上は青年座稽古場にこしらえた新劇交流プロジェクトⅡ
『美しきものの伝説』の仮のセットである。
本プロダクションのキャストをここ数回紹介しているが、
今回は、その青年座の面々を、まずは。
嶋田翔平・・・ルパシカ
小磯聡一朗・・・音楽学校
古谷陸・・・学生
尾身美詞・・・突然坊1
角田萌果・・・女優B
松平春香・・・女給/女優C
次にタイトルの幽然坊は、翻訳家であり、
日本のダダイスムの中心人物の一人と言われる
辻潤(1884-1944)をモデルとしており、
この公演では弊団の齋藤隆介が務めます。
また文学座に書き下ろされた1968年の舞台には
幽然坊、突然坊、騒然坊、愕然坊が登場。
今回は、幽然坊(齋藤)、突然坊1(尾身)、
突然坊2(天明屋渚=俳優座)という配役。
左=天明屋・右=尾身
さらりと書いたが、ダダイスム。
何かといえば・・・既成の秩序に常識を否定、攻撃、破壊する思想で、
ニヒリズムが根底にあり、第一次世界大戦への抵抗から始まっている。
辻潤のほかに、漫画「のらくろ」で有名な田河水泡も。
そして。皆様の御支援により全ステージ完売となりました。
6月25日(土)18:30~追加公演を決定いたしました。
詳しくは 劇団東演 ←こちらまで。