今日も雨が降り続いており、かなり寒い。
本格的な梅雨に入ってしまったような感有りだ。
キョウヨウ無し、キョウイク無し、
今日も 家籠りになりそうだ。
つい先日、高級紳士服「ダーバン」等のブランドを展開していた 創業110年を超える名門企業、アパレルメーカーの「レナウン」が 東京地方裁判所に民事再生手続きを申請したニュースが報じられ、衝撃を受けたばかりだが、高級アパレルとは無縁の爺さん、「レナウン」という響きから さっと頭に浮かんでくるものが 二つ有る。
一つは 亡き母親がまだ少女の頃(昭和10年頃だったのだろうか)、縫製業の知り合いの紹介で 銀座?の「レナウン」に 一時通っていたらしく(今で言う アルバイト的なものだったのだろう、子供だったため ミシンは使わせてもらえず、多分 お茶汲みとか、掃除とか使い走りとか・・だったのだと思われるが)、当時としては 最先端のかっこいいお兄さん、お姉さんたちに囲まれて、可愛がられて過ごした期間が、生い立ちからずっと恵まれなかった人生の中の 唯一、最も華やいだものだったのだろう・・、毎度 繰り返し、繰り返し、話していたことである。
もう一つは 昭和40年代だったろうか、白黒テレビで 当時 隆盛を極めていたのだろう、レナウンのCM「ワンサカ娘」が 盛んに流されていた記憶である。多分 「ワンサカ娘」は いろんな歌手が歌っていたのだと思うが 当時 大人気だったシルヴィ・ヴァルタンが印象に残っている。
レナウンのCM「ワンサカ娘」・シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)
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シルビヴィ・ヴァルタンと言えば 「アイドルを探せ」
今更になってネットで調べてみると、
「アイドルを探せ」は フランス語名「La phus belle pour aller danser」(ダンスに行くのに一番きれいに)の 日本の題名。シャルル・アズナヴォール作詞、ジョルジュ・ガルヴァレンツ作曲で、シルヴィ・ヴァルタン、ミレーヌ・ドモンジョ、シャルル・アズナヴォール、ジョリー・アリデイ等 当時のフランスの ロック、アイドル・スターが続々出演した1963年(昭和38年)に公開のフランス映画「アイドルを探せ」の主題曲だった。「今晩はきれいにして彼氏の心を捉えたい」という若い女性の心理を軽快なポップス調で歌った曲である。
シルヴィ・ヴァルタンは 1965年(昭和40年)に初来日後 つい最近まで十数回来日し各地で公演し 今もなお人気博している歌手だが、あの当時の愛くるしさには 若者は皆 イカレていたような気がする。
「アイドルを探せ(La phus belle pour aller danser)」・シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)
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