タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月11日

2011年10月11日 | タカの渡り
タカ長観察地に新兵器登場

 今日の観察、と言っても午前中は裏山を歩いたので、観察時間は午後だけでした。それも15時前から雨が降ってきたので短時間だけ観察地にいました。

 この間まったくと言って良いくらい飛ばなくて、タカ長の貢献度はゼロでした。

              

 コリ吉おじさんにお願いしていた「KORIKICHI SPECIAL」が完成してきました。ニコンのフィールドスコープ2本を使った双眼スコープです。

 さっそく使ってみました。当たり前のことですがよく見えます。観察地から見える山陽道の道路標識もバッチリ見ることが出来ます。本当はハチクマか、それがダメならノスリでも見たかったのですが、、、、まったく飛んでくれませんでした。これで見た鳥はカラスとツバメ、そして電線に止まっていたキジバトだけです。

 そろそろノスリの数がふえてくるはずですから、、、、、、、本格的な筆おろしはあすにします。

              

 これで覗けばA山の上を飛ぶハイタカ属もバッチリゲットできるはずです。これでタカ長観察地でカウントするタカが増えるかも???

 それとともかくとして、両目を開けて観察できるので疲れ方が違うはずです。そのほうに期待しています。

 と言ってもこのスコープの1本は友だちのものですから、タカ長だけが使用するわけではありません。二人でワンセット、仲良く、、、適当に、、、、使うことにします。

            

            

 タカ長観察地は機材的には日本一ビンボーな(?)観察地だと思っているので、、、この「KORIKICHI SPECIAL」に期待すること大です。

 明日はこの機材でそれらしいタカを見たいなぁ。イヌワシとは言いませんが何か珍鳥が飛んでくれることを期待しています。


今日の観察~10月10日

2011年10月10日 | タカの渡り
 今日も晴、それもほとんど快晴。もやっていて視界は不良。

 タカ長観察地のメンバーは「休山」に出張(?)なので、今日はタカ長が留守番でした。

 一人でも真面目に見たのですが、、、、何しろこの虫。異常に多かったですね。

            

 名前は知らないのですがこの虫が体中にもぐれつき、観察機材にも止まり、、、、空を浮遊し、、、、朝の早い時間はこの虫に悩まされました。虫に邪魔され集中力も途切れ途切れの状態でした。

            

            

 虫が多いと言うことはツバメが多いと言うことですね。今朝の観察地はツバメが低く飛んでくれたので、タカの観察を別にすれば退屈はしませんでした。ツバメを詳しく識別していませんが、写真で見るとコシアカツバメ、ショウドウツバメ、イワツバメなどが見えるようなのですが、、、、、、皆さんの目にはどのように見えるでしょうか?

 と言っても撮影した写真をすべて公開しているわけではないので、この質問は愚問ですね。

            

 すぐそばのサクラの木の上を飛ぶツバメをゲットしたかったのですが、、、、、タカ長のウデでははじめから無理ですね。

 今日の渡りは10時半頃までで、、、、、そのあとはほとんど飛びませんでした。その中で嬉しかったのはハチクマを見ることが出来たことです。

 最初の1羽はA山手前からゆっくりと帆翔して高度を挙げたあと山を越えて行きました。近かったので識別も間違いなし、メス成長でした。

 もう1羽はB山。こちらは少し距離がありましたが、、、、あれだけ首の長いノスリはいないだろう、と言うことでハチクマとしました。18,000円の双眼鏡が活躍してくれました。

 ノスリは16羽カウントしましたがサシバは1羽も見ることが出来ませんでした。そのほかはハイタカ属、そしてチゴハヤブサなど。

 本日のギャラリーは二組の夫婦ずれ。最初のご夫婦はほんとうに3分違いで近くを飛んだハチクマを見落とされました。「もう5分ゆっくりしていたら、、、、」と言うのはよくあるパターンですが、今日もまた同じようなことが起こりました。

 いつ見切りをつけて観察地を離れるか? これはタカを見る人は誰もが考える易しそうで難しい問題ですね。







今日は団地の秋祭り

2011年10月09日 | 日々雑感
   今日は団地の秋祭り。好天に恵まれて楽しい一日になりました。

 寝不足のタカ長はチョッと疲れましたが、、、、、最後まで神輿と一緒に歩きました。一緒に歩いた仲間の万歩計は1万歩を超えていました。小さな団地の、その一部をまわるだけですが、くまなくまわると歩数が思いのほか伸びるのですね。

