麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

20世紀少年

2016年05月11日 | 鑑賞
浦沢直樹の傑作『20世紀少年』と
『21世紀少年』を今更読破した。

と書いたのは、実は三月のこと。
タイミングを逃してお蔵入りしていた
ブログをアップするのであ~る(^_^;)
いずれにしろ2015~16年にかけての件。
では、本題に入ります。

自ら購入したわけではなく、
友人から借りたわけでもない。
図書館……ではないがカテゴリーは
それに近いのかもしれない(--;)

僕はdocomoユーザーなのだが、
紛失したり、お釈迦にしたりで
ちょいちょい近所のショップに立ち寄る。

メガロポリス池袋でも一番大きいその店舗は
たいてい混んでいて、待たされる。
新聞(一般紙とスポーツ紙がある)を読んで
時間を潰すのがパターンだけれど、
先客がいて手に出来なかった時
たまたま開いたのが『20世紀~』だった。

豪華キャストで映画化されたことも
勿論知っていたけれど……
そちらも拝見していないので、
兎に角初めてストーリーに触れた。

序盤面白く、一気に二巻まで読んだ。

以来、用事があると続きを読んで、
逆にいえばドコモショップに行った時しか
頁を開かないから……読了まで時間を要した。
( ̄□ ̄;)!!

本作に限らず、てか漫画も映画も小説も、
どうしたって途中息切れをする。
ここでの「息切れ」は読み手ではなく、
書き手なのは言うまでもない。

主人公をケンジからカンナへと
繋ぐあたりがクライマックスで
広げた風呂敷を畳むのに苦心する様が
後半は目立ってしまった。

けれど、面白い作品なのは事実。
昭和世代には大いに懐かしく、
平成ジェネレーションには新しい、
そもそもの仕掛けが効いている。

すっかり忘れていたけれど、
大学時代、彼女に勧められて、
借りて読んだのが、やはり浦沢氏の
『MASTERキートン』だった。

日英ハーフの主人公の職業はオプ。
つまり保険の調査員なのだが、
まさかそれから数年後に自分が
損保代理店になるとは思わなかった。
まぁオプと代理店はまるで違う仕事だが。

『~キートン』連載終了は94年。
ちょうど代理店研修生の頃。
二学年下の彼女とは四年の時別れたから
その当時出ていた単行本までで
最後まで読まずに終わっている。

よし、今度はこちらを読んでみよう。
それはそうと、勧めてくれた
「よっちゃん」はどうしているかしら。

とその前に『20世紀~』シリーズの映像を
先にやっつけるべきかな……。
コメント
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