7年前、「gooブログ」に引っ越してくる前、「OCNブログ人」時代、
2014年6月22日に書き込んでいた記事を、コピペ、リメイク(再編集)
「お父さんはお人好し」(再)
M男が、小学校高学年から中学生の頃の話である。ラジオしか無かった時代、しかも、電波状態が極めて悪く、NHKラジオ第1放送1局が、雑音混じりで辛うじて入るような、北陸の山村で暮らしていたが、夕食後の団欒の時間帯、家族全員、茶箪笥の上に鎮座?していた、そんな中古ラジオに耳を傾けていたものだ。例えば、当時、「お父さんはお人好し」という、ラジオ放送劇が有った。後年になって分かったことだか、昭和29年に放送開始され、10年以上続いた番組だったようだ。多分、今、その番組を懐かしく思い出せる人の数は、かなり少なくなってしまっているのではないかと思っている。
花菱アチャコと浪速千栄子が演ずる夫婦と、12人の子供達等が繰り広げる、ドタバタ喜劇だったと思うが、当時は大変人気が有った番組だった。今で言う関西発ラジオ番組だったのだろう。
毎回、たわいのない出来事で大騒ぎする内容だったが、番組のエンディングに、アチャコの決め台詞、「もー、むちゃくちゃでござりまするがな・・・」が有り、未だに、その声が耳にこびりついている。
「お父さんはお人好し」は、毎週月曜日の午後8時から8時30分に放送されていた番組だったが、やはり、同じ月曜日の午後7時30分から8時には、「三つの歌(司会=宮田輝)」という、聴取者参加番組も有って、通しで聞くことを常としていた気がする。
また、午後6時30分から7時には、「一丁目一番地」というラジオ放送劇も有ったり、午後8時30分から9時台には、「とんち教室」、「私は誰でしょう」等という、バラエティー番組やクイズ番組も有ったり、記憶曖昧だが、「今週の明星」とか、落語、漫才、漫談、浪曲等寄席物も有って、毎夜、なにかしらの番組を聴いていたのだと思う。「夜は、家族で、ラジオ」という暮らしだったのだ。今からわずか60~70年前の話であるが、隔世の感有りである。
懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「チャンバラごっこ、ニワトリに餌やり」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。
私は昭和44年結婚した頃から日記を書いていて途中から10年日記になり読み返すと面白いですね。
それは、凄ーい、ですね。ソラさんの半世紀の記録、物語が出来そう?。
「とんち教室」、覚えておられましたか。
青木先生(アナウンサー)が、出席をとる時の「イシグロケイシチさーん」「ナガサキバッテンさーん」「シュンプウテイリュウキョウさーん」の声が、未だに焼き付いています。コメントいただき有難うございます。