この子は入口すぐに居る小さい方で、
メインフロアには三倍くらい大きな
剥製頭部が飾られています。
と、いきなりですが。
渋谷のとあるお店に先週お邪魔して。
その日のことを綴ったけれど、
書き切れずにアップしなかったのです。
再構成して、数日遅れで公開しま~す。
※※※
連休前の金曜、打ち合わせ一本と、
とても小さな同窓会、とゆうか、
高校時代の友人との飲み会が
どちらも渋谷であった。
打ち合わせに指定されたカフェは
店名からは思い出せなかったが、
添付された地図の位置から、
「むむ、もしや」と思いながら向かうと
案の定、雑居ビル二階の隠れ家カフェ
「TOKYO SALONARD CAFE DUG」だった。
以前、とある制作者の紹介で
某演出家と会ったのと同じ店。
外に大きな、黄色に黒字の雀荘の看板。
それは三階で、二階にあるその店の
案内は目立つようには置かれていない。
狭く、決して綺麗とはいえない階段を上り
観音扉を押し開いた先に、板張りの床、
アンティーク調の椅子やテーブル、
そうそう鹿だかの剥製も大層目につく、
広くて「別世界感満載」の空間が広がる。
今はなき東急プラザの裏手にあたり、
住所は道玄坂だけれど、その坂自体は
井の頭線の向こう側になる。
渋谷の中では人の流れが少ないエリアだ。
その日、プラザ跡の工事を横目に
小路のゆるい坂を上っていったら、
黒のスタッフジャンパーに下も黒。
まさに我々の業界の、裏方の装いで
男が下ってきて、にやりと笑う。
「山彦の会」の音楽劇巡演で私は制作、
彼は舞台スタッフとして二本仕事をした
鈴木広之と偶然の再会(@_@)
「うわっ、久しぶりじゃん」などと
短い会話だけ交わして別れた。
待ち合わせ時間を過ぎていた故に。
で、隠れ家的カフェで一時間半、
演劇集団ア・ラ・プラスの主宰兼演出
杉山剛志と『ビザール』について話す。
それから飲み会へ。
まぁこちらは語るほどのものはない。
(^_^;)
下足箱は「と4」。超巨大店舗なら、
名前にちなんで「と48」を狙うのだが、
そんな店は滅多にない。
いろはのない数字だけの場合は、
ちびっこ時代好きだった河埜和正の
背番号29か、彼がのちに背負った5を。
あの頃、テレビは巨人戦ばかりだし、
漫画やアニメも主人公はG軍。
長島に王、柴田に高田もいた中で
僕の贔屓は地味な地味な遊撃手。
選手は誰一人悪くないけれども。
度重なるフロントの悪行三昧や
勝つための選手補強などなどに
嫌気がさして「燕」に移行。
なのだが下足札の好みは変わらない。
不思議だな~。
バレーボールの三屋裕子が
筑波大から日立に入って、
袖を通したユニフォームの
番号も5だったりもするのだ。