麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ななかん乃弐

2023年06月07日 | 鑑賞

  6月6日付blogの続き【文中敬称略】

 

2020年7月、当時「三強」と称された

渡辺明を破り、まず棋聖を獲得した

藤井聡太は・・・

同年8月、王位で二つ目の冠をかぶると、

やはり「三強」の一角・豊島将之から

叡王、竜王を続けて奪取して四冠!

さらに王将、棋王、そして名人を

渡辺から奪って七冠達成

・・・まで少々補足もしたが、

昨日のおさらいになります。

 

前人未到の記録まで、残すタイトルは

「軍曹」の異名を持つ永瀬拓矢の王座のみ。

横浜市出身の安恵照剛八段門下で30歳。

 

かたや、すっかり有名棋士となった

杉本昌隆八段を師とする瀬戸市生まれの

藤井とは長らく「vs」※※切磋琢磨する仲。

 

2020年度の棋聖と王位の挑戦者決定戦、

あるいは昨季の棋聖戦※※※などで藤井に屈し、

公式戦の星取は4勝11敗と分こそ悪いが、

互いに手の内を知り尽くした関係だ。

 

何より永瀬にとっては、王座5連覇が掛かり、

成せば、史上三人目の「名誉王座」を掌中。

絶対に負けられない勝負と言える。

 

  解説※/王位戦は木村一基との対戦。

  解説※※/「vs」は二人による「研究会」。

  解説※※※/立場が逆。藤井棋聖に永瀬が挑んだ。

 

と、少々話が前のめりに過ぎただろうか?

藤井は、王座挑戦者リーグに残ってはいる。

他の顔ぶれは渡辺、豊島に、羽生善治九段の

ビッグネームに加え、斎藤慎太郎八段、

村田顕弘六段、石井健太郎五段、

斎藤明日斗五段の8名。

 

藤井七冠の次戦・準々の相手は村田。

勝てば羽生と斎藤明戦の勝者と当たり、

越壁すれば、別山からは渡辺か豊島か、

それとも……。

先は短いようで長い。

言うまでもないが、タイトルホルダーである

藤井のスケジュールが余りにタフ。

 

いずれにしろ。

WBC、世界水泳、バスケとラグビーのW杯と

スポーツも熱いが「将棋」からも目が離せない。


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