麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ぬ企画その10の、その四「新旧」

2012年11月16日 | 制作公演関連
昨夜、無事初日の幕を開けた
ぬ企画その10『赤い羽毛』
(於:中野スタジオあくとれ)

満員御礼でのスタートでした。

ご来場いただいた皆様
ありがとうございました。

さて。
『赤い羽毛(はね)』は
第六感事務所の公演として
1998年初演されていますが、
その時、ヒロイン千鳥を
演じた山崎恵美子さんも
昨夜の客席に居られ、
今回の千鳥役・柳瀬英理子
との新旧対談が実現。
(於:終演後の初日乾杯

ぬ企画主宰の高橋信吾
(しはかたしなの)は、
初演ではテルオを演じ、
今回は物語を牽引する水口役を
担っている。
第六感版の水口(山本政保氏)が
仕込中の劇場に、
ひょっこり顔を出したのは
火曜だったか水曜だったか?

ちなみに。
ぬ企画版のテルオは田谷淳。

戯曲には大きく手が入り、
上述のように配役も総入替。
初演をご覧の方々は
そのあたりの違いも
楽しんでいただけます。

勿論。初めての方にも
喜んでいただけるように
作られております

今日は昼夜2ステージ。
マチネは完売。
(若干の当日券あり)
夜は少し余裕があります。
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ぬ企画その10の、その三「高橋」

2012年11月15日 | 制作公演関連
ぬ企画その10『赤い羽毛』
本日、開幕でございます。

さて。
「その10」ってくらいだから
十回目の公演になるのです。

旗揚げは1993年。
高橋信吾と高橋真理子の二人で。
そこに制作で僕が呼ばれて、
「高橋」が三人もいる座組だった。

あれから21年も経ったのか

その年は、元気に年三本も打って、
翌年から98年までは
年一本きっちり発表する
コンスタントな活動をしていた
「ぬ企画」。

97年、僕は某新劇団に入り、
年は忘れたけど前後して
真理子は結婚して「外園」になり
「ぬ企画」は信吾一人になった。

それが理由か知らないが、
公演ペースがのんびりになり、
99年のあと三年休んで2002年、
その次も同じペースで2006年。

そこから少し長~く空いて
今回まで六年の歳月。

で。『赤い羽毛』。
信吾は演劇活動名を
「しはかたしなの」に改めたが
製作には高橋信吾の名を残す。
出演者に高橋敏之。
そして久しぶりに僕も
制作に呼ばれて・・・
またまた「高橋」が三人だ。


写真は信吾と敏之、
「高橋」の2ショット!


まもなく場当たり終了し、
15時からゲネプロ、そして。



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ぬ企画その10の、その二「麒麟」

2012年11月14日 | 制作公演関連
昨日の最後の通し稽古は
やや低調だった。

疲れもあるだろう。
日曜日から丸一日空いたことも
影響しているのかも…。

いずれにしろ
今日の場当たりでしっかり固めて
明日のゲネで最終調整。
そして初日の本番へと繋げたい。

さて劇場内で技術スタッフが
キャストと汗を流す中、
制作は当日配布の
リーフレットの印刷なぞ。

その道すがら。
中野の其処此処にいる「きりん」。

病院の入口に。



公園にも。
それからバスにも。


と、呑気にしていたのは
昼過ぎまで。
場当たりになって、
予想以上にシーンごと
時間を費やし、
明日は10時に小屋入りし、
11時から今日の続き。

わりとタイトになりそう。
ただ内容的には深まった一日。

さあ、泣いても笑っても
明日は『赤い羽毛(はね)』
初日です



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ぬ企画その10の、その一「準備中」

2012年11月13日 | 制作公演関連
ぬ企画その10
『赤い羽毛』は月曜に大道具を、
火曜にその残りと音響仕込み、
夜には最後の稽古をして、
明日照明の仕込みと場当たり。


写真は昨日のもの。
中央脚立右が演出の難波さん。
脚立後ろは役者の大前さん。

右手前で美術の弓野さんと
舞台監督・西川さんが打ち合わせ。

奥のパネルで色塗りするのは
制作助手の鳴嶋さんと、
王様美術の伊藤さん。


で、現在こんな感じです。
要はごみ置き場。高架下の。
そんな場所で展開される
ファンタジー・・・

改めて公演日程。
15日(木)19時半
16日(金)15時と19時半
17日(土)15時と19時半
18日(日)15時
前売・当日とも2500円。
ただし金曜昼は1500円。

