1968年
足立区に八百屋を開業。
1985年
スーパーマーケット1号店開店。
1995年
株式会社サンベルクスに社名変更。
2012年
サンベルクス陸上部創部。
2013年
店舗数30店舗。年商500億円達成。
2015年
ニューイヤー駅伝初出場。
2024年
パリ五輪・競歩男子20km濱西諒が出場。
と
現在東京千葉埼玉にて48店舗
(東京17、千葉19、埼玉12)を展開し、
売上高1,089億円 (昨年2月決算)の
企業の沿革を抜粋してみたが、
実は一度も買物をしたことはない。
身近に店舗がないからに他ならない。
だのに調べて書いたのは、
日曜日に開催された東京マラソンで
日本人トップとなった市山翼が
同社陸上部だからだ。
市山は中央学院大学卒業だが、
奇しくも部の最大学閥で、
他に岡本雄大と松島匠の計3名在籍。
(東海大も同数)
岡本は90回、市山は94回の箱根で
花の2区を走っている。
流通業の駅伝強豪といえば、
かつてダイエーが2年連続3位
(1997、98年)となっているが、
本業の業績悪化により廃部。
以来流通業に出場はなく、
サンベルクスが17年ぶりとなった。
そんな赤と白のユニフォームを
東洋大卒の渡辺奏太もまとっている。
入学年の出雲4区で三大駅伝デビュー。
続く全日本は5区で二つ順位を上げ
5位で襷を渡したが、箱根は走れず。
2年次はまず出雲アンカー。
3位で島根ワイナリーを駆け出すも
5番目でゴールに運ぶ苦い走りに。
しかし全日本は2区で区間2位、
箱根では7区を区間3位と好走し
重要な戦力との期待が膨らんだ。
ところが翌年は故障で三大駅伝未走。
最終学年の全日本で一走を務め、
トップと16秒差の6位で復調の狼煙。
ラストランの箱根は4区を担った。
が古傷が痛み、10位から14位に後退。
まさかの区間最下位のタイム。
襷を受けた宮下隼人(2年)が
区間新の激走で山を駆け上がり
11位まで上げて復路に繋ぎ、
総合10位でシード権を確保した。
まさに「1秒を削る」一丸の
96回大会だった。
そしてサンベルクスへ。
第61回東日本実業団駅伝で
6区区間4位で走り、全国切符に貢献。
1区を務めた65回は10秒差の8位と
重責を果たすなど中心選手として
上州路を駆け、今年は3区で11位。
チーム順位を5つ上げている。
ちなみに市山は5区7位で
チームをさらに押し上げ18位に。
そんな陸上部を有する
スーパーベルクスは昨年6月、
三軒茶屋に進出!(城南エリア初)
世田パブかトラムで観劇の折に
買物可能ってことだな