過日「ステイホームチャレンジ」と題して、
私のゴールデンウィークの一日を記した。
ある知人は、明大前か自由が丘、
どちらかでのマッサージがGW唯一の
私的外出になるかな~と、肩を回していた。
前者は男性の店舗……というか、
依頼があった日のみ「とある事務所」の
一隅を借りて、揉んでくれるそう。
後者は花の自由が丘で普通に営業する
女性の施術師だと言っていた。
……さて、どちらを選択したのだろう?
とある営業マンは、東京に隣接する県の、
かつマンボー発令下でない所に向かい、
午前中で商談を終えた。
黄金週間中ゆえ、上司にはLINEで報告。
そんな昼下がり、遅いランチに入ったのは、
一手にCOVID-19の皺寄せを負っている感の
居酒屋さん。応援の気持ちも大いにあって、
一番高額の定食・・・とはいえ1200円、
がしかし、次の春受験の息子のいる彼には
奥様には決して告げられない値段・・・を
オーダーしたのだった。
片付け忘れたのか、アルコールのメニューが
カウンターに立っている。
「あれ、まさかお酒飲めたりする?」
「はい、うちは線の外っかわなんで」と大将。
「じゃ、生を追加で」
昼の酒は回ると言うけれど、ましてや
外呑みなんて随分久しいからナマラ旨かった。
と、北海道出身の彼は言った。
確かに、外呑みができずに辛いという声は
私のまわりの呑兵衛から複数聞いている。
同時に、我慢しなきゃとも同じ口が言う。
と、書いているのは高速バスの中。
GWは終わったようだが、すぐ週末。
(なんなら明日までが黄金週間なのか?)
再び長野県駒ヶ根に向かっている……。
PCR検査は陰性。
昨日、緊急事態宣言等の延長及び追加が出た。
我々の業界は「緩和」されて安堵の吐息。
かたや飲み屋さんには変わらぬ措置だ。
バスは三鷹。
政府はいま何を見て何を見ない。