山歩き(登山・トレッキング)の楽しみ方にも いろいろ有るのだと思う。
ひたすら 登頂することが目的で 日本100名山、200名山、300名山等の登頂を達成されておられる方も多い。
登山路周辺に咲く多種多様な高山植物に会いたくて、山を訪れる方も多い。
本格的なカメラ・レンズを担ぎ上げ、満足いく山岳写真を撮る目的で 山に入る方もいらっしゃる。
いずれにしても、自分の足で一歩一歩登り詰めていき、登頂の達成感、至福感を味わい、また一歩一歩降りてくる過程が、人の生き方にも似たり等という方もおられる。登山家の岩崎元郎氏の造語に「人は心、山は哲」が有り、思い出される。
中高年になってから 家族で、夫婦で、仲間で 1年に1回、あるいは 1年に数回程度の山歩きをしてきた人間には 山を語る資格はとても無さそうだが 山行歴が少ない分、ひとつひとつの山行に対する思い、印象は、濃いように思っている。
外付けHDには、そんな山歩き(登山・トレッキング)の古い写真も ほとんどが残して有り、以前は 時々 引っ張りだして 「デジブック」等にして 自分自身で楽しんでいたが 今年3月31日に「デジブック」も廃止になってしまい、またまた日の目を見ることが無くなっている。
バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)やコンデジで撮った 拙劣写真ばかりであるが 写真を見ると あの日、あの場所の情景が蘇ってくる気がする。
雷鳥に出会った日、
古い写真を整理していて、
数少ない山行にも拘らず 幸運にも、雷鳥には 5回出会っていることが分かった。
雷鳥は
富士山を見慣れない人が 「アッ!富士山だ!」と叫ぶが如し、
思わず、声を抑えて 「アッ!雷鳥だ!」と言ってしまう程、
特別な鳥だと思っている類である。
参照 → 環境省ホームページ「ライチョウ」
1回目、
1989年の夏、白馬岳から小蓮華山に向かう途中、馬の背付近?
親子連れの雷鳥?、
バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)で撮った紙焼き写真をスキャナーで取り込んだもので分かりづらい。
2回目、
1997年の夏、劔岳、一服劔から前劔の途中?
3回目、
2000年の夏、五竜岳から唐松岳に向かう途中、大黒岳付近、
登山路にいた番らしき雷鳥、しばし立ち止まって観察、
足元の先2m位まで近づいてきて、逃げる様子もなく。
4回目、
2000年の夏、唐松岳から八方尾根を下る途中、丸山付近、
こちらも番らしき雷鳥、
5回目、
2014年の夏、八方尾根上部、丸山付近、
かなり激しい雨の中だったが 登山路から10m位離れた叢にいた番らしき雷鳥