〈Q〉神、早、駒、駒、東洋、龍谷、
國學、中学、東洋、東洋な~んだ?
こんななぞなぞに即答できる人は稀だろう。
〈A〉日本マラソン男子十傑の出身大学【後述】。
昨日約束した通り、改題して似たような話を。
3月5日開催の東京マラソン2023は、
女子が日本歴代5位の一山麻緒(資生堂)、
同6位松田瑞生(ダイハツ)、
同8位の細田あい(エディオン)がエントリー。
一方、男子は十傑(同タイムあり11人)中6人
・・・鈴木の辞退がなければ7人、
高岡、藤田は引退しているので現役9分の7。
もう少しいえば。
先月26日の大阪で歴代7位に名を刻んだ西山が
一週間後に走ることはないから8分の7・・・
WBCに勝るとも劣らない夢のレースと言えた。
結果は、皆様ご存知のように駒沢OBが快走。
新しいベスト10が生まれた。
1)鈴木健吾/神奈川大~富士通
2)大迫傑/早稲田大~ナイキ
3)山下一貴/駒沢大~三菱重工⭐
4)其田健也/駒沢大~JR東日本⭐
5)設楽悠太/東洋大~HONDA
6)高岡寿成/龍谷大~カネボウ◇
7)土方英和/国学院大~旭化成
8)細谷恭平/中央学院大~黒崎播磨
9)高久龍/東洋大~ヤクルト
9)西山和弥/東洋大~トヨタ自動車
⭐東京マラソン2023によるランクイン。
◇引退。他は現役(3月5日現在)。
土方が昨年、HONDAから移籍したことにより
現所属が鮮やかにバラけた。
10位タイだった富士通・藤田敦史(駒沢)と
ヤクルト・小椋裕介(青学)がこぼれた結果でもある。
意外や意外、出身大から青山学院が消えた。
9位だった山梨学院大・井上大仁も11位となり、
プルシアンブルーの名前もこぼれた。駒沢は一減二増。
マラソンは個の闘いではあるけれど、
こんな視線からも楽しめます。
さて、出身大でくくると10分の3を誇る東洋。
しかし、設楽悠太はこのレースも棄権。
「沢山のご声援ありがとうございました。
HONDAのユニフォームで東京を走れて幸せでした。
ありがとうHONDA! ありがとうファンの皆さん!」
と、レース後SNSに意味深なツイートも。
31歳。
昨日のレースは双子の兄・啓太(日立物流)も走り41位、
三年後輩の口町亮(SUBARU)は56位と
鉄紺勢は厳しい戦いを強いられた。
箱根は辛うじてシード権を確保。
前述の西山のビッグランは嬉しかったけれど、
現役OBともに全体としては向かい風の走り。
アゲンストに負けずに一秒を削り出せ!