武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

福田総理の最期、 中国の陰謀

2008年05月03日 | 国際外交の真実
福田内閣支持率が、あっと言う間に20%に落ち込んだ。
ついこの前、25%にまで下がったかと驚いたが、またもや沈んだという昨日の朝日新聞の世論調査だ。
そして政党支持率でも民主が28%に対して自民は24%と逆転した。
30%を切れば危険水域であり、20%に沈めば死に体内閣になり、坊主でも呼ばねばなるまい。
これでますます衆議院解散は遠のいた。福田さんは7月の洞爺湖サミットまでは岩に歯を立ててもの気持ちだろうが、9月に始まる秋の臨時国会までには政権を投げ出すだろう。自分としては名誉の撤退を決め、あとは好きなようにやってくれ、「私は可哀想なくらい努力しましたから」くらいの捨てセリフは残して官邸を去るだろう。後詰めは、色々考えてみたが、漫画太郎の麻生しかいないと読む。彼が、江戸城無血開城を決めた、勝海舟の役回りを担うことになるのか。つまり、麻生グループと他の支持者100名ほどを引き連れて、民主との連立合同に走る動きはあるのか。それは、まさしく時代が大きく回転する拍子木と歯車の音になるかもしれない。
洋式に軍隊化した薩摩軍は黒、長州は白、土佐は赤の羽帽子を頭にかぶって、幕府軍と切り合ったが、徳川幕府の洋式化は榎本武揚のオランダ式海軍だけで、他はチョンマゲとハカマという幕府軍は、既に時代の流れに取り残された時代の残滓でしかなかったろう。
徳川幕府は長きに渡る澱みの中で濁りに濁り、人材は払底し、日本の舵を執る能力は既に無かった。
さて、江戸城に一番乗りで入城してきたのは、西郷隆盛率いる黒の羽帽子と三角帽の薩摩軍であったのは篤姫の大河ドラマと重なり興味深いが、今薩長は誰が担うのかここで言うまでもないだろう。

中国
愛国民族主義を子供の学校教育で叩き込み、同時にその敵役を日本と規定する反日教育が中国では普通のことだ。
一貫して本ページで批判してきたが、中国全土に存在し、さらにその設備を拡充させている「抗日博物館」は、徹底的に日本を「東洋鬼」として教え込む教育施設だ。
その中身は蝋人形をふんだんに使い、視覚的、扇情的に日本を徹底的に打ちのめしている。こういう施設拡充のために、我が日本の外務省と歴代政権は中国に年間1500億円ものODAを援助してきたのだ。
民族主義、これを声高に掲げ日本を排撃するのは中国と韓国。
民族主義は民主主義の普及を阻止する為の愛国主義運動になり、権力者の腐敗・不正を人民の目から隠すための愚民化政策になる。
日本は100点満点だというつもりはないし、また独善的に一人よがりを言うつもりも無いが、日本に対する国際的な評価は、国際ネットワークの調査でも、良好な国のトップクラスとして評価が高い。但し、それは外交レベルではなく、あくまでも民間レベルの話だ。逆に日本公館のアジアにおける評判はすこぶる悪い。
さて、7日に予定されている福田さんと胡錦濤さんの日中首脳会談で、アジア、アフリカなどの発展途上国への支援を日中共同で乗り出すことに合意するそうな。
なぜなら、中国は、その援助のやり方において諸外国から警戒され、国際的な批判が噴出しており、日本の協力がなければやっていけない現実にぶつかっている。
中国の本音は相手のことより中国の国益中心であり、具体的には資源確保、武器の売却、等々であるから、アジア・アフリカの国民レベルは険しい目で中国を見ている。
相手国の高官と政治家は賄賂にどっぷり浸っているから、中国を非難する術を知らない。
また、日中政治文書にはこのほか、日中間の「戦略的互恵関係」をさらに進展させると言い、技術交流という名の技術コピーと窃取、青少年の交流拡大という名の中国人移民化の推進などを盛り込むことにしているという。
今の、共産独裁主義の中国と組んで何をやろうとするのか。
お人好しの日本は利用されるだけだ。 ハートが無い中国人と何かやっても、最後は裏切られホゾを噛むことになる。
パンダの話をする暇があったら、中国の扇情的な抗日博物館の問題、そして学校教育における反日教育問題を、まず俎上に上げて議論しなければならない。
しかし、それを今の外務省、自民党、福田総理に言ってみたところで、大蛇に睨まれた雨カエル3匹みたいなものだ。
いよいよオロチ退治のヤマトタケルが待たれるが、いざ見参。
(ムラマサ、鈴のように鳴き始めた)
 
コメント
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