えた際のボケが、

数行前の〈眠れなくなっちゃう〉だ。

 

 

ジクロフェナクとベタメタゾンと

レボフロキサシンを一日4回

左目に差している。

1ヶ月くらい差さねばならないらしい。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あやせ

2025年02月09日 | 身辺雑記

〈あやせ〉ときけば、

筆者的にはオランダの名門

フェイエノールトの9番にして、

サムライブルーで14ゴールの

上田綺世(うえだあやせ)以外

ないわけだが

 

YOASOBIのAyaseでしょという声も

まぁかなりあることは認めます

それから、広島出身B型の

ホリプロタレントキャラバン2000

審査員特別賞を得てデビューした

女優・綾瀬はるか、も。

 

そして神奈川県人として、

県央の「綾瀬市」も当然思い浮かび、

あ、そういえば小田急線が乗り入れる

千代田線にも「綾瀬駅」ってあるなぁ、

でも何区だろう…、足立あたりかな?

と。

 

なので行ってみた。

やはり足立区綾瀬だったけれど、

駅前に聳えるイトーヨーカドー

(駅は高架で、北千住を背にした時

左にヨーカドー)がない側は、

葛飾区小菅だった。

それもロシア語のゲー(Г)みたいに

駅南側に線路に沿って張り出している。

西口と東口のあいだに。

 

逆にいえば綾瀬が露語エル(Л)型に

鉄道をまたいでいるとも言える。

 

こないだも、そんな駅またぎの

話を書いたっけな〜

 

そんな綾瀬駅近くに、東京武道館。

国名を冠した都心の武道館よりこぶり、

屋根に「たまねぎ」もない。

どころかかなり斬新なフォルムだ。

東口を出て北上するとある。

 

南にくだった飲食店が多いエリアに

見つけたのは蘇州風居酒屋「豫園」。

綾瀬店とあるから他所にもあるのか?

 

中国哲学文学科で学んだほど

中国に興味を持っているけれど

上海にあるコテコテの観光地「豫園」は

あまり好みではない。

並んで「黄鶴楼」。

こちらは武漢の名勝地で、

高台にありなかなかの景観だ!

 

 

どちらも「本物」を訪れたことがある。

因みに読み方は「よえん」「こうかくろう」。

勿論日本語読み。中国語読みは

「yu yuan」と「huang he lou」。

 

上海と武漢は800kmほど離れている。

それが並んでいるのはお得だ

 

交通でいえば、綾瀬駅は上述の千代田線と

JR常磐線が停まるのだった。

バスは新小岩、亀有、竹ノ塚、八潮などと

結ばれていた(コミュニティバスは省略)。

一方!

綾瀬市には電車の駅が、ない。

JRと私鉄が縦横無尽に走る

鉄道大国でもある神奈川県において稀有。

ただ。

約22平方kmと23番目の面積で、

かつ県では一番新しい市でもある。

1978年誕生

また、米軍厚木基地の約8割が綾瀬市。

……と、これはまた別の話になるか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西南西

2025年02月06日 | 身辺雑記

今年の恵方は、西南西。

ちょいと詳しい説明では

「西南西やや西」と

商魂逞しい情報(?)を

はやくから目にしていたけれど、

結局今年「も」恵方巻を食べず、

豆まきもしないで今日に至る。

てか節分。

今年は2月2日だったのか

 

そーゆーレベルである。

柚子湯とかにも浸からんし

七草粥も食さない。

イベントスルーしがちである。

 

 

あれは2日だったか、いや3日か。

近所のスーパーに行き

入口で籠を手にしたら、

半袖半ズボンの若者が恵方巻を

口にして店内から出てきた。

 

まさに一本まるまる長い奴を咥えて、

つまり五分の四くらいは口外にあり、

ラッパでも吹いているよーな姿。

繰り返しになるが、寒波到来の折に

半袖半ズボン

外国人観光客ではなく日本人でした。

固太りの、20代にみえる。

思わず凝視しちゃいました。

 

彼はレジを済ませ、詰替台で取り出し

即パクしたのだろうか。

そんなに我慢出来ぬほど、好き?

