武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

日本救助隊の限界。 グリーンピースの犯罪

2008年05月17日 | 国際外交の真実
中国
日本の救助隊が現地に入り活動を始めたが、何かはかばかしくない。
早、救出する状況は「限界」かという声も漏れてくる。
人数も当初の80人ではなく30人というのも少なすぎる。
これでは単なるジェスチャーだ。
ハイテク機器の駆使と言っても、母と乳児3人ほどが生き埋めになっている現場だという。データでは72時間経過すれば、救出しても生存率が2%台に落ち込むから、まさしく時間との勝負だった。
恐らく、日本の救助隊のイメージは、中国側が救いきれない、細かい部分での生存者探査、そして救出ということだったろう。
もちろん救出も大事だが、日本隊の少ない人数を考えた場合、負傷をした人達のための医療班チームの体制構築がより重要だ。
ただ、日本隊の団長が外務省の小泉崇、副団長は警察庁の高瀬初雄という官僚なのだが、あの太った顔は真実味が薄いからマイナスイメージだ。
意欲と技術に優れた顔を選ぶべきだったが、町村官房長官の力量ではないものねだりか。
それにしても重爆撃にでも遭ったような現地建物の倒壊は、尋常ではない。
そして一方では、中国国内で聖火リレーをやって騒いでいるのだから、どういう感覚なのだろう。
日本だったら、1千万人が被災し、5万人以上が死亡した大災害となれば、聖火リレーなど一時中止だろう。まだオリンピックまで3ヶ月もあるのだから、この災害が一段落した後にやればいいと思うのだが。
さらに、有名な中国人ニュースキャスターが、聖火リレー走者として走った後に「北京オリンピックを成功させよう」と声を張り上げていたが虚しい響きだった。

クジラ肉を乗組員が無断で持ち出した事件。
刑法のテスト問題になってしまった。
問題、「ある犯罪が行われたことを立証する証拠を押さえるために、別の罪を犯すことは許されるか」
グリーンピース・ジャパンが、15日に行った記者会見で、宅配便で送られた鯨肉を証拠として開示したが、それは西濃運輸の配送所から盗んで来た物だったという。 西濃側は青森・青森署に遺失物届を出していた。
4月15日、東京・大井埠頭から日新丸の船員が段ボール箱4個(計80キロ)の荷物を北海道函館の個人宅あてに発送依頼した。荷物は東京からトラックで運ばれ、翌16日朝、青森市の西濃青森支店に到着した。
段ボールは支店の配送品置き場に置かれていたが、函館行きのトラック便に積もうとした際、4個のうち1個が紛失していたという。
ところが、この犯人はグリーンピースで、青森市の西濃支店から箱を無断で取ったことをGP自身が認めた。GPの言い分は、「箱を開いて鯨肉を確認し、犯罪行為を確認した以上、元に戻すことは犯罪行為を助けることになる。私たちとしては正しいやり方だった」 と主張する。
しかし、GPのやった事は、住居不法侵入、窃盗だ。
正しくは、西濃側に犯罪の疑いがあることを通知し、物品を押さえ、警察に連絡し、証拠の保全をしなければならない。
また、乗組員が80Kgの鯨肉を水産庁の承認なしに取ったとすれば、これも窃盗である。常識的にも80Kgというのは多すぎる。
この調査捕鯨は水産庁の仕事であり、我々の税金が使われているのだ。
どちらも厳しく追求すべきだ。
(ムラマサ、一閃)

コメント
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