            

            

 特にコメントすることはありません。いまの時代はいまの時代のお祭りを楽しめばよいのでしょう。タカ長の子どものころは、大人の神輿と子どもの神輿が出ていました。当時は木遣を上手に歌える人がいて、その声や所作は今でも頭に残っています。

 いまはテープを流している神輿、私たちの町内はそれさえありません。私に出来れば自慢の喉をお聞かせしたいところですが、、、、、下手な演歌は歌えても木遣は出来ません。習っておけば良かったですね。

      

      

 これで今年度の行事をまたひとつ消化しました。

 年末には防災講習会、、、、そして年が明けると餅つき大会。私たちの団地にはいろいろな行事が予定されています。


毛無山下見登山

2011年10月09日 | 山歩きから
とにかく忙しかった(?)昨日のタカ長です

 タカ長の山の歴史にぽっかりと明いた空白地帯。広島県北の比婆山山塊と島根県にある大万木山(おおよろぎやま)のあいだ、毛無牧場のある一帯がこれまで足を踏み入れていないところなのです。その空白地帯を埋め、私たちのグループの山歩きの範囲を広げるためにそこにある毛無山に行きました。

            

 毛が無い山ではありませんでした。無精ひげのような毛がシッカリとある山。山頂手前はこのような笹のなかを、、、、ところどころでソウシチョウの声を聞きながら山頂を目指しました。

            

 山頂手前から見る比婆山山塊。左の木の枝先に見えるのが吾妻山で、それに重なるように比婆山御陵の稜線が重なり、少しはなれて立烏帽子山が見えます。山頂からの展望もあまりよくない山なので、山頂手前からのこの展望は貴重です。

            

 毛無山の山頂。西方向を見ています。

 何もない山頂でした。資料ではここから大毛無山まで1時間とありましたが、これから先はますます笹が深くなっている感じだったので、この山頂で昼食を採ってから下山しました。

            

 その途中から見た大万木山(画面中央)と琴引山(画面左)そしてその手前に広がっているのが毛無牧場です。

 ここからは広い展望を楽しむことが出来ました。

 毛無牧場から舗装していない林道を2km車で入ったので、、、、山頂までの往復は7900歩。わが裏山を半日歩くより歩数は少ないですね。次回は林道の入り口に車を止めて歩けば、丁度良い軽めの山歩きになりそうです。

 笹が深いのは気になるところですが、たまには人がほとんど歩かないこのような山を歩くのも良いのではないでしょうか?

 昨日のタカ長はまだまだありました。それらを詳しく報告する時間はありません。これから町内会のお祭りに行かないといけないのです。

 山を下りた後、、、大きな銀杏木を見て、、、、温泉につかって汗を流して休憩、、、、そして以下のようなこと、、、、

 写真だけ並べます。詳しくは次の機会に、、、、と言うことにしてください。

      

      

 夜遊びまでして、、、帰宅したのが昨夜の23時59分でした。かろうじて「午前様」にはなりませんでした。

 今朝は6時に起床して、、、、、、このブログも書いて、、、、、そして町内会のお手伝いに行きます。

 タカカノは1時間くらい前に手伝いに出かけています。タカ長一家は夫婦で町内会の役員をしているのです。

 今日も晴、、、、がんばります。これだけのスケジュールをこなすことの出来る健康に感謝しながら、、、、、、。

今日の裏山~10月7日

2011年10月07日 | 山歩きから
コウヤボウキの花が見頃でした

 今日の裏山歩き。参加者は20名。

 本当は松茸ねらい(?)で参加した人が多かったのかも???

 タカ長たちが目をつけているところに登って行くと「あったぞ~」と言う声がします。タカ長たちの仲間かと思ったら、松茸採りの二人連れの声でした。彼らが連絡している声を聞いてしまった、と言うことです。

 見ると彼らは二人とも何本か採っていました。タカ長たちが目をつけているところは松茸が採れるところで間違いないようです。彼らにしてみれば自分の仲間以外の人に松茸があるところを教えたことになり、バツの悪い思いをしたのではないでしょうか?

