麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

オミクロン

2021年12月05日 | 身辺雑記

COVID-19禍の鎮静に希望が灯った時間は短く、

「オミクロン」の登場に、体を竦める人も多いだろう。

 

 

我が職場そばの文房具店は「アルファノート」といい、

ちょいちょいお世話になっている。

 

いまやVHSさえ再生が難しいが、僕がレンタルビデオ店で

バイトをしていた遠い昔は「ベータ」と拮抗していた。

いや、むしろ。

小さくて画質もよく国内ではリードしていたほどだ。

 

「ガンマ線の臨終」という八田元夫の本が、

事務所の本棚にあったのは某下北沢のはずれの劇団。

制作部長(当時。現在は社長)がいつでも読めるところにあった。

 

**

 

とギリシャ文字に絡めた短文。

猛威を振るったデルタ株のあと、ネットで調べると、

いつの間にやらイプシロン……イオタ……ラムダなど

8種類の変異株が生まれて、消滅したと。

・・・へえ、そうなのか(汗)

そこにも、例えば「ゼータガンダム」

(イプシロンとイオタの間)だったり、

ずばりスポーツメーカの「カッパ」

(イオタとラムダの間)など耳馴染みがあった。

 

***

 

が、さすがに「オミクロン」はね

あたしが無知なだけかもしれないが思い浮かばない。

ニュースでは「ミュー」のあとの

「ニュー」と「クサイ」が飛んで「オミクロン」

というところに注視していたりもするようだけれど…。

とにもかくにも「オメガ」迄残すは9文字。

 

でも、それじゃ足りないよな…たぶん。

グルっとまわるのか?

まだまだ気を抜けない。冷静に恐れよう。

 

 

 

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2021年12月04日 | 身辺雑記

というわけで、梅。

(ひょうんなことから松、竹、梅がお題に…)

前回、ポテトフライの塩が強かった話を書いたが、

塩と梅とくれば、梅干し。

日本を代表する食べ物のひとつ。

漬け込んでおいしくなる。

 

写真は俳優座公演『雉はじめて鳴く』初演の舞台写真。

(撮影:森田貢造)

2019年、俳優座劇場。

あれから2年経ち、漬け込みの時期を終えて、

22年シーズンから全国巡演に出る運びとなった。

まずは静岡から。

で、下は採用されなかった宣伝美術の一案。

 

 

某高校で撮影をさせていただいたのが、上が屋上、

下は校舎内の階段踊り場・・・みれば判るか(汗)

 

幼馴染が副校長を務めていたので、正規ルートだと

ひと月くらい掛かるところ、速攻で許可を。

役者、カメラマンの森田氏名と私の四人でお世話になった。

 

副校長の通称が「梅」。

・・・お題クリア。

 

以下は枝路。

冒頭、日本の、と書いたが梅干しのルーツは中国。

「烏梅」という漢方薬。

「梅干」という言葉は平安時代の文献に初めて登場。

やはり歴史は古い。

父の故郷・青森の名物「八助梅」。

梅と名乗るが実は「あんず」。

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2021年12月03日 | 身辺雑記

今日(12/3)の昼御飯はバーガーキング。

庶民は当たり前にセットを頼む。

と、ポテトが切れたタイミングだったので

バーガーに噛りつきつつ、

ドリンクで流し込んでいるうちに

熱々のがやってきて、少し得した気分。

 

少し得・・・といえば竹。

松竹梅の中位で、松ほどではないが

ほどほどの贅沢感を得られる。

 

    

 

昨日は来年3月公演の美術打ち合わせ。

プランナー竹邉奈津子氏、舞台監督八木澤賢氏と

演出務める弊団務める森と、私で。

 

竹邉さんは現在稽古中の『カミノヒダリテ』、

さらに俳優座演劇研究所の卒業公演の

舞台美術も担っていただいている。

来年1~3月は「竹邉祭」だ。

 

        

 

俳優座では衣裳プランをお願いしていないが

竹内陽子という鬼才がいて随分一緒に仕事をした。

私の前職時代にはじまり、わたしの独立後も

彼女に無理難題を助けて戴いた。

そんな彼女もママになり、精力的に仕事を続けている。

 

 

得をしたはずの、熱々ポテトが塩が多すぎて

ちょっと残念でもあったのだが、、、松に続いて竹的な話

となれば、次は梅?

