6月6日付blogの続き【文中敬称略】
2020年7月、当時「三強」と称された
渡辺明を破り、まず棋聖を獲得した
藤井聡太は・・・
同年8月、王位※で二つ目の冠をかぶると、
やはり「三強」の一角・豊島将之から
叡王、竜王を続けて奪取して四冠!
さらに王将、棋王、そして名人を
渡辺から奪って七冠達成
・・・まで少々補足もしたが、
昨日のおさらいになります。
前人未到の記録まで、残すタイトルは
「軍曹」の異名を持つ永瀬拓矢の王座のみ。
横浜市出身の安恵照剛八段門下で30歳。
かたや、すっかり有名棋士となった
杉本昌隆八段を師とする瀬戸市生まれの
藤井とは長らく「vs」※※で切磋琢磨する仲。
2020年度の棋聖と王位の挑戦者決定戦、
あるいは昨季の棋聖戦※※※などで藤井に屈し、
公式戦の星取は4勝11敗と分こそ悪いが、
互いに手の内を知り尽くした関係だ。
何より永瀬にとっては、王座5連覇が掛かり、
成せば、史上三人目の「名誉王座」を掌中。
絶対に負けられない勝負と言える。
解説※/王位戦は木村一基との対戦。
解説※※/「vs」は二人による「研究会」。
解説※※※/立場が逆。藤井棋聖に永瀬が挑んだ。
と、少々話が前のめりに過ぎただろうか?
藤井は、王座挑戦者リーグに残ってはいる。
他の顔ぶれは渡辺、豊島に、羽生善治九段の
ビッグネームに加え、斎藤慎太郎八段、
村田顕弘六段、石井健太郎五段、
斎藤明日斗五段の8名。
藤井七冠の次戦・準々の相手は村田。
勝てば羽生と斎藤明戦の勝者と当たり、
越壁すれば、別山からは渡辺か豊島か、
それとも……。
先は短いようで長い。
言うまでもないが、タイトルホルダーである
藤井のスケジュールが余りにタフ。
いずれにしろ。
WBC、世界水泳、バスケとラグビーのW杯と
スポーツも熱いが「将棋」からも目が離せない。
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