 それはそれとして、、、、私たちは二手に分かれて登っていきましたが、20名40個の目で見ても松茸を見つけることが出来ませんでした。誰も採らなかったことを知ったときは疲れがドカッと出ました。

 本当は松茸狙いで登っているわけではありませんが、それにしても1本も目にしないとなるとやはり疲れをおぼえます。

            

            

            

 今日はコウヤボウキの花が見頃でした。こうしてあらためて見ると面白い形をした花ですが、裏山のあちらこちらに咲いていました。それらを見ながら、先日紹介したアケボノツツジが咲いているところまで行きました。事故もなく今日も咲いていました。

 今日の歩数12,400歩。適当に疲れた裏山歩きでした。

            

 明日は相棒と県北の山に下見に行きます。それが終わったあとお祭りを見に行くことにしています。相棒によるとそのお祭りは夜の9時頃から始まるのだとか、、、、、。と言うことは帰宅するのはひょっとしたら午前様になるかも分かりません。それだけの努力をする価値のある祭りかどうか、、、、、すべては明日のお楽しみです。

     と言うことで明日の更新はできません。

 日曜日はタカ長団地の秋祭り、、、、もちろんタカ長もお手伝いします。忙しいと言えば忙しい日程ですが、、、、何とかするつもりです。まだその程度の日程を消化するだけの体力はあるつもりですから、、、、。


今日の裏山~10月6日

2011年10月06日 | 山歩きから
山の季節の始まり???

 
 一昨日の裏山歩きで軽い筋肉痛をおこしたタカ長。2週間ばかり山らしい山(と言ってもたいした山ではありませんが、、、)を歩いていなかったのが最大の原因だと思っています。やはり山を歩かないといけません。タカ長は「歩いて何ぼう」です。

            

 余談ですが昨日近くの医院に行きました。同級生がいるその病院で薬をもらうだけ。そのとき血圧を測ったら132-81でした。そのことを先生に話したら「あんたはなかなか死なんわ」と言われました。

 必ずしも良い意味で言われたのではありません。足腰は加齢にともない衰えてきます。やがて歩けなくなって、、、、寝たきりになって、、、、床ずれが出来て苦しむようになる。でも、心臓が強いからなかなか死ねない。そのうち床ずれしたところからばい菌が入り、、、化膿し、、、痛くて痛くて苦しんで、、、、、それでも心臓が強いからまだ死ねない。そのうちばい菌が血液に入って、、、、。

 と言うのはまんざらジョークとも言えない先生の話です。「わしは血圧が高いからある日バタッと倒れてすぐ死ぬる」と言うことだそうです。そのどちらが良いか、「人それぞれ」だと言うことです。

 あの医院はいまどきのコンピューターのディスプレイだけ見て患者の顔を見ない大病院とは違うのです。ヒマな時間に行くといろいろな話が聞けます。病気の説明も聞けます。いまの時代では珍しいのかも分かりませんが、あのような患者の顔を見るドクターも必要だと思っています。

 昨日のたとえ話、人の生き死には誰にも分からないことですが、、、、何かしら考えさせられる話でした。

 先生にあのように言われたからと言ってタカ長は歩くことをやめることはありません。生来の健康体ではなかったものが、山とであって健康を得てきたのですから、、、、、そしてその健康体があるからこそ、タカの観察も町内会の世話も出来るのですから、床ずれに苦しむ未来があったとしても山を歩くことを止めることはありません。

            

 今日はいつもより早く山に入りました。仲間と二人です。と言えばその目的はお分かりですね。そうです。松茸です。

 予定ではたくさんの松茸を採ってタカ長観察地のメンバーに1本ずつですが分けるつもりでした。(本当かなぁ、、、)

 しかし、予定は予定、決定ではありません。まだ季節には早いようですし、ライバルも多いのでタカ長の手におえる松茸は期待できませんね。

                 

 この木のそばに行く道は荒れていました。誰でも簡単に行かれるようにしたいのですが、、、、、出来るかなぁ。

 この上のほうに「松茸公園」と名づけたいような雰囲気の良いところがありました。誰でも近づけるところではないのでもしここに松茸は生えたら、、、タカ長たちの採り放題なのだけど、、、、。

 そのようなことは「夢のまた夢」なのでしょうね。


さてタカの渡りの結果ですが、、、

   数は多くないのですが、いろいろ出ていました。ハチクマ、サシバ、ノスリ、ツミ、、、、、などなど

   タカ長は野暮用のため14時前に観察地を後にしました。と言うことで詳しいことはホームページをご覧下さい。



     

