1969年
1月18日、東大安田講堂攻防戦
2月1日、セブンスター発売
2月15日、夕刊フジ創刊
3月30日、フランシーヌ焼身自殺
5月30日、エリザベスクイーンⅡ号就航
6月12日、むつ進水式
7月20日、アポロ11号月面有人着陸
8月4日、水戸黄門放送開始
9月6日、成田空港建設開始
10月10日、金田正一400勝達成
『インク』の物語の主たる年に起きた出来事。
一昨日に書いた内容もあるし……
俳優座創立メンバーの一人、
東野英治郎主演の長寿テレビドラマや
劇中、喫煙シーンが多いことから
日本国内で大ヒットしたタバコのこと、
舞台となるイギリスのニュース……。
そもそも「新聞社」の栄枯盛衰に関わるので
政治的な話題も盛り込んでみた。
個人的には、筆者の生きるうえでのバイブル
庄司薫『赤頭巾気をつけて』が芥川賞を受賞、
昔、プロデュースしていた演劇製作者バンド
「cool-P」のレパートリーのひとつ
『或る日突然』(トワ・エ・モア)がヒット、
大学の大先輩・植木等が「オヨビでない」を
流行させれば、同グループのリーダーは
「あっと驚くタメゴロー」で一世風靡
・・・そんな年ともいえる。
流行語を重ねれば「オー、モーレツ」も。
ここで『インク』に立ち返れば、
新聞発行部数世界最大に挑む「ザ・サン」は
刺激的な紙面構成、見出しや記事を駆使して、
モーレツな右肩あがりをみせる……。
1969年。筆者にほぼ記憶がない。
川崎市の工業地帯から、同市内ながら、
まるで違うまち、多摩丘陵のなかでも
一際田舎の柿生に転居した年である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます