聖火リレー中止と共産主義

中国大地震
ついに中国は国内の聖火リレーを中止するという。
但し、今日から３日間だという。
阿鼻叫喚の地震絵巻を見ながら聖火リレーではあるまいが、よその国のことながら、この感覚は尋常ではないと本ページでは指摘していた。
本ページは、中国本国と日本にいる工作機関にマークされているのは知っている。
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昨日の田原のサンプロ。
日本共産党・志位委員長との話では、マルクス、エンゲルスまで持ち出しての資本主義に対する批判だった。
現在、格差社会における「新たな階級闘争が始まった」のではないか、貧困、投機、環境問題は資本主義によってもたらされた現代社会の悪弊になりつつあると志位は言い、派遣社員の常態化による貧困・格差を生み、過度な投機が巡りめぐって国民の生活を痛めつけていると。
しかし、田原は言う、「ソ連は崩壊し、中国の経済は資本主義である、どこもマルクスの共産主義ではない。それはなぜだ」と田原は核心を突くが、答えはなかった。
共産主義の最大の欠陥は、伝統的に無謬主義を前提にした「一党独裁」であり、「党官僚の支配」であり、それを維持する為の警察国家の確立であり、いかなる批判も許さないという権力の私物化だ。中身の欺瞞と腐敗を隠す為に、表向きはきれいに包装はする。真実を隠蔽するために虚偽を言い繕うことに長じる役人体質。そして独裁化する権力は次第に横柄になり、傲慢になり、やがて人民を弾圧することによって、一党独裁の延命を図ろうとする。
マルクスやエンゲルスは、農奴制資本主義を批判し、共産主義経済理論（資本論）は述べたが、民主主義制資本主義については考えも及ばなかった。
つまり、人間学については全く考察を及ぼさなかったというのが、共産主義の致命的な欠陥だろう。
（ムラマサ、鋭く一閃）