恵みの雨

2011年10月05日 | 日々雑感
 朝から雨になりました。当然のことですがタカのわたり観察は休止。

 気になっていた広報関係の仕事を済ませました。広報、広報、、、、と何でも書いているようですが、本当はそれほどの作業量はないのです。しかし、思うように原稿を書いてもらえない、、、書いてもらっても字数が多かったり少なかったり、、、、、。

 プロの書き手に頼むのではないので仕方ないことですが、なかなか思い通りの作業が出来ないのです。そのうえ町内会は「横社会」です。会社のように縦社会なら社長命令で、、、、、編集長の指示で人を動かすことができますが、町内会ではその手が使えません。そんなこんなで雑用が増え、時間がかかります。

 そのうえタカ長の頭はこの時期「タカ・モード」になっています。そのためますます時間がかかってしまうのです。

 この雨休みを利用して、頭を「広報モード」に切り替えて作業を済ませました。やっと原稿を印刷所にまわせます。一安心です。

                 

 行きつけの喫茶店に行って美味しいコーヒーをいただきくつろぐことが出来ました。

 これが終わればあれが有る、と言う状態なので楽にはなりませんが、これから気候はよくなるので張り切ってがんばることにします。

 

今日の裏山~10月4日

2011年10月04日 | 山歩きから
さわやかな風に吹かれて、、、、

       

 タカ長観察地から見るわが裏山。

 久しぶりで仲間たちとその裏山を歩いてきました。あの尾根を登り、、、B山から71番鉄塔を経て大杉集落に下り、中国自然歩道を通ってタカ長観察地に帰るコース。14,400歩。

 しばらく山を歩いていなかったので足が疲れました。軽い筋肉痛。観察地に座って空を見ているばかりでは、少なくともタカ長にとっては健康的によくないようです。タカ長は歩いて何ぼう、と言うことでしょうか?

       

 山の空気もすっかり秋いろに変ってしまいました。寒くもなく、暑くもなく、山を歩くにはいまが最高の季節ですね。タカの渡りはハチクマからサシバ、ノスリなどにかわってゆきますが、そのタカたちをこの青空の中から見つけ出すのは正直大変です。口では元気だと言っていても、視力の衰えなど加齢現象からは逃れることは出来ません。

 今日のように晴れて雲ひとつないときは山を歩き、うっすらと雲が出ているときはタカの観察をしたい気分です。

 ほんとうはナイショにしたいのですが、、、、まぁ、みんな知っていることなので、、、、今日の成果を紹介しましょう。

      

 私たちは松茸を採るために山を歩いているわけではあいません。しかし、今年からこの時期は足元に注意を向けているのは確かです。そして、、、、、もちろん見つかれば採ります。しかし、それはあくまでお遊びであって、採った人が持って帰るわけではありません。会長に上納する必要もありません。そのときの気分で誰かに持って帰ってもらいます。

 今日はいままで裏山の松茸に縁がなかった4丁目のメンバーが持って帰りました。4丁目はタカ長宅の北側です。今夜北風が吹いてくると、その風に乗って松茸ご飯の香りがしてくるかも???

 と言うほど多くの松茸が採れたら良いのに、、、、、、ね、そうでしょう。

 裏山を歩いたあと観察に加わりました。しかし、、、、タカ長がチームに貢献したのはノスリが1羽だけです。ゼロでなくて良かったなぁ。

 明日の雨予報がウソのように晴れていますが、ほんとうに雨になるのでしょうか?

 予報どおり降ってくれると心おきなく団地の編集長の仕事が出来ます。まちがいなく「恵みの雨」になります。

 その雨が上がった後裏山に行って松茸をドカッと採って、、、、、と取らぬ狸の何とかをしているところです。


今日の観察~10月3日

2011年10月03日 | タカの渡り
ハチクマの天下は終わりました

 ハチクマの天下は終わったようです。

 サシバ、ノスリ、ツミ、ハイタカ、チゴハヤブサ、、、、、

 これからは観察されるタカの種数はふえますが、、、、どれも遠くて高くて、、、、写真になるものはいません。写真的には面白いとは言えませんが、渡り観察としてはこれからが面白い通の世界の開幕です。もう少しすればノスリの数がふえ、そのノスリの渡りが終わる頃東向きのハイタカが多くなります。いまはその端境期かも分かりませんが、気候的には一番良いときなので渡り観察を十分楽しむことが出来ます。

       

 タカ長は観察前に裏山に登ってきました。さわやかな朝の裏山歩き。山上の池は無風で鏡のようでした。

 この池のそばでノスリが1羽渡っていくのを見ました。青空に浮かんだ巻雲をバックに2~3度帆翔して西方向に流れてゆきました。そのノスリも高くて写真に出来ませんでした。

 と言うことで今日は紹介する写真がないので裏山で撮影したアケボノソウの花を貼り付けます。

 先日行ったときはつぼみでしたが、今朝はきれいに咲いていました。わが裏山のアケボノソウはいまが見頃のようです。

            

            

            

 肝心の渡りの結果ですが、、、、

    ハチクマは60くらい。そのほかはややこしくてまだ集計していません。

 タカ長はこれから団地新聞づくりの仕事があるので、、、、渡り結果の詳細はホームページで確認してください。お願いします。

今日の観察~10月2日

2011年10月02日 | タカの渡り
急ブレーキがかかった??

 今朝はこれまでと違って何も飛ばない感じでした。鳥の世界も日曜日? とにかくヒマでした。今日の数は「聞かぬが華」ですね。

            

 こともあろうに今日のようなヒマな日にタカガールが来場、それもお二人です。今日は広島からです。遠来のお客さんではありませんが、それにしてももう少し渡る日に来て下されば良かったのに、、、、。

 お一人は昨年も来られたようですが、もう一人はタカ長観察地に初登場の初心者です。持っていた双眼鏡は1000円のしろもの。双眼鏡の価格と鳥の経験には直接の関係はないかも分かりませんが、それにしても1000円ではねぇ。

 かつてコリ吉おじさんが仕事の合間によるときは1800円の双眼鏡を持参していました。コリ吉おじさんは超ベテランの鳥ヤさんですから「弘法筆を選ばず」と言えますが、初心者の場合は最低限の機材は必要ですね。

 そこでタカ長観察地のおじさんたちは親切に双眼鏡についてのレクチャー、そして実習をしていました。おじさんたちが持っているニコン、ペンタックス、コーワ、ライカ、ビクセンなどなどの双眼鏡をタカガールに見せて、その双眼鏡で渡ってくるタカを探させ、、手を取り足を取りの実習をしていました。

 下手な営業マンよりはるかに親切で的を得た説明をしていました。何しろタカ長観察地のメンバーは「現場をふんでいる人」ばかりで、その現場経験からの話ですから役に立つ話を聞くことが出来るはずです。

 そのようなことをしていたと言うことは、つまり今日はそれほどヒマだったと言うことです。それにしてもタカ長観察地のメンバーは皆さんとても親切です。相手が女性なら、、、、それも若い女性ならなおさらのことですがとにかく親切ですから、タカを志す人、鳥に関心のある人はぜひ一度遊びにお出で下さい。もちろん男性の方も大歓迎です。

 タカの渡りは11月上旬まで続きます。それまではタカ長観察地には誰かがいます。

 渡りの主役はハチクマからノスリやハイタカにうつってゆきます。ハチクマほどの派手さはありませんが、見方を変えればチョッとマニアックで面白い世界だともいえます。パニックになるほどのタカが渡ってくることはまずないので、タカや鳥の話から観察機材、さらにはいろいろな観察経験などの情報交換なども出来ます。

 おしゃべりを楽しみながらタカの渡りを観察するにはこれからが良い季節だと言えそうです。タカ長観察地は男女、年齢不問ですからいつでもお出で下さい。いろいろな人たちとの話をするのが好きなメンバーが待っていますよ。

            

 止まり木に止まったノビタキです。と言ってもこれでは何も分かりませんね。これと言ったドラマのない一日だったので、このようなものしか撮れなかったのです。

            

 最後に秋らしくツルリンドウの花を紹介します。今朝観察地の裏山で撮りました。レンズはタムロンの18-270ミリズーム。望遠側でマクロ的に撮ったものです。

 今月は山歩きも再開して、いろいろな秋を撮るつもりでいます。乞ご期待、と言いたいところですが、本当はいい写真を撮る自信はありません。