 

 

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2021年12月02日 | 身辺雑記

甲子園で躍動し、直球をビュンビュン放っていた少年が、

十数年後のプロのマウンドでは技巧派のピッチャーに。

と,、野球に例えずに・・・

冬の国立で、相手チームのフィールドプレーヤーを

まるでグランドに置いたコーンのごとく抜き去った

背番号10が、わずか五年後、クラブハウスもない

海外のちいさなチームでベンチに座っている

・・・とサッカーに例えても良い。

 

たまさかテレビの歌番組に映った歌姫の、

昔の映像は、無理せずに伸びやかな声を出していた。

そう、松坂大輔が、軽々と腕を振って投じる真っ直ぐに

次々バットが空を切ったように・・・

けれども今年10月19日、彼の右腕からは最速118km。

そして昨夜。

キーを大きく下げた歌唱にSNSはざわめいたらしい。

 

自然の摂理。

むしろ「松」なんて、風雪にさらされたほうが良い。

 

※ ※ ※

 

場末の呑み屋で(そういえば、あの店は健在かしら)

他人事ながら止めたほうが良いのでは、と思わせる

罵詈雑言でけんかされていらっしゃる御夫婦がいて、

思わず僕がカウンターから腰を浮かしたら、

大将がなにも乗っていない俎板でトトンと

包丁で音だけ作って、僕を振り向かせた。

そして黙って首を横に振った。

それが完全に小林薫を意識していて可笑しかったので

「ホッピー中身、おかわり」と言いながら座った。

要は、御二人にとっては他愛ない「日常会話」。

 

大袈裟に「松」と題して書いてみたものの、

そのインクも乾かないうちに、Twitter等の書き込みも

御夫婦の「会話」と同じじゃん、と。

 

少し顎が出た旦那様はTシャツで首に赤いタオル、

奥様はソバージュに迫力のあるハスキーボイス。

昨日のことみたいだけど、指折数えたら21年くらい前?

 

※ ※ ※

 

話は唐突に変わるけれど。

今日はサイモン・ケリーの誕生日。

元新日本プロレスの社長。格闘技ファンには有名??

 

そういえばアントニオ猪木氏の病名が先月末、

NHK-BSのドキュメンタリー番組で明かされたと

ニュースで目にした。

彼の娘さんと結婚していた時期があるのがケリー氏。

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手乗飛騨守

2021年12月01日 | 俳優座

   

この飛騨の山々のどこかに、隠れているという。

見たものはなく古い文献にのみ書かれた生物。

多くの学者が様々なアプローチを試みるが

いまだ手掛かりすら掴めない。

けれども遠い昔には人間と近かったことが

与えられた呼称から伺われるのは間違いない。

おそらく鳥類で、かつ猛禽類だろうと学会は言うが、

齧歯目、つまりリスの仲間とみるグループもあり、

只一人、蝶だと譲らない重鎮もいる。

その名は、手乗飛騨守(てのりひだかみ)。

 

テノリヒダカミ

カミノヒダリテ

 

今日は長めのマクラになりました

蛇足ながら……ネーチャー系のドキュメンタリーの

ナレーションのイメージの、駄文。

 

 

公演概要(11/18)、あらすじ(11/23)と続いて、

そろそろ稽古場の現状を語る時に至った。

上の一葉は稽古初日。舞台監督の宮下卓(右端)が

舞台模型を見せながら説明するの図。

右から二人目が演出(翻訳も)田中氏。以下省略。

※稽古初日は11月16日。

 

11/27の弊ブログでも案内した『自分の耳』の終わるまで

稽古はお馴染みの「5階稽古場」ではなく「アクト飯倉」。

六本木交差点から10分ほどの場所で展開されていた。

ただ。

演出ふくめ出演者も皆、このアクトで研究生時代を過ごし、

「演劇人」としての礎を築いた場所。

また、若いキャストのみで創られる意欲作に相応しい

稽古序盤を経て、30日から本番の会場でもある六本木へ…。

 

そして本日は、クラシック音楽専門誌から

インタビュー依頼がくるなど各方面からの注目度も高い

『カミノヒダリテ』。

 

アフタートーク等の詳細も決まり、さらに加速!

 

https://haiyuza.net/performance-2-2/kaminohidarite/

詳しくはこちら。

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カミノヒダリテ

2021年12月01日 | 俳優座

A  Happy  New  Year

本年も宜しくご指導ご鞭撻ください。

 

 

さて、横文字の挨拶と門松やお餅が不似合いだと

私自身も思いつつ、あえて選択にいたったのは、

いよいよ1月7日に開幕する

劇団俳優座No.349『カミノヒダリテ』

(作/ロバート・アスキンス、翻訳・演出/田中壮太郎、

 於/俳優座5階稽古場、時/1月16日迄)が

二律背反、、、おっと、アメリカの作品で

トニー賞五部門にノミネートされた視点で言えば

アンビバレントというべきだろうか、、、な

世界観を有した舞台だから、なのです。

 

渡辺聡は牧師役。

わりと良い人を演じる彼が、今回も敬虔な……に

なるかならないかは見てのお楽しみ。

 

小泉将臣、森山智寛、後藤佑里奈は

ティーンエイジャーを演じ、

写真/上=小泉、中=森山、下=後藤(右)

 

福原まゆみは、復帰作となる。

 

わずか五人の役者による濃厚な1時間30分(休憩なし)

 

   

 

元日から芝居の宣伝とは、今年も演劇まみれの

365日になるのか?

 

皆様には息災ない一年でありますように。

 

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