麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

沙翁/J―7

2016年04月06日 | 制作公演関連
劇聖シェイクスピアの没後400年。
てことで、いつもにも増して
彼の作品が上演されている。

下北沢の10数館ある小屋の中の
ふたつでシェイクスピアが掛かっている。

東京のひとつの街でもこのくらい、
とゆーことは果たして世界では……

恐らく演劇に関わる人間ならば
ストラドフォード生まれの
偉大な劇作家の作品に一度は
関わらざるを得ないだろう。

J-Theter
シェイクスピアコレクションvol.1
『Shakespeare garden Live』
~生演奏によるシェイクスピアの世界~
においては若手が多数だから、
お初の役者が多いけれども。
例えば今回マクベス夫人を演じる
ベテランの神保麻奈などは
約20年前、とあるプロダクションでも
『マクベス』に出演していて、
その時はマクダフ夫人に扮した。



そうそう。
その舞台には、今をときめく
Yがまだペーペーで出演もしている。
そして。
その時同じ役を分けあったHと
劇団を立ち上げることになる。
Hは作演出に重きを置き、
Yは看板女優として演劇界の荒海へ
乗り出したのだった。

作演出と平行して、演技指導でも
高い評価を得ているHはまた、
障がい者と演劇を繋ぐ仕事にも精力的だ。

シェイクスピアで出会った二人の
それぞれの道・・・J-Theaterの
同じ舞台に立った若い役者達にも
そんなドラマが待ち受けている、
…のかもしれません。
そんな思いをはせながらの千秋楽。


ラスト2ステージに向け
ダンスシーンのおさらい中。

なかほどは最終稽古の夜の桜。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする