さる土曜日に、女子サッカー
WEリーグを観に行ったのだ。
……ありゃ、もう4日も前か。
と、語る「フクアリ」は三日連続。
ようやっと最終回。
グッズショップでは、我がヤクルトが
胸スポンサーのシャツを発見
くるりと真後ろを向けば、
道路を挟んでJFEスチールの工場群。
JR蘇我駅構内から西口を出て球技場まで
ジェフ、ジェフ、ジェフに染まっていた。
そのメインストリートに並ぶ店の
一軒が「アゴラ」。
話にちょいちょい演劇が混じるけれど、
駒場東大前駅の「こまばアゴラ劇場」が
今月末で閉館となる。
〈静かな劇〉と呼ばれるジャンルを
確立した平田オリザの持ち小屋で、
彼が主宰する「青年団」、
そこから派生した「青年団リンク」の
上演のほか、地方で活躍する劇団の
東京公演にも積極的だった。
人の集まる場所を指すギリシャ語の
「agora」は広場と訳される。
なので今更だが、演劇用語ではない。
「フクダ電子アリーナ」は球技専用ゆえ、
陸上競技場と併用のスタジアムとは
臨場感がまるで違う。ピッチが近い!
そうそう、サッカー観戦以外も
ビーチテニス、モルックなども楽しめる
素敵な「広場」だったのだ。