たけじいの気まぐれブログ

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古い写真から蘇る思い出の山旅・その34(3)

2023年08月07日 15時19分01秒 | 山歩記

今から11年前、2012月8月に、
多少でも山歩きをした夫婦の、長年の念願だった「白山」を訪れたことが有ったが、
その山旅の記憶と記録。


古い写真から蘇る思い出の山旅・その34
「白山」
(3)白山主峰御前峰山頂お日の出→お池めぐり


2日目、午前4時、室堂に、「ドーン!、ドーン!、ドーン!」、太鼓の音が響き渡る。
白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)奥宮の、「お日の出を行います」の合図である。
白山では、「ご来光」のことを「お日の出」と言うそうで、その時初めて知ったものだが、
いかにも信仰の山、白山、それまでの山行のご来光では経験したことのない雰囲気に、興奮を覚えたものだった。
3時30分頃には起床、準備OKしており、太鼓の音に合わせて、4時頃、室堂ビジターセンター・御前荘を出発したようだ。山頂に向かう灯りが点々と鎖のように連なっており・・、

         高天ヶ原

 

4時45分頃(「お日の出」の約15分前)、白山の主峰 御前峰(標高2,702m)山頂に到着。
突然、白装束の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)の神職が現れ、大岩の上に立ち、
朗々と、「お日の出の解説」、御嶽、乗鞍、穂高連峰、槍、薬師、立山、劔等々、
360℃大展望の「山々の説明」を開始、
全く予期しておらず、びっくりしたものだが、
さらに、
「太陽が昇ったら万歳三唱をします。私が合図をしますので、フライングをしないで下さい!」と
笑いを誘う。

雲海に浮かぶ穂高連峰等北アルプスのシルエット、
槍ヶ岳の横から太陽が顔を出し始め・・・、

 

じょじょに、太陽が昇り始め、居合わせた皆が息を詰めて見つめ、
完全に太陽が顔を出したところで、神職、
「さぁいたしますよ。バンザーイ!、バンザーイ!、バンザーイ!」、
全員で「バンザーイ!、バンザーイ!、バンザーイ!」、拍手。

 

南方には、御嶽も雲海に浮かび・・・、
毎度のこと、雲海の上で迎えるご来光は、
人を、敬虔な気持ちにさせる。

 

富山湾方面

    北方、                  南方

 

眼下に 室堂平・室堂ビジターセンター

「お日の出」後の、白山比咩神社奥宮            西方には
 神職による「日供祭」                 巨大レンズ雲が・・、

 

白山の主峰御前峰山頂で、「お日の出」と大展望を堪能後、
白山山頂に点在する火口湖をめぐる、「お池めぐりコース」へ・・、

振り返り仰ぐ、御前峰山頂

 

翠ヶ池

      イワツメグサ               チングルマ花柱

 

 

 

加賀平野と日本海
深田久弥の生家が有った地は、どの辺りなのだろう?

  ミヤマダイモンジソウ            ヨツバシオガマ

 

       チングルマの花柱

 

     コケモモ            オオヒョウタンボク

 

別山

チングルマの花柱

 

君の名は?

 

 

7時頃、室堂ビジターセンター・御前荘に戻り着いたようだ。

 

山頂お池めぐりコース
室堂ビジターセンター→高天ケ原→御前峰山頂(標高2,702m)→
(お池めぐり)→油ケ池→紺屋ケ池→翠ケ池→千蛇ケ池→室堂ビジターセンター 
(標準歩行所要時間=約2時間)

遅い朝食は、セルフサービス、出発準備をし、しばし、周辺を散策。
午前8時30分頃、室堂を出発、名残りを惜しみつつ、下山に掛かったのだった。

(つづく)


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