どの回もチケットございます。

中野あくとれ、中野駅南口から
線路沿いを歩いて、すぐ。
5分かかりません
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色んなものが届いた。

2012年11月13日 | 身辺雑記
色んなものが届いた

時系列でいうと。
まず11月9日夕刻、
W・ローズ公演『ROSE』を
観に来ていた詩人兼演劇ライター
鈴木太郎氏が、自ら発行する
個人誌「太郎の部屋」最新号を
終演後、手渡ししてくれ。
(写真:左上)

帰宅すると、ポストに
本多劇場開場30周年の
立派な冊子が入っていた。
(写真:右上)


その夜、というか
日をまたいだ10日零時過ぎ
来月制作の遊戯空間芝居公演
『仮名手本忠臣蔵』のチラシを
主宰・篠本氏みずから車で宅配。
(写真:中央)


昼過ぎ。マンションの
お隣に入った新しい住人が
お菓子を持ってご挨拶にいらした。
(写真:左下)
お隣さん・・・と言っても実は
大家さんのご子息なのだ

で大家さんは、かみさんが
元いた劇団で演出していた方で
ご子息は子供の頃、その劇団に出演し
また夏の演劇人の野球大会にも参加
と、かみさんとは旧知だったりする。

以上。先週末のこと。
『ROSE』は無事終幕。
月曜から中野のスタジオあくとれ。
ぬ企画その10『赤い羽毛』の
15日開幕に向け、準備は進む。

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ローズ千秋楽~さらば、武蔵関

2012年11月12日 | 制作公演関連
お陰さまでW・ローズ
『ROSE』は無事全日程を終え
上演を終えました
ご来場いただいた皆様、
改めて有難うございました。


このベンチで語られた
一人の女性の物語。
どのように観た皆様の
胸に届いたでしょうか。



会場となった[ブレヒトの
芝居小屋]の前に立つ
この大きな樹のように
凛とした彼女の八十年の生涯から。

東京演劇アンサンブルの拠点。
その大稽古場が公演の際は
劇場になり、隣の小稽古場は、
台本の読み合せや会議、
公演時にはロビーとなり、
今はこうして
打ち上げ会場に姿を変える。


数年前、豊島区主催の
『池袋わが町』という舞台の
制作主体を劇団俳小が担い、
そのサポートで入った時は、
大塚の俳小の稽古場に
お世話になったが、
今回は武蔵関のアンサンブルに
草鞋を脱ぐ二ヶ月強でした。


さ! 今日からは中野。
ぬ企画『赤い羽毛(はね)』。
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ローズ四日目~超・演出助手のこと

2012年11月10日 | 制作公演関連
受付のサポートについて
書いたりしたが、W・ローズ
『ROSE』公演
(作/マーティン・シャーマン
訳/堀真理子、演出/高瀬久男)
で、獅子奮迅の働きをしたのは
なんといっても演出助手の
三由寛子である。

東京演劇アンサンブル
俳優教室32期を経て1999年入団。
『グスコーブドリの伝記』
(作/宮沢賢治)のネリや
『明日を紡ぐ娘たち』
(作/広渡常敏)の秀子などを
演じるかたわら、2011年2月には
作/アゴタ・クリストフ、
訳/堀茂樹『道路』で演出デビュー。
その後、育児休暇で劇団活動休止。

そんな彼女に、劇団代表であり、
プライベートユニットW・ローズ
主宰の志賀澤子が熱く乞うて、
現場復帰したのだが、
ブランクが短いこともあり、
八面六臂いや十六面十二臂

本公演が成功に到る最大の
功労者である。
そう、「あった」ではなく、
彼女の仕事は今日明日とまだまだ
終わらない。
三由さん。。。あ、今更ですが
珍しいこの苗字は「みよし」です。
。。。最後まで宜しくお願いします。