或いは猛烈に空腹??

であれば恵方巻でなく菓子パンとか

食べやすい選択肢も……

腹も満たしたいが福も欲したのか。

 

 

個人的には「最近」の催事という

印象だけれど、検索すると

全国区になったのは2000年頃。

であれば25年。

え〜! そんなに経っているの。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リリーズ

2025年02月05日 | 身辺雑記

2月5日、ふたごの日。

 

愛知県豊明市に本社を置く

(株)ベラミという双子グッズの

専門店が制定とか。

もっと公的な(?)双子を含む

多胎児の諸々に寄与する団体が

提唱しそうなイメージだが

 

イメージでいえば我々世代の

ふたごは、リリーズだ。

こまどり姉妹、ザ・ピーナッツを

知らないわけではないが、

ど真ん中は奈緒美と真由美の

「ザ・リリーズ」

代表曲は勿論『好きよキャプテン』。

で当然デビュー曲と信じていたが、

2ndシングルでした。

75年6月『水色のときめき』が1st!

(〜キャプテンは同年9月)

 

てことはデビュー50周年を

迎えるのだな〜。

と、ハタと気づいてポチッとしたら、

次の土曜日にランチライブ

 

ミュージシックレストラン

「ラドンナ原宿」にて。

運営は(株)ブレーンなのだけど

ラドンナのブッキングには

(株)キャプテンプロモーション。

所属タレントは「ザ・リリーズ」。

 

2月22日にはやはり「ラドンナ」で

バレンタインライブが、ある。

少し残念なことに

リリーズのライブなのだけれど、

出演クレジットは

つばめ奈緒美(リリーズ)とある。

 

2023年1月24日、妹の真由美逝去。

 

86年の姉・奈緒美の結婚出産で活動休止。

2005年の活動再開など紆余曲折の半世紀は

どんな歌声を響かせるのだろう。

 

夕張の生んだアイドルには無縁のことだが、

バレンタインライブの日2.22は、

五所川原に生まれた亡き父の誕生日。

親父は並木栄子・葉子の「こまどり世代」

だろうか……。

 

むしろ2月22日のほうが

ふたごの日っぽい

 

 

リリーズは出身地の花(道花)鈴蘭から。

その花言葉は「純粋」「純潔」「謙虚」。

それから「幸せの再来」だそうだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

跨る駅

2025年02月04日 | 身辺雑記

わたしは川崎に生まれ育った。

150万人超の政令指定都市で

昨年100周年を迎えたまちだ。

 

市の中心で臨海にある川崎区は

丘陵地の地元麻生区から

わりと距離があるので、

小田急で3駅先の東京都町田市が

小さい頃、最寄の繁華街だった。

逆方向の電車にのれば新宿まで30分。

 

今は豊島区池袋の西口側に暮らす。

丘から遥々海に行かなかったように

東口方面に出向くことが少ない。

 

埼京線でひとつ下る板橋駅。

此処も専ら西口側を歩いていた。

例えば長らく制作で携わった劇団

遊戯空間の稽古に通ったりで。

 

縁のなかった駅の反対は

駅名に反して板橋区でなく

北区滝野川だと知らないほどだった。

 

それどころか

駅の所在地が北区滝野川7-4-1で、

だけれども少し前までは

板橋区板橋1-15-1だったらしい。

さらに! ホーム北側が板橋、

南側が豊島区上池袋で

北区は掠める程度という

なかなかに「際」な所にある。

そんなみっつの区にまたがる

板橋駅東口側をぶら〜り。

 

 

ほんと人ひとり歩くのがやっとの

露地が多く、抜けた先に風情豊かな

銭湯に唐突に出くわしたりする。

 

