麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

本当に称えられるべき人々

2021年12月29日 | 制作公演関連

スポーツ界では先乗りという仕事があって、

自軍が横浜で試合している日に

次の対戦相手のゲームのある長崎に飛び、

情報を収集する役割を担う。

当然、チームが長崎に来る頃には

データだけを残し渡し青森へ飛ぶ、そういう仕事だ。

 

チェーン展開を試みる企業の新規出店に向けた

リサーチも同様の仕事と言えよう。

 

と、いう書き出しからの一年の総括を備忘録的に。

二大演劇賞と言われる巨峰のひとつに登ったと

さる17日に書いた

 

2021年1月の『正義の人びと』では

Uが獅子奮迅の活躍をみせ、

6月『インク』はTが底知れぬ馬力で牽引。

その制作者はともに座から退いた。

 

戦いのさなかに倒れていく友を悼みながら

進んで行く物語は多いけれど。

個人的には最初に書いた「先乗り」的な

全国各地での上演準備に時間を費やしたので、

東京公演は、力のある制作者にお任せだった。

そうそう「先」の仕事とともに、

夏は巡演の旅制作に着いたのだった。

 

そういうわけで、『正義~』『インク』に続く

9月の『戒厳令』は、演出・眞鍋の盟友Hが

外部から現場制作に入ってくれ本当に助かった。

 

今年はそんな一年でした。

本来称えられるべき制作者にかわって、

年明けの紀伊國屋演劇賞の表彰式に出席するけれど。

彼女たちの思いをポケットに忍ばせて行こうと……。

 

 

なぞと師走の街を歩いていたら、もう商店会は22年。

寅年ですね

今年も本当にお世話になりました。

来年も・・・って、これはこれで年賀状みたい?!

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