富山といえば薬売り。
駅前にも像が立っている。
そんな北陸三県で一番東に在る
富山県に降り立った日は
「富山マラソン」が開催されていた。
知らずに来富したのだが、
2015年の北陸新幹線ならびに
富山・新高岡駅開業を機に
号砲が鳴った市民マラソンは
毎年1万人超のランナーが
越中路を駆けるリピーター多数の大会。
前田利長公が築いた城趾の残る
高岡市をスタートし、
海の恵みが豊富な射水市の
絶景ポイント新湊大橋を渡り、
2005年の合併で大きくなり、
県庁所在地では二番目の面積を誇る
富山市がゴールとなる。
愛知〜三重で全日本大学駅伝、
山口では下関海響マラソン、
宮城では東北・みやぎ復興マラソン
等、日本各地でランのあった11月3日。
少し前の予報では悪天だったが、
直前に晴れマーク
富山駅北口からゴール地点の
富岩運河環水公園(下の写真)まで
キッチンカーやテントが並び、
地元の味・鱒寿司に富山ブラック、
定番のたこやきやカステラまで。
グルメのほか衣料品なども。
かたや、南口。
富山に降りたのは久しぶりで、
なかなかの変貌ぶり。
新しいビルが盛況なかたわら
かつてのランドマークが
寂しい姿になっていた。
JRと並んで建つ電鉄富山駅ビル
「エスタ」の2階まるまるワンフロアが
空いて、改修作業中?
それがまるで前衛芸術の展示に
見えないこともなかった。
ただこれは日本各地にある景色だ。
【つづく】
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