チェーン店もあるけれど、

個人経営のところも頑張っていて、

その頑張りも我武者羅じゃなく

今ある力の範囲内でって塩梅。

 

 

週のうち4日休んで3日開ける

写真屋さん。

週休2日のヘアサロンは

成人式だろうか定休を働いた1月、

かわりに時期をずらした長期休暇。

 

実に今的ではないかしら。

働き方改革

と書き終えるタイミングで

「ぶらり滝野川」もしくは

「滝野川ショートトリップ」って

ブログタイトルもありだったな。

遅れなせながらに思った。

 

さらにさらに

〈書き終え〉…〈カキオエ〉

地元の〈柿生へ〉暫く行ってない。

それに気づいたので

近々充電に向かおうと決意した。

 

末筆に区のせめぎ合う図を。

破線の上部「東口」辺りが北区滝野川。

確かにホームにはちょこっとだ。

下部「西口」界隈が板橋区板橋。

右のアパがある所は豊島区上池袋。

その真下は豊島区池袋本町。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寿司一貫、拉麺一杯。

2025年02月03日 | 身辺雑記

「え〜!◯◯の芝居が6000円」

かみさんがDMの封を開いて、

とある劇団の公演情報の内容より

金額に吃驚していた。

 

キャベツが例年の3倍だの

物価高騰のニュースばかり。

値を上げるか料金は据え置いて

量を減らす「実質値上げ」か?

いずれにしろ庶民は音をあげる。

♪量に料、Ryo-Ryo-Ryo!

値と音とネット、寝るっきゃNe!!♪

 

かつて西八王子にあった「満福亭」を

オマージュした八王子の、

その名もズバリ「百圓ラーメン」が

話題だけれど。

(ラーメン100円、ライス150円)

 

一般的には1000円の壁が

ラーメン業界の課題のようだ。

回転寿司も一皿100円が厳しい時代。

 

寿司といえば、江戸時代には

おにぎりみたいに随分大きかったと。

屋台から構えのある店になり、

ステータスも技術も高くなり……

とすれば。

 

未来。高級拉麺店。

蝶ネクタイにチョビ髭の

みるからにグルメな紳士。

白木のカウンターに座ると

大将は黙って器を出す。

味噌汁椀ほどの。

 

紳士は右手をササッと振り

香りを鼻腔に届かせ、

ふむと表情を和ませると

その手をスープに這わせ

指先にスッと麺を絡め取ると、

口に運んでつるりと飲み込む。

まず麺そのものを喉で感じる。

 

大将が小さな皿を添えると、

ふた指めにさらった麺を

小皿に乗ったチャーシューに

バウンドさせつつクルリと巻いて

パクリ。

今度はしっかり噛んでから、

天井に目線をやり豚の甘みを

鼻に抜き、至極の表情。

 

大将は阿吽の呼吸でシナチク。

グルメ氏は麺には行かず

シナチクだけを口に。コリコリ。

 

次の小皿はトリチャーシュー。

これも巻いて味わう。

言うまでもないが、どれも熱々

 

「今日はいいの入りやした」

スプーンに乗ったフォワグラの小皿。

ラーメンのスープを一口ついばんで、

淡色の肝臓を胃袋に迎えた。

「うん、これは鵞鳥だね。

こないだの家鴨よかぼかぁ好みだ」

 

「あざす。仲卸にも伝えやす」

言いながら、煮卵。

薄くスライスされている。

「岡崎おうはんを機有あるべしを

ベースに煮込んでみました」

麺とともに。

「ほっほー。東海の卵と熊本の醤油、

うん、合うじゃないか、大将」

 

・・・てなことになるのかしら。

いつまでもラーメンは、

ズルズルっと大きな音立てて

喰らいたいもんでげすが。

「大将、お勘定」

「はい毎度ありがとうございます。

4万6千円になりやす」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする