麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ブックカバーチャレンジのつづき

2020年05月16日 | 制作公演関連
ブックカバーチャレンジの話が、
横道に逸れて〈アートにエールを!〉に
チャレンジする実況になった昨日。

お陰様であのあと登録できました。
かみさんは4000番台で私は6000なんぼ。
前者は開始から2時間以内……ってことは
時間あたり1000件の処理能力だった計算。
ただ私、かみさんのクリアから30分以内で
登録成立したので、その僅かの間で2000増。
第一関門と第二関門での違い?
或いはアクセス人数が減って、
渋滞が緩和されたことも関連したか?

      

ちなみに。
昨日、最後まで書けずに終わったのだが。
事業概要の黒ポチとして「プロの~中略~
動画作品を募集し、専用サイトで配信します」
(全文は昨日掲載)と、もうひとつあって、
「動画作品を制作した方々には、
出演料相当として一人当たり10万円(税込)
を支払います(1作品につき上限100万)」。

つまり個人でも良く、団体での参加も可能。
その上限が100万円。

そのための熾烈な戦いが昨夕18時まで
繰り広げられたのだった。
あくまで、まだ事前の個人登録で、
このあと具体的な企画を提出し、
選ばれるって流れ。先は長いのであ~る。



いきなり工事現場。
弊ブログで二度ほど、
我が家の南東でマンション建設、
北西で一軒家の解体がダブルで進行中
と書いきたのだが、一軒家は更地になり、
今度はその隣の集合住宅の解体に入った。
終われば、二棟分合わせた土地に
四階建新築マンションが着工される。

暫くは騒音+激しい揺れとの暮らしに。

気付けば今日もブックカバーナイガシロ。

やおら強引に、ブックカバー。



1945年から2003年の宮崎県の
演劇史をまとめた本である。
プロアマを含めた県内の劇団を
つぶさに拾い集め、
また俯瞰して時代ごとの特色も網羅。
・・・あ、本来のチャレンジは
内容にふれないルールだったぞ。

稿を改めてにしましょう。
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ブックカバーチャレンジ

2020年05月15日 | 制作公演関連
正しくは《7日間ブックカバーチャレンジ》
と記すべきなのでしょうか?

コロナ禍のFacebookで見かけはじめ、
まさに巣籠生活と、最近の本離れに
ダブルに効く面白い遊びだな~と。
ただ明確なルールは知らない。

「本についての説明はナシで
表紙画像をアップする」のが最低限で、
毎日一冊七日間で達成が基本ながら、
呑気に七冊紹介してもいいとかも聞く。
一冊ごと友達を招待する人もいれば、
七冊目でバトンを渡す人もいるようだ。
更には次に繋げない人もいて、
逆に指名をやわらかく拒否する人も……。

前段はともかくとして。
星の数ある本だから、当然知らないもの多数
てか、それが魅力だから拡散しているのだろう。
ただ。
わりと近しい人(僕だけかもだが…)と繋がる
FBの特性上、芝居に関わる本が目立つ。
有名な戯曲や演技メソッド、
芝居になった小説や演劇人の自叙伝など。
で、とはいえ七冊もあるから、
漫画がかなりの確率でチャートインする。

やっぱり日本の漫画はレベルが高い。
日本のアートを牽引するジャンルのひとつ。
(言うまでもないが

さて、本日15日。
【アートにエールを】の個人登録の日でした。
東京都が、都内在住及び都内で活動する
アーティストを支援すべく発信した事業。

朝10時から受付開始。
そして予想通り、502 Bad Gateway。
例えるなら、アイドルやバンドの
チケット争奪戦……あ、いや
演劇界だって80年代の小劇場で起き、
最近では2.5次元がそうかも。

と話題がブックカバーチャレンジから
オンラインチャレンジに変わっている。
ついでなので少し触れると。

正式名称は・・・
芸術文化活動支援事業
「アートにエールを! 東京プロジェクト」

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、
芸術文化関係の展覧会・公演・イベント等が
中止・延期となり、日頃、芸術文化の分野で
活動されている方々の制作や発信の場が
失われています。
このような中、東京の魅力の源泉でもある
文化の灯をともし続けるため、
「アートにエールを!東京プロジェクト」を
立ち上げました。プロジェクトを通じて、
アーティストやクリエイター、制作スタッフなどの
方々の自由な創作活動を支援するとともに、
東京の多彩な芸術文化の魅力を
多くの方へお伝えしてまいります。
・・・という事業。

一度ポチッから離れてブログを書いてみた。
一時間四十分後に再チャレンジ。
やはり何度ポチッとしても、502 Bad Gateway。

実は隣では相方もチャレンジ中。
第一関門……応募フォームは開き
(まず大多数が、ここに辿り着かない)、
必要事項を埋めて送信するも、NG
この第二関門で留まる人も多いはず。

なんたって全てのアート(美術、音楽、演劇他)
が対象ですからね。
あ、ちなみに随分あたまの方に個人登録と。
本日はあくまでIDを得るためのもの。
しかも定員があると発表されています。

プロとして芸術文化活動に携わるアーティスト、
クリエイター、スタッフの方々から、
自由な発想を基にした動画作品を募集し、
専用サイトで配信する、

お、かみさんは登録できた模様。
では私も三度参戦すべく、いざ

ここで中途半端な拙文はアップします。
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巣籠坊主の日記

2020年05月14日 | 身辺雑記
5月6日
ポストに届く郵便がほとんどない此の頃、
チラシのたぐいばかりである。
圧倒的な存在感を示すピザ等の宅配、
あるいは不用品買取の広告ビラ。
珍しかったのは時節柄、消毒液の案内
それから隣駅の北口に開院するクリニック。
準備を始めた頃には明るかった筈の独立開業が、
いきなり未知のコロナウイルスとの対峙になるとは
想像もしなかっただろう……。

    

同日
地元選出の衆議院議員が軽自動車で
「コロナで困っている方は相談を」と
路地を細かく縫ってアナウンスしていた。
連休前には税金対策や助成金について
まとめた冊子の投げ込みをしていた与党議員。

こういう時こそ野党に頑張って欲しいが。
……いや、私の知らない所できっと一所懸命
活動されているのでしょうが



5月13日
ポストを開けたら、アベノマスク。
ついに到着。
というか、途中で引き返したからね
その間に逞しい民間、しかも異業種が
頑張って仕入れたマスクが
今や原価を割ってでも売るしかないと
ニュースで聞く時節だ。
笑うに笑えない話。

ふと思う。
生類憐れみの令のと並ぶ愚作として
教科書に名を残すのだろう、と。
ただ綱吉は今頃になって良い政治も!
と言われたりもするからな……。

5月14日
ピンポンが鳴り、宅配が届いた。
妻の親戚から、米や富山名物「黒作り」、
ほかにもトイレットペーパーや小麦粉など
東京では品薄と報じられた品々が……。
ありがたや

と、書いていたら首相会見。
メディアの既報通りの39県解除。
国民はそれにサンキューと言うべきなの?

そうそう、江戸時代。
五代将軍のあとも十代続いた頃に、
幕府に対して反旗を翻したのは藩。
藩と今の県とは一緒じゃないと
知ってはいるけれど。
最近の首長の「一部」には敬意を。


新しい生活様式には首をひねるが、
新しい政治改革には期待したい木曜日。

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道灌

2020年05月12日 | 身辺雑記
前回紹介した隅田川馬石師匠の、
初高座のネタは『道灌』であった。

江戸城を造ったことで知られる
武将・太田道灌が急な雨に遭い、
簑笠でも借りようとあばら家に寄る。
と、娘が出てきて、貸す簑すらないと
和歌に託して謝るという逸話を
基とした長屋咄が『道灌』なのだが、
私の住む豊島区内の面影橋近くに碑。
ただ「その地」と謂われる場所は
他にも埼玉県越生町などにある。

道灌は、我が故郷の川崎にも伝説を残す。
川崎市幸区にある夢見ヶ崎という地名は、
彼が築城の候補と決め、野営した時に
一羽の白鷲が兜を掴み飛び去るという
不吉な夢を見て断念したことに由来する。
城に適した小高い岡は今は小さな動物公園。

近くの南加瀬に親戚がいて、何度も訪れた
個人的にも思い出深い場所だ。
再び落語の『道灌』に話を戻すと……。

ご隠居宅で、八五郎が屏風を見て、
「シイタケの親方みてェな帽子かぶって、
虎の皮のモモヒキ履いて突っ立ってる
あれは誰です」と尋ねる。
それが前段、道灌の「山吹の里」の逸話で、
娘が後拾遺和歌集にある兼明親王の
「七重八重 花は咲けども 山吹の
実のひとつだに なきぞ悲しき」という歌に
実際山吹を添えた振る舞いから、
道灌が「余はまだ歌道に暗い」と嘆き、
以後励んで、歌人としても高名になった、
とご隠居が説明をする。

当然落語なので、八五郎はそれをなぞって
しくじるわけである。ネタバレは控えつつも、
この咄の良きところを素人なりに解けば。

行政者が、まず庶民の生活の厳しさを知り、
〈パンがないならお菓子を食べれば〉とは言わず、
自らの足らない部分を省みるのは、
現代の我が国の政治家……特に与党の議員と
まさに重なるわけである。

傘ならぬ家賃すら払えない庶民の窮状を察し、
次々とスピーディーな対応を施すことに専心!
人生百年時代に、公務員の定年引き上げといった
重要案件があることは重々知った上で、
それでも市井のことを慮って細やかな助成支援に
全精力を傾けてくれるセイジカの皆様に、
道灌の姿を見て、120%の同感を!!

ちょいとめーに根多割れはしねえと言っときながら
前言撤回しちまうと『道灌』のさげは、
「カドが暗ェから、提灯借りに来た」である。
……野暮ながら、歌道と角が掛かってます。

大分、提灯が過ぎたかしらん。
奇しくもコロナで生活習慣も変える云々きくけれど、
日本の政治も「角」が来ているようで……。
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さすけ

2020年05月11日 | 身辺雑記

JTというのは我々昭和世代には「専売公社」で、
僕を含めたバレーボーラーにとっては、
猫田であり、西本であり、下村、原、栗生澤らの
「専売広島」の面々を思い起こすわけである。
その後も名選手は輩出するけれど、彼等は
JTサンダースのプレーヤーになってしま……
ん? もともとJTの話では?

そう、その企業のコマーシャルで
『想うた』シリーズが素敵である
ただ僕のように見流していると、今OA中の
「姉妹を想う」篇がシリーズ第五弾であって、
これまでのシリーズの主人公・村上の恋人
二宮遙と、その妹・藍の話であり、
しかも遙は地元の松山市で働く美容師、
妹の藍は地元を離れて東京へ……って展開を、
あの短いCMからでは読み取れないのである。
ぼんくらな僕はこの稿を書くべくHPを検索。
その中で。
「日本たばこ産業」の素晴らしい映像作品の
魅力を語る「サスケ」という二人組
(奥山裕次、北清水雄太)にヒットした。

我々昭和世代にとって「サスケ」とくれば、
白土三平の漫画作品・・・光文社の漫画雑誌
『少年』にて1961年~66年連載・・・を
アニメ化した『サスケ』がインパクト大である。
初回放送は68年だそうだが、繰り返し繰り返し
再放送され、主人公サスケはじめ父の大猿、
母や、父の再婚でできた姉など
魅力的キャラクターが多かった。

余談になるが
大猿の盟友・霧隠才蔵の声に近石真介。
後に、まさか彼が代表(当時)を務める劇団に
入るとは、ハナタレ小僧は思いもしなかった。

そうそう幹部面接の前に、まず「近さん」と
一対一で話したのだった。…まじ、緊張した。
1997年のことだ。

大猿は文化座の外山高士、
母にはテアトルエコーの平井道子等々、
新劇俳優が主要の役に配されていた時代……
だが、それはまた別の話。



環七沿いのファミレスで緊張していた97年、
前座の五街道わたしから、二つ目に昇進し、
同時に五街道佐助となったのは、
93年、五街道雲助に入門した村上だ。
もともと役者志望で、佐助時代はまだ
二足の「わたし」ならぬ草鞋を履いていた。

僕が制作で、佐助は役者として、
『リョーマの休日』という舞台で出会った。
その縁に甘えて、その後も・・・
町内会のイベントで一席語って貰ったり、
アマチュア演劇講座の特別講師を頼んだり、
嗚呼、懐かしいにも程がある……。

2007年真打ち。四代目隅田川馬石に。
この年、第12回 林家彦六賞も受賞。

11回が柳家三三、10回は兄弟子の
三代目桃月庵白酒(当時五街道喜助)、
遡れば、第2回に立川談春、
翌年には第十一代桂文治(当時桂平治)
といった顔ぶれの並ぶ大きな賞に輝いている。

そんか馬石・・・僕にとっては佐助・・・の
初高座は『道灌』であった。

つづく。

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ディベート

2020年05月07日 | 身辺雑記
劇団俳優座は、各部一人出社を交代制で
「緊急事態宣言/ファーストシーズン」を
乗り越えましたが、2ndに突入したのを機に
事務所を基本閉めることになりました。
リモートワークで五月の残りに挑みます。

当然、さまざまな問題が発生するでしょう。
脆弱な部分は不慣れながら、これまで以上に
ネットを活用し、前へ前へ。


既に4月27日『戦争とは…2020』に関する
ミーティングを平田朝音を中心に開催して以来、
何度かチャレンジし、一定の成果を挙げている。
……と聞き及んでいます。

      

会議といえば、日本人は下手だといわれる。
無駄に長いとも。

そういえば。
「ディベート」というのが一時脚光を浴びた。
テレビ番組にもなったり……
その後定着したのだろうか。
さて、その頃目にしたのは、ゲーム要素が強く、
いわゆる「教育」や「競技」が冠される
狭義のディベートに属するようで、
本来は、より広い意味で使われるらしい。

ちなみにSkypeなどを用いた座内会議は
ディスカッションで、言うまでもなく、
新型コロナウイルスの為だ。

そのコロナにおいて、どんどん一方向に。
・・・勿論それが「現状の」最良の手段で、
それについて異議を唱えたいわけではない。
ないのだが。

もっと多視覚に
つまり今のコロナ対策に賛同していても、
逆の見方で考察してみると、
異なる解決策が生まれたりしないかな~
という、アサハカな考えっす。
「ディベート、つかえんじゃね?」程度の。

      

オリンピックパラリンピックは延期に、
インターハイは中止、夏の甲子園は
無観客を視野にまだ結論が出ていない。
そんな中・・・
「ディベート甲子園」は中止が決まっている。
今年開催されれば25回の節目の大会だった。

会場が我が家に程近い立教大学(2016~19)、
その前が母校の東洋大学(2006~14)と、
今回調べてわかったことに不思議な縁を感じた。



【※】ディベート甲子園会場
初回から9回を神田外語大学、
第10回記念大会は「愛・地球博」
会場内のロータリー館。
第20回記念大会が女子聖学院。
ほかは本文通り
11~19回を東洋大学白山キャンパス、
21~24回を立教大学池袋キャンパス。

【※※】写真
どの会場とも関係ありません。
『雉はじめて鳴く』宣材撮影で訪れた
神奈川県立厚木東高校の一葉。
中高の大会……なので。
(撮影は森田貢造)
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コルチャックと余録。

2020年05月06日 | 俳優座
【2年前に亡くなった俳優座の加藤剛さんが、
ライフワークとして舞台で演じていた役がある。
実在したポーランドのユダヤ人医師で教育者、
作家でもあったヤヌシュ・コルチャック……】
で始まるのは、毎日新聞5月5日付朝刊の「余録」。
そのタイトルは・・・
『2年前に亡くなった俳優座の加藤剛さんが…』。

蛇足ながら「余録」は同紙一面コラム欄。
興味のある方は、お読みくださいませ。
いまどきはネットでも読めたりするとか…
(本当にデジタルに疎いアラフィフ。
本稿後段でも、それは明確化します)

故加藤の舞台から「こどもの日」に寄せて、
所謂「こどもの権利条約」へと進み、
コロナ禍でのこどもの現況までを論じています。

コラム文中にも、1989年に国連※が採択した
「条約」と書かれていますが、
まず1924年に国際連盟(1920―46年)が
「児童の権利に関する宣言」として採択し、
1959年、拡張された宣言を国際連合が採択、
更に30年掛かって条約となり、翌年9月2日発効。
ただし日本では94年5月22日※※から効力が発生。

そして。
条約は成ったけれど、条文通りの権利は今尚、
世界で満たされていない。勿論、日本でも……。



俳優座の話に戻ります。
コロナ自粛の中、他のアーティスト同様、
映像による発信に取り組んでいる今日この頃。


まず俳優座YouTubeチャンネルを開設。
有馬理恵、田中美央、谷部央年ら中堅、
田中孝宗ら若手に加え、研究生も網羅。
また。
別枠で「俳優座子ども劇場」もアップ
・・・されています。

まったくのノータッチゆえ、ただただ
見るだけなので多くは語れないけれど…。
「舞台」では歴史がありますが、
Webでは新参ゆえ試行錯誤な感じです。
ぜひ温かい目で見守ってください。

映像でいえば、更なる企画も推進中
・・・それも、老兵はあまり役に立っていないけど。



※国際連合(1945年10月24日~現在)。
国際連盟は1946年4月20日正式解散し、
その資産と役割を継承。
つまり、便宜上二者は重複存在。

※※1994年5月22日といえば
スピードスケートの高木美帆の生まれた日。
彼女は1500mを1分49秒83で駆け抜けるが、
条約発効までは長い時間が費やされた。
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巣籠生活のザッピング

2020年05月05日 | 身辺雑記
いよいよ緊急事態宣言からのステイホームは、
シーズン1が終了し、引き続きシーズン2へ!!

「自粛延長」ではなくドラマみたいな言い方だと
多少、気分としては良いかな~と思うのは
家でテレビ等みているからだろう。

いや~、こんなに家に居るのは浪人以来。
……念のため言えば、受験生の「浪人」。
決して侍でない。
拙者、それほど歳ではござらん。
巣籠し過ぎて言葉遣いまで変になりがち



ござる、と言えば。
ザッピングしていて時代劇映画をちら見た。
松坂慶子さんが死ぬ場面。実に見事

田宮二郎さん主演の「白いシリーズ」第三弾
『白い地平線』のロケが我が小学校で行われたのは
1975年頃で、両名もだが現千葉県知事も含めみんな、
顔がこんくらいちっちゃくてオーラも半端なかった。
あれから45年……。
美人主演女優から名脇役への移行も、見事



上は我が家の庭、と言いたいけれど、
我がワンルームマンション近くの「目白庭園」。
(一枚目、このあとの三枚目も同じ。
…ついでに言えば昨日の一葉も、です)
さて、4.11の「箇条書」に始まり、
4.14「シリトリ」、4.23「写真館」と
この一ヶ月の《巣籠》を切り取ってきたけれど、
五月のこれからは、もう手がない。

画面に映るのも再放送や総集編に
傑作選なので、それもありかもな、と。

そうそう、たまさか見た二時間ドラマ。
(これもザッピングゆえ全編は見ていないが)
概ねこの手は有名な役者さんが犯人で、
その謎解が崖などで展開するのだけれど、
大塚寧々さんを主人公に配したそれは、
一般的には「誰?」という女優が真犯人!
家政婦役のラッパ屋・岩橋道子さんでした。

最近はリモコンのボタンを押すと、
そのドラマのキャストがわかる仕組みだけれど、
そこにクレジットはなかった。
・・・これはこれで「小劇場演劇あるある」だ。



嗚呼、普通の生活が鯉しい、もとい恋しい。
のでもーひとふんばり、何ならもう二踏ん張りか。
……世界的にも、芸術文化は三番手らしいので。
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うせもの

2020年05月04日 | 身辺雑記
いやはや兎に角、なくしものが多い。
一番は、網棚に鞄だの上着だの載せて、
電車を降りてしまうパターン。

店のカウンターの下に物を置いて
忘れて出てしまうのが、二番。

でも日頃の行いが良いせいか、
ほぼ返ってくる。返ってくるから
反省しないのだろうか……。
単なる脳機能の問題か……

月曜日に電話がきて、
着信の下四桁が0110だった。
今度は何を落としたかな?と、
スマホの緑色の丸いのを右にスライド。
パスポートであった。

三月なかばに「夫婦50割」で
映画を観る為に持って出たな。

てことは一ヶ月以上経っているぞ。

その電話を受けた時は、在六本木。
翌日に、と電話を切ったが雨が降った。

昭和の日は遺失物係の窓口が休み。
……まぁ、細かい経過はさておき、
「緊急事態宣言」のなか警察署へ。

つまりは、先月末の話。
と書くと随分日にちが過ぎて感じるが、
まだ二日だ。
文頭からあとに出てくる※印まで
時制は5月2日である。

街には人が少なかった。
薄緑の制服を纏った路駐取締官達が
やけに目立っていた。
まじめな我が国民は頑張って「自粛」。
ゆえに違法駐車もない。

ただ彼ら彼女らの仕事まで奪ったら、
益々経済は衰退するわけである。

とか頭の中グルグルしつつ池袋署の
自動ドアをくぐり抜けた。

遺失物係のカウンターには先客。
やや足元と口許がおぼつかない青年と
おまわりさん二人。
台上に、鞄とビニール袋と缶チューハイ。
揉めているようだ。
青年は時折大きな声を出し、警官が宥める。

中途からの目撃だから詳細は不明だけれど、
110番した青年が、現場で少々意味不明で、
場所を署に移したようだった。

医療現場で戦う方々に敬意を表するように
命を張るポリスマンにも改めて感謝。
そして。
前段のような「ややこしい案件」は
むしろストレスだろうと思う。
……演出家は決して屈強ではないが、
青年の不条理な言い分を上手に解読し、
新たな方向に導く点でお役に立てるやも。

まだ続く押し問答を背に思ったりもした。





5月4日、「延長」が発表される予定。
さらに三週間。
仕事の機会を失うレベルから、
仕事そのものを喪う人が爆発的に出る懸念大。
傘とか財布とかいう話ではなくなっている。

議員報酬二割減から、手当も含んだ返納を!!
という声・・・しかも絞り出すような訴えが聞こえます。
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ベストイレブンに始まりシント=トロイデンに終わる。

2020年05月03日 | スポーツ
英サッカー専門メディア『90min』が
21世紀日本代表ベストイレブンを選出。
それが下述。

GK:川島永嗣
DF:酒井高徳、吉田麻也、
中澤佑二、長友佑都
MF:遠藤保仁、中村俊輔、
本田圭佑、中田英寿、香川真司
FW:岡崎慎司

なかなか的を射ている。
強そうでもある。

ちなみに各ポジションの配置は
……DFはそれぞれの専門職通り、
右に酒井、左に長友、
センターバック吉田、中澤。
様々な選択肢が考えられる中盤は
右に本田、左が香川で、
トップ下にヒデ。
ボランチを遠藤と俊輔……だと。

確かにこの五人ならばゲームの中で
多彩なポジションチェンジをし、
魅力的なサッカーを展開するだろう。
ただ、勝てるかといえば話は別だ。

そもそも『90min』も、選んだのは
ベストイレブンで勝てるチームとは
一言も言っていないのだけれど……。



フットボールの最近のニュースと言えば。
レッズ槙野のSNSの世界的ブレイクと、
ベルギー1部のシントトロイデンから
独2部シュツットガルトへ完全移籍した
遠藤航のことだろうか。

U-19日本代表に飛び級で選出されて以来、
アンダー世代の「ブルー」で活躍し、
リオ五輪では主将を務めた遠藤。
ゴールマウスには中村航輔ら、
ディフェンスに室屋成、植田直通ら、
中盤は大島僚太、中島翔哉、南野拓実、
井手口陽介ら、そしてストライカーに
久保裕也、浅野拓磨ら18人で臨むも
1勝1分1敗で予選リーグで破れた。

その前年の2015年がA代表デビュー。
18年の露W杯メンバーでもあったが、
ピッチに立つことはなかった。
しかし、AFCアジアカップ2019では
中盤の要として決勝進出に貢献した。
準決勝で故障し、ファイナルではベンチ。

そんな遠藤のドイツでの飛躍に期待大。
とともに、他のスポーツ同様に
「ほぼ止まっている」サッカーだが、
このような動きがあることは素晴らしい。

  

シントトロイデン。
シント=トロイデンと書くべきか?
1924年創設のクラブは2017年、
日本のDMMグループに経営を託した。
遠藤はリリースしたものの四人・・・
シュミット・ダニエル(GK)、
松原后(DF)、鈴木優磨、伊藤達哉
(ともにFW)・・・の日本人がおり、
札幌、FC東京、大分(以上J1)、
岡山、福岡(以上J2)と提携を結ぶ。

そして新型コロナウイルスによる自粛下、
5月9日と10日に「e-Stadium at home
DMMゴールデンマッチ」を開催する。
東京以外のJクラブとシントの選手が
サッカーゲームで対戦。
……前回、演劇のネット活用に触れたけれど、
巣籠生活を熱くするイベントの一つになりそう。

ゴールゲッターが守備的だったり、
ポジションやプレースタイルとのギャップから
意外な一面が見えたりするのも魅力?
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