我々世代には「三田寛子」と一字違い。
一字というか頭の棒が出るか
出ないか違いなのだ。

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ローズ仲日~満員御礼

2012年11月09日 | 制作公演関連
今日は仲日。
(W・ローズ『ROSE』の話です)

昨日の中途半端なブログにも
既述したが満員御礼の昼公演。

受付サポートには今日も、
古巣東演と、結成から
まもなく一年の社会人劇団・
櫂人から駆け付けて頂いた。

そうそう。
昨夜は片付けを終え
小腹が空いたなぁと一人、
駅前の中華屋に入ったら
先にあがった櫂人の面々
(と言っても二人だが)
と遭遇し、『ROSE』について、
さらには彼らの活動展望など
飲みつ語りつ…

さて2ステージにおける
『ROSE』の感想を幾つか拾うと。
まずは、この難解な作品に
挑んだ気概に多くの方から
称賛の言葉を頂いている。

徹底的に抑制し、研ぎ澄ました
美術、照明、音響……
勿論それを司る演出には、
称賛を超えた感嘆を、

そしてその中で「ローズ」を
演じる志賀の声の良さ、
また独特の台詞回しが
少しずつ作品世界に誘ってくれる
等々のお褒めの言葉が、
お見送りする制作の耳に
届いている。

残すは土日の二回。
明日は、最近制作者に転じた男、
制作で入ったピタパタ
『ジョマクノギ』出演女優に、
女優を目指す金の卵と
バラエティーに富んだメンバーで
お出迎えします。

そして千秋楽は、初日に続き
東京演劇アンサンブル有志が
有終の美(?!)を飾ります。

お、今日は最後まで
書き切って送信。
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ローズ二日目~本番中に

2012年11月08日 | 制作公演関連
ユダヤ人女性の80年の半生を
二時間で一気に語る『ROSE』
第二夜が今本番中である。

アンサンブルの事務所のPCで
キーを叩いている。

お陰様で明日9日昼の回は
ソールドアウトとなりました。

予約のないお客様、
土曜夜、日曜昼にお越しください。

1ステージでも完売すると
とととととっと他の日も売り切れる
ってのを経験している制作は、
僕だけではないだろう。
不思議な現象だが、勢いというか
風がドミノを押すように・・・。

さて。時間を割いて劇場に足を
運んでいただくお客様には
本当に深く感謝するけれど……
メインスタッフのほかに、
当日運営のお手伝いの方の力も
公演には欠かせない。

今回、東京演劇アンサンブルの
全面協力をいただき、仕込みから
バラシ、さらには初日と楽日の
受付サポートに手を借りている。

『銀河鉄道の夜』『ラリー』の
2班それぞれの旅公演の合間に。

そして、2班とも出払った
今日からの三日間は。。。
古巣の東演や、劇団櫂人などに
受付に馳せ参じてもらっている。

本当に。。。お、わっ、
舞台が間もなく終わるので、
ここで送信します。
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ローズ初日~いよいよ開幕

2012年11月07日 | 制作公演関連
今夜W・ローズ公演
『ROSE』がいよいよ初日を迎える。
天気も最高

昨日は冷たい雨だった。
時に強く降り、やんだと思えば降り。

そんな中、
日韓演劇交流センターによる
「韓国現代戯曲ドラマリーディング」
のオーディションが開催された。
『ROSE』を控えていたので、
制作でありながら
もう一人の制作の太田に託し、
(まぁ細かく言うと彼が制作責任者で
助手的ポジションなんだな、おいらは)
頭だけ顔出して、ブレヒトの芝居小屋へ。

不思議なのは、そもそもブレヒトの芝居は
太田の属する東京演劇アンサンブルの稽古場だ。

アンサンブルは秋のツアー中で、
稽古場で彼とは一度も顔を合わせなかった。
空席の彼の机を借り、
『ROSE』の制作作業をする毎日。

その二人が西新宿の芸能花伝舎で会うの図。

オーディションには100人が集まる盛況。
『ROSE』のキャパも概ね100席だが、
制作の力不足で金曜昼のみ満席
(当日券あり)。
だが、他はまだ余裕がございます。

まるでまとまってないが、
この辺りからも初日の風情が伝わるんじゃないかな?
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